【飯田橋】JR・地下鉄4路線の交通利便性と歴史ある豊かな自然に恵まれた街、飯田橋
JR中央・総武線各駅停車に加え、地下鉄4路線が集まる「飯田橋」駅周辺エリアは、どこへ行くにも便利な交通アクセスに恵まれています。
近年は「飯田橋」駅周辺の再開発が進み、さらに快適な街へと進化を遂げました。
周辺には「外濠公園」や「北の丸公園」、「小石川後楽園」など緑に親しめるスポットが多く、利便性と環境の良さが両立した街として注目されています。
飯田橋エリアの玄関口となる「飯田橋」駅には、JR中央・総武線各駅停車のほか、東京メトロ東西線、有楽町線、南北線、都営地下鉄大江戸線の4路線が乗り入れています。
JR中央・総武線各駅停車に乗れば、「新宿」駅や「秋葉原」駅など、東京都内を代表するショッピングタウンにダイレクトアクセスできます。
東京メトロ東西線なら「大手町」駅や「日本橋」駅、東京メトロ有楽町線なら「池袋」駅や「銀座一丁目」駅、東京メトロ南北線なら「溜池山王」駅や「六本木一丁目」駅、都営地下鉄大江戸線なら「都庁前」駅や「両国」駅などへも乗り換えなしで移動できます。
さらに、東京メトロ東西線は東葉高速線に、東京メトロ有楽町線は西武池袋線と東武東上線に、東京メトロ南北線は東急目黒線と埼玉高速鉄道線に直通運転しており、ダイレクトでアクセスできる範囲は東京都内だけでなく、神奈川県や埼玉県、千葉県内にまで広がっています。
飯田橋エリアなら、通勤・通学に加え、ショッピングやレジャーでも快適で多彩なアクセスが可能です。
JR「飯田橋」駅は、1928(昭和3)年に「牛込」駅と「飯田町」駅という二つの駅が統合されて誕生しました。
しかし両駅の中間に設けられたことで、やむを得ず急カーブ区間にホームを造ることになり、ホームと電車の間に生じる大きな隙間が問題になっていました。
JR東日本は、この問題への抜本的な対策として、「飯田橋」駅のホームの位置を約200m「新宿」駅寄りの直線区間に移動する工事を進めてきました。
これに併せて西口駅舎も新しく建て替えられ、新ホーム・新西口駅舎ともに2020(令和2)年7月に供用開始となりました。
モノトーン基調のモダンな新西口駅舎の中には、エキナカ商業空間「エキュートエディション飯田橋」も開業しました。
駅前には歩行者空間も整備され、利用者にとってより安全でより快適な駅へと生まれ変わっています。
さらに2021(令和3)年7月には、駅舎の2階から江戸城外堀史跡を望む「史跡眺望テラス」もオープンしました。
隣接する「牛込見附跡」と「江戸城外堀跡」の2つの重要文化財・都市景観に関する史跡紹介解説板も設置され、江戸の歴史を楽しむことができます。
2階には同時に「プレッセ飯田橋デリマーケット」と「ゴディバ カフェ」の2店舗も新規開業しており、史跡を眺めながらちょっと一息つける、面白いスポットになっています。
飯田橋エリアは都心部ならではの暮らしの利便性を享受できるのはもちろん、緑に恵まれていることも特徴です。
なかでも「飯田橋」駅付近から「市ケ谷」駅を経て「四ツ谷」駅までJR中央線沿いに広がる「外濠公園」は、桜の名所として知られるほか、初夏の新緑や秋の紅葉など一年を通じて楽しめます。
飯田橋エリアから南に歩けば、江戸城北の丸の跡地を森林公園として整備した「北の丸公園」があります。
公園内にはコンサートなど大規模イベントの会場にもなる「日本武道館」をはじめ、科学や産業に関する技術を学ぶことができる「科学技術館」、明治時代後半以降の芸術作品を多数収蔵する「東京国立近代美術館」などがあり、思い思いの休日を過ごすことができます。
「北の丸公園」から皇居西側に広がる「千鳥ヶ淵」も桜の名所として知られています。「千鳥ヶ淵」ではボートに乗ることができ、水面から眺める満開の桜は絶景です。
「飯田橋」駅の北東には、江戸時代に水戸徳川家によって造られた庭園「小石川後楽園」もあり、約7万平方メートルの広大な敷地内で、四季折々の風景を楽しむことができます。
飯田橋エリアでの暮らしは神社仏閣巡りや歴史散策も楽しみの一つでしょう。
なかでも「飯田橋」駅のすぐ南側にある「東京大神宮」は、一般の人々に向けた神前結婚式の発祥の地として知られ、近年は縁結びの神様としても有名です。
「東京大神宮」からさらに南に向かうと見えてくる「靖国神社」も桜の名所として知られ、境内には豊かな緑が広がり周辺エリアに潤いをもたらしています。
歴史を訪ねて散策するなら、「飯田橋」駅前から「九段下」駅方面に目白通りを歩くのがおすすめです。
この通り沿いは「歴史のプロムナード」として「日本大学開校の地」、「東京府立第四中学校発祥の地」、「甲武鉄道飯田町駅」などの石碑と説明板があり、この地の歴史を知ることができます。
休日には気の向くまま飯田橋エリアを散策すれば、新たな発見がきっと見つかるでしょう。
飯田橋エリアでは近年、再開発など都市インフラ整備が進められ、より暮らしやすい街へと進化を遂げてきました。
2009(平成21)年にはJR「飯田橋」駅のすぐ東側に、高層マンションの「プラウドタワー千代田富士見」とオフィス、商業施設を併せ持つ「飯田橋プラーノ」が誕生しました。
2014(平成26)年には駅西口の再開発事業も完了し、「飯田橋サクラパーク」が誕生しました。
「飯田橋サクラパーク」には、オフィスや商業施設「飯田橋サクラテラス」が入居する「飯田橋グラン・ブルーム」があるほか、高層マンションの「パークコート千代田富士見 ザ タワー」も誕生しています。
さらに現在、「飯田橋プラーノ」の北に隣接する一角では、「飯田橋駅中央地区再開発事業」が計画されています。
ここでは、オフィス・住宅・商業施設を併せ持つ再開発ビルの建設のほか、大災害時の一時待機スペースとしての利用も想定した立体的な駅前広場「駅前プラザ」の整備も計画されています。
また、目白通りを挟んでその東側でも「飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業」が進んでいるなど、周辺では複数の再開発事業が計画されており、さらなる発展が期待できそうです。
- 掲載日
- 2021/09/30
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。