第10回住宅購入に関する意識調査アンケート

調査期間:2016年1月7日(木)~1月14日(木)
調査対象:ノムコム会員(住宅購入検討者)

不動産の買い時感について

Q1今、不動産は買い時だと思いますか。

「買い時だと思う」「どちらかと言えば買い時だと思う」を合わせた41.3%が「買い時」と回答し、前回調査(2015年7月)と比べると4.9ポイント減少した。
不動産は買い時だと思う 41.3%
居住地別の回答結果を見ると、埼玉県、千葉県においては「買い時だと思う」「どちらかと言えば買い時だと思う」を合わせた約5割の方が「買い時」と回答している。

「買い時だと思う」「どちらかと言えば買い時だと思う」と回答した方(41.3%)に対して

Q1-1買い時だと思う理由はなんですか。(3つまで)

買い時だと思う理由については、「住宅ローンの金利が低水準」が最も多く69.1%(前回比4.7ポイント増加)、「今後、10%への消費税の引き上げが予定されている」51.5%(前回比11.3ポイント増加)、「不動産価格が落ち着いている(割安感がある)」33.1%(前回比17.2ポイント増加)と続く。

不動産の価格について

Q2今後、不動産の価格はどうなると思いますか。

今後の不動産の価格については、「上がると思う」が33.4%となり前回比で6.2ポイント減少。
「横ばいで推移すると思う」が28.5%で前回比1.6ポイント増加、「下がると思う」が24.3%で前回比5.4ポイント増加。
不動産の価格は上がると思う 33.4%、不動産価格は横ばいで推移すると思う 28.5%、不動産価格は下がると思う 24.3%

回答理由(フリーコメント) ※一部抜粋

上がると思う理由

・東京オリンピックまでは地価が上昇する
・資材価格、建築人件費が上昇している
・消費税増税前の駆け込み需要がある
・外国人投資家の購入需要が今後も高まるから

横ばいで推移すると思う理由

・不動産価格が高くなりすぎて、これ以上価格が上がるとは考えにくいから
・地域により価格の変動があり、全体的には横ばい

下がると思う理由

・海外投資家からの需要が鈍ってきたから
・今の価格は高すぎる。このあたりで下がりだすと思う
・人口減少による需要の減少

住宅ローン金利について

Q3住宅ローン金利は今後どうなると思いますか。

住宅ローン金利については、「金利は上がると思う」が32.8%で、前回比7.4ポイント減少した。 「ほとんど変わらないと思う」は50.2%で、前回比8.1ポイント増加。
住宅ローン金利の今後は・・・ 「上がると思う」 32.8% 「ほとんど変わらないと思う」 50.2%

Q4住宅ローンを借りるとしたら、どの金利タイプを選びますか。

住宅ローン金利のタイプについては、「変動金利」が30.4%で調査開始以来、初めて30%を超えた。続いて「固定期間選択金利」が28.1%、「全期間固定金利」が23.9%となった。
金利タイプの説明
変動金利

金利動向に合わせて返済途中に金利が変動するタイプ。
半年に1回金利が見直される。

固定期間選択金利

返済期間中の一定期間のみの金利が固定されるタイプ。
3年固定、5年固定、10年固定などがある。

全期間固定金利

全返済期間の金利が最初に決まっているタイプ。

不動産の売り時感について

Q5マンションくい打ち工事のデータ改ざん問題により、住宅購入への影響を受けましたか。

マンション杭打ち工事のデータ改ざん問題の住宅購入への影響については、「影響を受けた」が35.3%、「影響を受けなかった」が49.4%となった。
影響を受けなかった 49.4%

「影響を受けた」と回答した方(35.3%)に対して

Q5-1どのような影響を受けますか。

マンション杭打ち工事のデータ改ざん問題により住宅購入に受けた影響については「建物の構造や基礎の部分のつくりを気にするようになった」が64.9%、「分譲時の売主や施工会社を重視するようになった」が57.6%、「当面様子を見ることにした」が33.9%と続く。

リフォームの以降やこだわりたいポイントについて

Q6中古住宅を購入する際は、購入時にリフォームすることを考えていますか。

中古住宅を購入する際の購入時のリフォームについては「リフォームすることを考えている」が74.3%、「リフォームすることを考えていない」が25.7%となった。
リフォームすることを考えている 74.3%

Q7住宅を購入した場合、その後の住みかえ意向はありますか。

住宅を購入した場合のその後の住みかえ意向については、「ライフステージに合わせて、住みかえを検討したい」が52.4%「購入した物件に永住するつもり」が43.6%となった。
ライフステージに合わせて、住みかえをしたい 52.4%

回答者のプロファイル

  • 年齢
  • 性別
  • 家族構成
  • 現在の居住形態

回答者の購入希望物件

  • 購入希望の物件種別
  • 新築・中古の希望

調査概要

調査時期 : 2016年1月7日(木)~1月14日(木) 有効回答数: 1,421人
調査対象 : 不動産情報サイト「ノムコム」会員 調査方法: インターネット上でのアンケート回答

※本アンケートを転載したい、複写したい等、ご利用に関するお問い合わせは、野村不動産ソリューションズ経営企画室へお願いします。

この調査はニュースリリースでもご覧いただけます。(PDFファイル)