相続により取得した「畑」の資産価値の最大化を実現（農地転用）

ケース事例

売主

売主　兄弟2名

所有不動産

畑

相談内容

遺言により、兄が相続取得した畑に対し、弟が遺留分侵害額請求を行うものの、畑であるため、評価値が低く悩んでいる。

問題点

Issue弟としては、「畑」の評価を上げる方法の有無について把握したい

• 弟としては、兄側から提示された価格目線が、畑を前提とした公示価格や固定資産税評価額を基に算出したものであることから、価格目線が低く到底納得できる状況ではない。評価を上げる方法の有無について把握したい

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Issue兄としては、資産が不動産しかない中、売却することに不安を抱える

• 兄としては、遺留分について理解を示すものの、資産としては遺言によって取得した不動産（畑）と自宅の不動産のみで、自宅は手放したくない。また、自宅と畑部分が隣接している為、畑を売却したとしても、多くの第三者が出入りされることになるのは不安

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提案内容

Solution双方の代理人からの依頼に基づき、兄弟各々に対して、「畑」から「宅地」への農地転用による評価の最大化を説明・提案

• 当社が仲介(中立)の立場で、兄弟各々に農地転用に伴うメリット、スケジュール等を説明
  ・農地転用（宅地化）することで、実勢価格に沿った評価（畑としての評価と比較して約2倍）になることの説明
• 農地転用（宅地化）の手続き、段取りは、当社が売主より委任を受けて、農業委員会と行政と折衝を図り推進
  ・兄弟各々に対して、必要項目を記載したスケジュール等を作成して説明、理解を受ける

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Solution買主（事業者）の業種を限定したうえで、物件紹介

• 買主の業種を限定する（戸建分譲会社または個人）ことで、将来、共同住宅等が隣接することなく、兄の第三者の出入りに関する不安を解消
• 農地転用の案件を取り扱うことが多々あり経験値が豊富な事業者に、水面下で希少性を保ち紹介することで、評価と同等の価格で成約

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