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【豊中】にぎやかな商店街、閑静な高級住宅地と多彩な顔を持つ豊中エリアの歴史

 
豊中市役所豊中市役所

大阪市北摂エリアの高級住宅地として知られる豊中。この街は「能勢妙見山」につづく能勢街道沿いの集落として発展しました。鉄道の開通後は住宅地の開発が進められ、ベッドタウンとして人気を集めるとともに、各駅周辺では商店街が栄え、ショッピングの中心地という機能も果たすようになります。豊中市は高校スポーツ発祥の地としても知られ、現在も当時の面影を感じられるスポットが点在しています。

 

「能勢妙見山」につづく能勢街道沿いの街として発展
妙見堂

豊中市周辺には、先史時代の遺跡や桜塚をはじめとした古墳が多く、古くから人々の営みが行われてきたことが伺えます。「原田神社」の旧境内からは銅鐸が見つかっており、この付近は地域の中心地として栄えていたと考えられています。この「原田神社」は4~5世紀ごろに創建されたと伝えられおり、684(白鳳12)年には神宝や神鏡を奉納したことから、皇族や武家の信仰を集めたといいます。現在も、境内には1652(慶安5)年の建築とされる本殿をはじめ、歴史的な建造物が残っています。

現在の豊中市周辺は大化の改新により、摂津国豊島郡の一部とされ、条里制が施行されました。条里の跡は今も街区割りなどに残っています。古代末期から中世にかけては、椋橋荘、利倉荘、六車御稲田などの荘園が誕生しました。これらの荘園はその後、藤原氏の私領となっています。

また、豊中市周辺はこの地域で篤い信仰を集めた「能勢妙見山」へ続く能勢街道沿いの集落としてもにぎわいました。

 

●明治時代末期に鉄道が開通、駅周辺に商店街が誕生
豊中周辺比較

1889(明治22)年4月に地方自治制が施行された際に、摂津国豊島郡新免村、南轟木村、山ノ上村、桜塚村、岡町村の5か村が合併して豊島郡豊中村となりました。この時、豊中という地名も誕生し、この付近が豊島郡の中央にあたることから名付けられたと伝えられています。1896(明治29)年4月に豊島郡と能勢郡が合併し豊能郡になったことから、豊中村も豊能郡豊中村となりました。

1910(明治43)年に箕面有馬電気軌道(現・阪急電鉄宝塚線)の「梅田」駅から「宝塚」間が開通し、1913(大正2)年には「豊中」駅も開業しました。今の豊中市から大阪へ向かう交通の主流は能勢街道から鉄道に移ったこともあり、1930(昭和5)年には「豊中」駅前に「阪急豊中市場」が開設されます。さらに「阪急豊中市場」周辺に商店が集まり、やがて商店街が形成され、商業の拠点として発展を遂げました。

現在も「豊中駅」周辺には「豊中駅前一番街」や「豊中銀座商店街」、「豊中駅前商店会」などいくつもの商店街が集まります。活気あふれる街並みには、食料品や惣菜、雑貨などを扱う店のほか、老舗の店から新進気鋭の店まで多彩なグルメの店も集まり、買い物客の姿が途切れることはありません。

 

大阪近郊の高級住宅地として人気を集め、高校スポーツの聖地「豊中グラウンド」も誕生
高校野球発祥の地記念公園高校野球発祥の地記念公園

大阪市に近く、丘陵地帯が広がっていた現在の豊中市周辺は、大正時代から住宅地に適した場所として注目され、大規模な宅地開発が行われました。1914(大正3)年には箕面有馬電気軌道による「豊中住宅地」が完成、1920(大正9)年には岡町住宅経営会社による「新屋敷」の住宅地も誕生しています。

交通アクセスの利便性に恵まれ、住環境も良い豊中の住宅地は人気を集め、人口は急速に増加します。1927(昭和2)年には、豊中村が町制を施行し豊能郡豊中町になりました。1936(昭和11)年には豊能郡豊中町と麻田村、桜井谷村、熊野田村が合併し、大阪府下で4番目となる市制を施行し、豊中市となっています。豊中市は戦後も大阪市中心部に通勤しやすいベッドタウンとして注目を集め、今も高級住宅地として高い人気を維持しています。

また、豊中市は高校スポーツ発祥の地としても知られています。1913(大正2)年、箕面有馬電気軌道は現在の豊中市玉井町に「豊中グラウンド」を造りました。1915(大正4)年にはこの「豊中グラウンド」で第1回全国中等学校優勝野球大会が開催されることになりました。これが現在の全国高等学校野球選手権大会の前身です。この大会には多くの観客が集まり、観客席に収容しきれなくなったため、第3回大会からは「兵庫県鳴尾球場」で行われることになりました。さらに、1924(大正13)年の第10回大会からは「阪神甲子園球場」で開催されることになり、以後、甲子園が高校野球の象徴になりました。

「豊中グラウンド」の跡地には1988(昭和63)年に「高校野球メモリアルパーク」が開設され、2017(平成29)年には「高校野球発祥の地記念公園」としてリニューアルされています。ここには第1回大会の始球式のレリーフなどが設けられ、当時の面影を偲ぶことができます。また、現在も1996年(平成8)年に全面改装された「豊中ローズ球場」で高校野球の予選の試合が行われるなど、豊中市に高校スポーツの伝統が受け継がれています。

掲載日
2018/03/22

本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。

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