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2019.02.21

【2019年1月】三大都市圏・主要都市別/中古マンション70m2価格月別推移

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1月 首都圏 前月比-0.5%の3,710万円 東京都心部では昨秋からの上昇が一服

近畿圏も僅かに反落 中部圏は上昇スピード維持で前年同月比+10%超に

2019年1月の首都圏中古マンション価格は、全域で概ね横ばい~弱含みとなったことで、前月比-0.5%の3,710万円と小幅に下落した。

都県別で見ると、東京都は概ね横ばいの4,942万円と価格水準を維持した一方で、神奈川県(-1.0%、2,903万円)や埼玉県(-1.0%、2,291万円)では3ヵ月ぶりの下落となった。また、前月に直近の最高値を更新した千葉県でも-0.2%の2,039万円と僅かに弱含む結果となった。

近畿圏平均も主要エリアが揃って横ばい~弱含みとなった影響から、前月比-0.3%の2,261万円と僅かだが下落に転じた。大阪府では2018年を通じて上昇トレンドを示していたが、今月は横ばいの2,467万円となって連続上昇も6ヵ月間でストップした。一方、兵庫県では築浅事例の減少もあって、-0.7%の1,931万円と3ヵ月ぶりに価格水準を下げた。

中部圏平均は前月比+1.5%の1,931万円、愛知県では+2.1%の2,098万円と、他の都市圏が弱含む中において力強い上昇度合いを見せている。

【1月の主要都市別・中古マンション価格】

首都圏主要都市の中古マンション価格は、東京23区で前月比-0.1%の5,457万円と僅かに弱含んだものの、依然として高水準での安定推移が続いている。また、前月に大幅上昇した千葉県だが、今月も+1.8%の1,878万円と続伸している。

一方、横浜市では-1.4%の3,068万円と3ヵ月ぶりの下落、築浅事例がやや減少したさいたま市では-1.6%の2,715万円と続落し、下落率自体も拡大する結果となった。

近畿圏主要都市の価格は、大阪市で前月比-0.6%の3,149万円と小幅ながら下落に転じており、2018年下期からの上昇傾向は一服となった。神戸市では-1.1%の1,904万円と前月に引き続き下落となったが、2018年9月以来続く1,900万円台は維持した。

名古屋市では前月比+2.6%の2,433万円と比較的大きく上昇した。元々、実需・投資ニーズの高まりから価格推移が上昇基調にある名古屋市だが、今月は市内中心部において築浅タワー物件から高額事例が多く発生したことも価格上昇に寄与したものとみられる。

【1月の各都市圏中心部・中古マンション価格】

都心6区では-0.5%の7,565万円と小幅ながら4ヵ月ぶりに下落した。一方、周辺エリアでは僅かだが続伸しており、いずれも高値圏での安定推移を示している。

大阪市中心部では+0.7%の4,135万円と引き続き上昇、前年同月比や価格推移を見る限りでは依然として上昇基調を堅持している。

一方、名古屋市中心部では+7.0%の3,142万円と顕著な上昇を見せているが、これは最も価格水準が高い中区において築浅タワー2物件から5,000万円~数億円の住戸が新たに売り出されたことによるバイアスが働いたためである。

※詳細なデータや分析内容についてはこちらのプレスリリースをご覧下さい

※流通戸数・価格改定シェア・値下げ率の推移はこちらをご参照下さい

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提供:東京カンテイ
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