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【渋谷】“100年に一度”の大改造!大規模再開発で渋谷はまだまだ進化する

 
「渋谷」駅前

「渋谷ヒカリエ」、「渋谷ストリーム」、「渋谷スクランブルスクエア」など、近年「渋谷」駅周辺では大規模再開発事業が次々と完成を迎え、街の景色は激変しました。

そして現在もなお、渋谷はその歩みを止めることなく進化のまっただなかにあり、新たな再開発事業による今後の街のさらなる変化に期待が集まっています。

 

ヒカリエ開業を皮切りにスタートした、渋谷の大改造
「渋谷」駅前の様子「渋谷」駅前の様子

再開発の先陣を切るように、2012(平成24)年に「渋谷ヒカリエ」がオープン、ショッピング施設「ShinQs(シンクス)」や「東急シアターオーブ」、「ヒカリエホール」などの文化施設が誕生しました。2013(平成25)年には東急東横線の「渋谷」駅が地下化され、「渋谷ヒカリエ」と連絡通路で結ばれています。

同時に東急東横線と東京メトロ副都心線との直通運転が開始され、「渋谷」駅は「横浜」駅方面から「池袋」駅を経て、東武東上線の「川越」駅や西武池袋線の「所沢」駅方面へ走る電車の拠点に進化しました。

地下化により使われなくなった旧東急東横線「渋谷」駅ホームおよび線路跡地でも再開発事業が行われ、2018(平成30)年9月、オフィス・商業施設・ホテル・ホールなどが入る「渋谷ストリーム」が開業しました。

ビルの周囲にはイベントにも利用できる2つの広場が設けられたほか、隣接する「渋谷川」の水の流れを再生するとともに川沿いには遊歩道も整備され、渋谷周辺では希少といえる憩いの水辺空間が誕生しています。

 

2019年には新しいショッピング・カルチャースポットが続々と誕生
渋谷区役所渋谷区役所

2019(令和元)年秋には駅西口の「東急プラザ渋谷」跡地に、複合ビル「渋谷フクラス」が竣工しました。ビル内には生まれ変わった「東急プラザ渋谷」をはじめ、クリエイティブ・コンテンツ産業や外国企業向けのオフィス、さらには空港リムジンバスの発着場や観光支援施設なども整備され、ビジネスや観光の拠点としてもにぎわいを見せています。

同じく2019(令和元)年の11月、駅の直上に「渋谷スクランブルスクエア(第I期・東棟)」も開業しました。地上47階建て、高さ約230mという渋谷一の高さを誇るこのビルは、高層部にハイグレードオフィス、中層部に共創施設、中低層部に大規模商業施設が整備され、中でも渋谷の街や東京都心の風景、遠くは富士山までパノラマビューが楽しめる展望施設「SHIBUYA SKY」は新たな人気スポットとなっています。

長年にわたって渋谷の発展の一端を担ってきた「渋谷パルコ」も、2019(令和元)年秋、約3年間に及ぶ建て替え工事を完了して地上19階建ての高層ビルに生まれ変わりました。

従来の「ファッション」、「アート&カルチャー」、「エンタテインメント」に、時代感を捉えた「フード」、「テクノロジー」を加えた5つの要素で構成され、スペイン坂から10階まで立体街路が建物外周に沿うようにらせん状に続く建築デザインも特徴的です。

さらに、「渋谷区役所」と「渋谷公会堂」の建て替えも完了してより機能的で使いやすくなるなど、2019年は「渋谷」駅周辺の各地で目に見える大きな変化が相次いだ一年となりました。

 

現在も「渋谷駅桜丘口地区」をはじめ複数のプロジェクトが進行中
まだまだ再開発が続く「渋谷」駅前まだまだ再開発が続く「渋谷」駅前

次に完成が待ち望まれるのが、駅の南西部で進行中の「渋谷駅桜丘口地区」の再開発です。敷地全体が3つの街区に分けられ、地上39階・地下4階建てのA棟、地上29階・地下2階建てのB棟、地上4階建てのC棟が建設されます。

オフィス・商業施設・住宅に加え、国際医療施設やサービスアパートメント、起業支援施設、子育て支援施設、さらに教会も整備される予定で、2023(令和5)年度の竣工を予定しています。

「渋谷ヒカリエ」の隣接地では、「渋谷二丁目17地区」再開発プロジェクトが進行中です。2024(令和6)年度の竣工・開業を目指して、商業施設やハイグレードオフィスからなる地上23階・地下4階建ての複合ビルの建設工事が進んでおり、渋谷~青山エリアをつなぐ新たなネットワークの形成および「渋谷」駅東口エリアの活性化が期待されています。

さらに、2019年にI期として「東棟」がオープンした「渋谷スクランブルスクエア」では、第II期として、JR「渋谷」駅の直上に地上10階・地下2階建ての「中央棟」、および東急百貨店東横店の跡地周辺に地上13階・地下5階建ての「西棟」が建設される予定です(2027(令和9)年度開業予定)。商業施設の面積は東棟と合わせると約72,000平方メートルにもなる予定で、一大ショッピングゾーンの誕生に期待がかかります。

今回の渋谷の一連の再開発では、施設周辺に「アーバン・コア」が整備されているのが特徴です。「アーバン・コア」とは、エレベーターやエスカレーターにより多層な都市基盤を上下に結び、地下やデッキから地上に人々を誘導する、街に開かれた縦軸空間のことです。

渋谷は駅周辺が「谷」のような地形となっているため、これまで「縦移動」に労力がかかるという課題がありましたが、この「アーバン・コア」によって縦移動をよりスムーズにすることで街の回遊性を高める狙いがあります。「渋谷」駅で電車を乗り換える人々、電車からバスやタクシーへ乗り換える人々、「渋谷」駅から周辺エリアに向かう人々にとっても利便性が向上するでしょう。

先進的な再開発により変貌を遂げてきた渋谷は、今後もさらに魅力が増すことが確実で、その将来の発展が大いに期待されています。

掲載日
2022/09/30

本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。

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