おうち起業・在宅ワークママの「お仕事部屋」訪問!
自宅兼オフィスのママ社長から内職ワーカーさんまで、自宅でお仕事と子育てを両立するママを訪問インタビューしました。
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おうち起業・在宅ワークママの「お仕事部屋」訪問!
自宅兼オフィスのママ社長から内職ワーカーさんまで、自宅でお仕事と子育てを両立するママを訪問インタビューしました。
2015.06.09
今回は、「会社にお勤めのママのお仕事スペースを見てみたい!」ということで、会社に出勤しながら、在宅勤務制度を活用して家でもお仕事をしているママのお宅にお邪魔しました。メインの就業スペースはやはりリビング!お勤めを始めた経緯やお仕事内容、マンションを購入した時のこと、子どもとの過ごし方など、色々なお話を聞かせていただきました。
今回、お話をうかがったAさん(36歳)が住んでいるのは品川区。山手線の大崎駅と品川駅の中間あたりに位置するマンションにご主人とお子さんの3人で住んでいます。もともとAさんはご主人と世田谷区に住んでいたのですが、妊娠が発覚した時に首都高速沿いの住まいが体に悪いように感じて、品川区の賃貸マンションに引っ越してきました。住んでみると、品川区の子育て支援制度の充実していることや、通勤などの移動にとても便利なことが気に入って、この近辺で住まいを持ちたいと思うようになったそうです。
最初に購入を検討していたのは中古戸建でした。ところが、「売りたくなったときに売りやすいこと」を1番の検討ポイントにおいていたご主人が首を縦に振る物件はなかなか見つからず、最終的に購入したのが現在住んでいる目黒川沿いの新築マンションでした。
目の前に目黒川、横にはお寺とお墓。お墓の近くを嫌がる人もいますが、Aさん夫婦は「高い建物が建つことはない」メリットの方に目を向けました。そのマンションは予算感もちょうどよく、日当たりがよく眺望に優れていること、戸建よりもマンションの方がセキュリティが高くプライバシーを確保できることなど、マンションの利点を改めて見直し、購入することを決めました。取材にお邪魔したときがちょうど桜の時期だったこともありますが、たしかに階下に流れる目黒川と桜並木は絶景です。
Aさんが勤めているのは、大手進学塾を運営する会社で、今の会社に就職したのは子どもが2歳の頃でした。山手線で1本、電車に乗っている時間も15分ほどなので通勤も苦になりませんが、それでも子どもといる時間を少しでも多く確保し、仕事と家事・育児を効率よく回していくために、「在宅で仕事をしたい」という希望は会社を選ぶ際にも強くもっていたそうです。
現在、Aさんは毎週月曜日と水曜日の週2日は会社に出勤して仕事を行い、それ以外の日は在宅で仕事をしています。在宅で行う仕事は、主に塾で生徒たちが解いた問題の採点作業。仕事の量によっては在宅で仕事をする日が週2日になったり、多い時は週4日になるなど、その時の状況によって変わります。基本的には、在宅での仕事は子どもが保育園に行っている間に終わらせることを目標にしていますが、仕事が終わらなかったときには長男がTVを見ている時間に仕事をすることもあるそうです。
さて、いよいよお仕事スペースを拝見!と思い、見せていただいた洋室ですが、「実は既に物置部屋になっていて・・・」とAさんは遠慮がちな様子。もともと書斎として確保した5.5畳の洋室は、本来、作業机であったはずのデスクは書類やCD、多くのものでデスクとしての機能を失っていました。会社から持ち帰った採点用紙などの保管場所はそのデスクの上ですが、今、在宅で仕事をするときはほとんどがダイニングテーブルの上で行うそうです。
理由は3つ。ダイニングテーブルが自宅の中で一番広いテーブルであること、そして一番日当たりと眺望がよく昼間も気持ちよい開放感のなかで仕事ができること、子どもが帰ってきた後に仕事をしなければならないときも、ダイニングであれば、リビングや子ども部屋を行き来する子どもの様子によく目が届くからです。
前回のマンションでサロンや教室を運営されているママさんたちもそうでしたが、やはりママにとってリビング・ダイニングは一番勝手よく使える場所。会社の在宅制度を利用して仕事を行うママさんにとっても、それは同じだったようです。