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【小金井】家族の「ホームタウン」を見つけた人
  • 夫婦それぞれが自営業、住まいは公園の近くに
  • 子ども2人の4人家族
  • 職住近接で電車にあまり乗らない

住み始める前から運命的な出会いが

15年前に飲食店経営の勉強をしたくて会社に入り、その社長と、後の夫と3人でおむすび屋さんを出店したのが、小金井市でした。

中央線と京王線を中心に出店するエリアを検討していて、すでに別の物件に決まりかけていた時に「最後にちょっとだけ」と入った武蔵小金井の不動産屋さんに元漢方薬局の物件を紹介されて、内見した途端「ここにします」と決めました。他のエリアで散々市場調査をしていたのに、いざとなると即決でした(笑)。

私自身は出店を機にこのあたりへ移り住んで、それ以来ずっと小金井在住です。店は私が体調を崩したこともあって閉めたのですが、その後、夫と結婚した時も新居は武蔵小金井駅の近くでした。

そのうち私も夫も独立して「電車に乗る必要ないし、駅近じゃなくていいね」、「子どももいるし、公園に近い方がいいよね」ということで、今のところに引っ越しました。

この街はライフスタイルの中に「公園」がある

小金井はライフスタイルの中に「公園」があるんです。北側には江戸東京たてもの園も敷地内にある「小金井公園」、南側には自然の姿を多く残す「武蔵野公園」があります。公園が好きでその周りに住む方も結構多くて、生活の中に組み込まれているのが素敵だなと思うんです。

小川があり、小山があり、四季を感じられる木々や花があり。そして公園を利用している方々がそれぞれの時間や楽しみ方をしているところが本当に好きです。

ピクニックを楽しんだり、わんちゃんの散歩やジョギング、サッカーの練習、川遊びをしていたりして、その地域の空気感を感じられるような気がします。

初代の組合長を務めたイベント「はけのおいしい朝市」も、この素敵な場所を知ってもらいたくてスタートしました。近くの珈琲屋さんとお花屋さんに、「公園の朝の時間、とても良くないですか。何かやりたいですよね」と相談したら、だんだん話が盛り上がり、仲間が集まってきました。

教育意識は高いけれど、フラットな街でもある

もともと、おむすび屋のお客さんは家族連れが多かったんです。そこで子ども向けのイベントとして料理教室を開いたら、すぐに予約が埋まるようになり、参加した子どもたちも楽しそうでした。

その頃から、いつか子どものための料理教室をやりたいなと思っていました。「もぐもぐ子ども調理室」として実現した今は楽しいです。飽きないですね。いろんな子がいていろんなリアクションがある。逆に私が子どもに毎日遊んでもらいながら学んでいる感じがします。

料理は総合学習なんですよね。実は算数や言葉の知識も必要で、盛り付けはそれこそ美術の要素があります。段取りして実行して、というところはプログラミングにも通じますよね。

子どもたちの「『料理をしてみたい』という気持ちに応えたい」のが一番ではあるけれど、楽しさとおいしさをきっかけに自然と「料理をやっていたから、これも理解できた」となるといいなと思っています。

この事業がどこでもやれるとは限らない、そういう意味では小金井はやっぱり教育意識の高い街だと思いますし、街は大事だと実感しますね。

ファミリー層が多いのもそうですし、公立中学校でもわざわざその学校に入りたくて学区内へ引っ越してくるご家族もいるぐらいなんです。大学も多いですし。

それでいて、通勤している人も店をやる人も、フリーランスの人もいるバランスの良い街でもあります。だからお互いのことをとやかく言わず、「私は私、あなたはあなた」といういい距離感があると感じます。

