【自由が丘】住みたい街ランキング常連!人気のファッション&スイーツタウン
都内を代表するファッションタウンであり、スイーツの名店がそろう自由が丘は、各種「住みたい街ランキング」では上位常連の街として高い人気を誇ります。四季を彩るイベントも豊富な自由が丘はほかの街にはない魅力にあふれています。
自由が丘周辺は鎌倉時代に創建されたと伝えられる「熊野神社」や江戸時代に開かれた「九品仏 浄真寺」などが点在し、長い歴史を持つ街であることが分かります。
現在の「自由が丘」駅は1927(昭和2)年に東京横浜電鉄東横線(現:東急東横線)が開通した際に、「九品仏」駅として開業しました。1929(昭和4)年、より寺に近い場所に大井町線の「九品仏」駅が開業することに伴い、それまでの「九品仏」駅はその頃創立された「自由ヶ丘学園」にちなんで「自由ヶ丘」駅に改称されました(その後「自由が丘」駅に改称)。
「自由ヶ丘」への駅名変更の背景には、この地に舞踊研究所を開設した石井獏氏をはじめとする文化人らの尽力があったようです。自由が丘はこの石井氏をはじめ多くの文化人が居を構えたことでも知られています。
自由が丘は「スイーツの街」としても人気です。その象徴的なスポットが、日本初のスイーツのテーマパークとして2003(平成15)年にオープンした「自由が丘スイーツフォレスト」です。2022(令和4)年7月には全面リニューアルにより韓国で人気のカフェ&スイーツショップ・グッズなど9店舗が登場し、「韓国トレンドを楽しめる新たなスイーツエンタメパーク」として生まれ変わりました。
街中にも人気スイーツ店が点在し、特に有名パティシエの店「モンサンクレール」や系列の「自由が丘ロール屋」などはこのエリアを代表する名店として絶大な支持を集めています。また、2003(平成15)年から街ぐるみで開催されている「自由が丘スイーツフェスタ」は、春の恒例イベントとなっています。ツイベント「自由が丘スイーツフェスタ」は春の恒例となっており、自由が丘はすっかり「スイーツの街」として定着しています。
「自由が丘」駅は東急東横線と東急大井町線が交わるターミナル駅で、交通アクセスの良さも大きな魅力です。
東急東横線の特急に乗れば「渋谷」駅までわずか2駅8分です。東急東横線は東京メトロ副都心線に直通運転が行われており、「新宿三丁目」駅や「池袋」駅へも一本で行くことができます。さらに2023(令和5)年3月東急新横浜線の開通によって「新横浜」駅にダイレクトアクセスできるようになり、新幹線の利用も便利になりました。
東急大井町線は「二子玉川」駅や「大井町」駅方面へ行く場合に便利です。「大岡山」駅では同一ホームで東急目黒線に接続しており、東急目黒線の都営地下鉄三田線や東京メトロ南北線への直通電車を利用すれば、「溜池山王」駅や「大手町」駅方面へのアクセスも快適です。
自由が丘は季節を彩るイベントが多いことも特徴です。春になり桜が咲くと、「自由が丘」駅付近の「グリーンストリート(九品仏川緑道)」の桜並木を会場に「自由が丘さくら祭」が開かれます。
ゴールデンウイークに街を挙げて「自由が丘スイーツフェスタ」が開催されるほか、5月も終わりに近づくと、「マリ・クレール通り」を中心に「マリクレールフェスティバル」が開かれ、緑の中でシャンソンライブやストリートパフォーマンスを楽しめます。
9月初めの「熊野神社例大祭」では境内やその周辺に多くの屋台が並び、神輿の渡御も行われます。また10月中旬には駅前広場の「蒼穹(あおそら)の像」(通称「女神像」)にちなんだ自由が丘最大のイベント「自由が丘女神まつり」も開催されます。
イベントに参加しながら季節の移ろいを感じられること、これも自由が丘の魅力でしょう。
自由が丘は、住みたい街ランキングでも常に上位に挙げられます。通りには「マリ・クレール通り」、「グリーンストリート」、「サンセットアレイ」、「ヒルサイドストリート」などおしゃれな名前がつけられ、ベネチアの町並みを再現した「ラ・ヴィータ」のような情緒あふれるスポットもあります。 近年は「トレインチ自由が丘」や「Luz 自由が丘」、「フレル・ウィズ自由が丘」など新たなショッピング施設も誕生しました。
ハイセンスな店が多い自由が丘ですが、駅近くには個性豊かな専門店が集まる「自由が丘デパート」や「自由が丘ひかり街」など、地元密着の雰囲気が強いゾーンもあり、日常の買い物にも困りません。目黒通り沿いには「ザ・ガーデン自由が丘 自由が丘店」や「紀ノ国屋 等々力店」など高級志向のスーパーマーケットもあります。
また、2021(令和3)年に閉店した「ピーコックストア自由が丘店」跡地では、2023(令和5)年秋オープンを目指してイオンモール「(仮称)自由が丘二丁目計画」の建築工事が進んでおり、スーパーマーケットの導入も予定されています。
「自由が丘」駅前エリアでは総面積約3.1ヘクタールに及ぶ「自由が丘駅前西及び北地区地区計画」が進められており、先陣を切ってその一部「自由が丘一丁目29番地区」が本格始動しています。
「自由が丘一丁目29番地区」は、北口の駅前広場に面した約0.5ヘクタールのエリアで、店舗・オフィス・住宅からなる高さ約60m、地上14階建ての複合ビルが建設されるほか、歩行者空間の整備や緑化なども計画されています。2022(令和4)年に市街地再開発組合が発足しており、2023(令和5)年度着工、2026(令和8)年度竣工を予定しています。
今後「北地区」や「西地区」についても検討が進められていく予定で、こうした再開発の動向にも注目しておきたいところです。
洗練された街並みに、自然が調和する住みやすい街、自由が丘。今後も次々に誕生するであろうスイーツやファッションの店舗にも期待が寄せられます。
- 掲載日
- 2023/04/25
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。