被補助人が相続人の一人である賃借権付古家付土地の売却

ケース事例

売主

相続人、兄弟３名（そのうち、一名が被補助人）

所有不動産

中古戸建

相談内容

駐車場に賃借人がいる中古戸建をスムーズに売却したい

問題点

Issue現況（駐車場部分を賃貸中の状況）で売却したい

• 駐車場を第三者（周辺住人）に賃貸中。補助人である弁護士は、売主の責任で、駐車場を解約することなく、現況（賃貸中）の売却を希望

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Issue相続人３名のうち被補助人以外の２名の説得

• 相続人３名のうち、被補助人を除く２名が納得する売却価格の提示が必要
• 本件は、売却活動当初、被補助人は住んでいないものの、過去に住んでいた経緯があり、裁判所との協議によっては、裁判所許可を取得する必要の可能性もあり、裁判所の許可を取得出来る価格提示も必要

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提案内容

Solution各相続人と裁判所が納得できる資料の作成

• 当社が幹事となる入札形式をとることで複数の購入申込書を取得したうえ、査定書を作成し、価格の妥当性を客観的に説明できる資料を準備。各相続人だけでなく、裁判所許可を取得するための手続きの際にも活用できる情報を提供。

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Solution駐車場賃借人への連絡方法等の助言

• 相続人の一人が、賃借人と各手続きをしている状況の中、当方から、相続人全員に状況（賃貸借条件承継より、賃貸借契約解除の方が売却条件が良くなる。）を説明し、手続き対応している相続人から賃借人に対して売却する（解体前提であることから別に移って頂く提案等）旨を連絡して頂き、決済前日に退去が決定。賃貸借契約解除の状態で、決済を迎えることになった。

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