そういう意味ではフラットな街で、本当に住みやすいですね。「小金井は市内から市内への引越しがすごく多い街だ」という話も聞きますし。

JR武蔵小金井駅

この10年で住みやすさが一気に増した

昔は“開かずの踏切”があったりして不便なところもありましたけど、11年前ぐらいに高架化して、そこから一気に街の雰囲気が変わりましたね。駅前に高層マンションができてファミリー層も増えて、買い物にも困らないし、住みやすいですよね。

「都心まで30分で行ける」圏内ではあるのですが、ここで事足りるので都心へ行くことも減りました。子どももいるし、出かけるのも電車より車が多くなりました。それから自転車も増えましたね。夫婦ともサッカーが好きなので、味の素スタジアムへ自転車で応援に行っています(笑)。

小金井は街のサイズ感が絶妙で、しようと思えば自転車で一周できるぐらいなんです。だから、お互いを知りやすいし、つながりを作ったり活動したりしやすいと感じています。

今はこの街がどこよりも落ち着く場所

小金井は落ち着くんです。以前はずっと都心に通っていたし、今も嫌いじゃないんですけど、都心へ行くとやっぱり「小金井に帰りたいな」と思います。育った地元も都会ではないのですが、むしろ小金井の方が自然で、実家というか“田舎”に近い感覚です。

いずれ小金井にマイホームを持つのが夢ですね。家族の友達が来てくれて、料理が出てきて、おしゃべりして食事して、というのんびりした休日を過ごしたいです。

PROFILE
潮田 彩さん 神奈川県生まれ。30代。アヤキッチン合同会社代表。
親子・子どもが楽しめる料理教室「もぐもぐ子ども調理室」を経営、小金井の店が集まる“はけいち”こと「はけのおいしい朝市」初代組合長も務める、この街が大好きな人。

ウシオダヒロアキさん 茨城県生まれ。40代。イラストレーター。
手描きによるポップなアウトドアスタイルアートや、アートブランド「POPFIRE」を中心に制作。高校時代はサッカー部で、今もサッカー観戦が大好きな人。

家族構成:夫婦+子ども2人 居住年数:15年
掲載日 2021/04/06
※本記事は、(株)artLarge が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。
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小金井センター
0120-757-103
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定休日 : 火曜日・水曜日

〒184-0004
小金井市本町1丁目9番10号
プラウド武蔵小金井マークス1階
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子どもたちに体感してほしい「食器のデザイン」

「ヨシタ手工業デザイン室」デザイナーの吉田守孝さんは、私たちの出していたおむすび屋の近くに家を建てられました。その時、上棟式にお赤飯や豚汁をご注文いただいて以来のお付き合いですね。

大学でインテリアを勉強していたので、吉田さんがあの柳宗理のデザイン事務所にいた人で「柳宗理のキッチンツールやテーブルウェア」のデザインに関わっていたと知った時は衝撃でした!奥様も民藝に詳しく、実際にお家に伺ったり、デザインについて話を聞いたりする中で「丁寧に暮らす」ということを直接感じました。

調理教室でも「ヨシタ手工業デザイン室」さんのトリップウェアというシリーズの食器を使わせてもらっていますが、どんな料理にも合わせやすいし、食べやすいんですよ。

例えば、ヘリが少し上がっているんですけど、子どもたちが最後のひと口をすくい取ろうとするときに、その少し上がっているところがあるかないかで全然違うんです。

子どもたちにこの食器について説明することはあまりないけれど、感覚を養うためにもいいデザインのもの、考えて作られているものを使ってほしいと思っています。小金井でこんなに素敵なデザインの食器が生まれているというのも、覚えていてほしいですね。

ヨシタ手工業デザイン室

所在地:東京都小金井市緑町5丁目4-24-113
電話番号:042-403-8683

「手で触れ五感に感じることを大切にしたい」、「手を動かし道具や素材との対話から気づき着想したい」という思いから手工業と名づけられたデザイン室。デザイナーの吉田守孝氏は「柳宗理デザイン」シリーズのキッチンウェア製品デザイン、テーブルウェアの復刻製品化などに携わる。