1960年代に開発がスタートした「千里ニュータウン」は、近年はマンションの建て替えなどの再開発も行われ、住みやすい住宅街となっています。エリア内には府内最大級の公園である「万博記念公園」や、「日本の都市公園100選」と「日本の歴史公園100選」にも選ばれた「服部緑地」などの大公園が整備され、住宅地には小さな公園が多数計画的に配置されています。また、エリアの北側、箕面市には箕面滝で知られる清流のせせらぎが豊かな「箕面公園」など緑豊かなスポットもあります。

住環境と利便性の良さから、この街は高い人気を集めており、特にエリアの中心である「千里中央」駅周辺は、関西圏の「住みたい街ランキング」で常に上位をキープしています。

大阪の大動脈であるOsaka Metro御堂筋線と相互乗り入れする北大阪急行線をはじめ、千里・北摂エリアには多くの鉄道路線が走り、交通アクセスは関西圏でも有数の利便性を誇ります。このエリアの中心である北大阪急行線「千里中央」駅からは、Osaka Metro御堂筋線「新大阪」駅へ約14分、「梅田」駅へ約21分、「なんば」駅へ約31分でダイレクトアクセス可能です。北大阪急行線は2024年3月に「千里中央」駅から北へ2駅延伸され、このエリアの利便性は今後もますます向上すると期待されています。

また、「千里中央」駅から大阪モノレールに乗れば「大阪空港」駅まで約13分でダイレクトアクセスでき、「大阪国際空港（伊丹空港）」への移動もスムーズです。

さらに、エリア内には名神高速道路や中国自動車道、阪神高速池田線などの高速道路が通っているため、クルマの利用も便利なエリアとなっています。千里ニュータウンと梅田を結ぶ新御堂筋は一般道にも関わらず全線で高架化され、信号のない高速道路のような道路となっており、大阪中心部へのアクセスに便利です。

緑豊かな丘陵地に位置する千里・北摂エリアには、落ち着いた環境を求めた教育機関が集まっており、大阪有数の文教エリアとなっています。

エリア内には「大阪大学」の豊中・吹田・箕面の３キャンパスが点在しており、吹田キャンパス内には高度な医療を提供する「大阪大学医学部附属病院」もあります。また、阪急千里線の「関大前」駅近くには「関西大学 千里山キャンパス」もあり、駅周辺は学生街のような雰囲気になっています。

ほかにも「金蘭千里中学校・高等学校」「履正社学園豊中中学校・履正社高等学校」「関西大学第一中学校・高等学校」などの中高一貫校が多数あり、高い教育レベルを誇っています。

1960年代の開発から60年以上を経て、まだまだ進化を続ける千里・北摂エリア。今後も人気のエリアとして注目を集めそうです。