子どもの誕生をきっかけに立川へ

私が経営しているフレンチレストラン、ワインショップ、ワインバーは都心に近いところにあるのでずっと東京23区内に住んでいたのですが、子どもが産まれるのをきっかけに立川へと引っ越しました。

広い家に住めるところで、遅い時間になっても経営する店から電車で帰宅できる場所という条件で探していて、候補に挙がったところが立川でした。また、オマケのような理由ではありますが「立川まつり 国営昭和記念公園 花火大会」の花火がベランダから見えることも決め手になりました。（近年は新型コロナウイルスの影響で開催中止）

子どもが産まれて気付いた、立川の良さ

もともと建物が密集する23区内にずっと住んでいたので、区外である立川に住むと決めたときには正直「ずいぶん田舎に来たな」と感じていました。ですが、引っ越して実際に住み始めてからは「それが良い」ことに気付きました。

立川駅の周辺は百貨店などもあり買い物に困ることがないほど発展しています。一方で、少し離れると地元農家の田畑や豊かな自然があるという環境は、立川だからこそだと思います。飲食店の経営者である自分にとっては、食材の生産者である地元農家と生活に近いところでつながれるというのも素敵なところだと感じています。

子育て中のファミリーにうれしい街

休日は立川から外へ出ることはあまり多くありません。駅周辺に店が揃っているので、わざわざ繁華街のあるエリアへ出なくても買い物はすべて駅周辺で済ませられます。エレベーターやチャイルドルームなど、ファミリー向けの設備を持つ施設も多いので、子どもを連れて出歩くにも便利だと感じています。

立川市内には『国営昭和記念公園』など緑豊かな公園も多く、子どもを自然と触れ合わせながら育てることができます。中央自動車道にもアクセスしやすいので、たとえば家族で山梨県の温泉に行ったり、埼玉県のアウトレットモールに行ったりと、車があれば遠出がしやすいのも嬉しいです。奥多摩など、より自然の多いエリアに行きやすいのも魅力です。普段の生活だけでなく、家族と過ごす時間の選択肢も多いので、子育てをするファミリー層におすすめの街だと思います。

豊かさと温かみのあるこの街に住み続けたい

立川には便利な百貨店もあれば、都市部ではなかなか見られない自然の多い風景もあります。ご近所に住むファミリー同士が顔を合わせれば手を振って挨拶をするような温かみもあり、都会ではなかなか感じにくい豊かさがあると実感しています。

将来は大きめの一軒家を購入して、休日に自宅の庭か近くの公園でバーベキューをしたいと夢見ています。23区内では難しくても、立川なら叶えられるかもしれません。飲食店経営者として地元農家と手を取り合いながら、温かみのあるこの街で長く暮らしていきたいと思います。

PROFILE

鈴木　亮平さん　愛媛県生まれ。経営者。
フレンチレストラン、ワインショップ、ワインバーの経営者で、ソムリエとしても活動。休日は公園で子どもたちと一日中遊ぶ、子煩悩な一面も持つ人。

鈴木　佳奈さん　青森県生まれ。主婦。
男の子2人の子育ての真っ最中。近所の子育て支援施設で知り合ったママ友とカフェでお喋りすることが大好きな人。

家族構成：夫婦+子ども2人　居住年数：3年半