西葛西は子育て世代が暮らしやすい街

7年前、転勤で関西から関東方面へ戻ることになり、交通の便が良くて子育てしやすい街ということで西葛西に住み始めました。

江戸川区は子育てをサポートする制度がとても充実しています。例えば「すくすくスクール 」という江戸川区独自の学童保育制度があります。月額料金を払ってきちんと出欠確認を取るいわゆる「学童クラブ」と併せて無料で自由参加でき、放課後や、土曜日には朝8：30から17：00まで学校の校庭などでどの子も一緒に遊べるんです。

我が家の子どもたちは「すくすくスクール」をよく利用していますが、私の仕事の都合などに合わせて、この日は午前中だけ、別の日は放課後5時までなどと自由に使えるので助かっています。年間500円でケガをした・させた、熱中症などになったというときに補償が受けられる「すくすくスクール補償制度」もあるので安心です。

幼活・保活では幼稚園を選んだのですが、江戸川区は私立幼稚園に通わせる保護者への補助金がとても充実していますし、スクールバスを出している園が多いんです。だから近所の子ども同士でも、それぞれに合った違う幼稚園に通っていることは珍しくありませんでした。

7歳の長女と4歳の次女は、地域のコミュニティセンターで開催されているフラダンスのサークルに入っています。大人から子どもまでいろいろな世代の方が所属していて、一緒に楽しんで踊っています。葛西臨海公園のフラダンスのイベントに出演したこともあります。

子育てのためにも車は手放せない

実は、西葛西を選んだ理由のひとつが「車を持てる物件が多い」という点でした。当時は長男もまだ小さかったので、車があった方が便利だろうと考えていました。実際に、夜中に子どもがケガをして『東京臨海病院』の救急窓口にお世話になったこともありました。病院は他にも『順天堂大学医学部附属浦安病院』や『東京都立墨東病院』などがあり、そちらへ行く人も多いようです。

当初は「子どもたちが大きくなったら車は手放してもいい」と考えていましたが、この辺りは高速道路にもすぐ乗れますし、駐車場のある大きな店も多いですし、道も運転しやすいのですごく便利で、結局ずっと乗り続けています。11歳の長男と8歳の次男はサッカーをやっていて、最近は土日に車で練習や試合の送り迎えをすることが多いです。

子どもたちものびのびと過ごせる西葛西

葛西臨海公園は、子どもたちが小さい時から『葛西臨海水族園』へ連れて行ったり、海沿いを散歩したりしてきたお気に入りの場所です。少しがんばって歩くと葛西渚橋を渡って西なぎさ、いわば海の上へ渡ることができます。夏場は潮風を感じることもできてリフレッシュできます。

子どもたちも主人もサッカーが大好きなので、今は時折トレーニングを兼ねて公園まで走っていったり、一緒にボールを追いかけたりしています。自然もありつつ便利な暮らしをしていきたい人には、西葛西はいい街だと思います。

PROFILE

古川 美紀さん　30代。保育士。仕事や子育ての合間をぬってときどき出かける若手バンドのライブが楽しみという、音楽大好きな人。

古川 雄三さん　30代。専門商社に勤める会社員。息子たちの練習や試合もサポートするサッカー好きで、ファッションも大好きな人。

家族構成：夫婦+子ども4人　居住年数：7年