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近畿レインズ、中古マンションの成約強含み続く
2025年04月25日

近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)は、25年1~3月期(25年第1四半期、1Q)の成約報告に基づく不動産市況の動向レポートを公表した。
近畿圏で中古マンションの成約価格は3150万円(前年同期比5.3%増)と19期連続で前年同期を上回り、強含みが続いた。成約件数は5483件(24.6%増)。中古戸建ては成約価格が2400万円(0.0増)で横ばい、成約件数は3587件(19.4%増)。
レポートでは、市場は堅調に推移する一方で、日米経済の悪化懸念など外部環境の急速な変化で、中古住宅市場の下押し圧力が強まる可能性を指摘している。
中古マンションでは、成約価格が12地域のうち9地域で前年より上昇。大阪府は全域で上昇し、中でも大阪市は4151万円(6.2%増)と38期連続で上昇した。成約件数は全12地域が前年超えだった。
中古戸建てをみると、成約価格は12地域のうち8地域が上昇。大阪市は3624万円(7.7%増)で、大阪府北部の3404万円(7.5%減)を上回った。成約件数は、12地域すべてが前年より増加した。
(提供:日刊不動産経済通信)


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