【青山】新しい感性が彩る東京の新たな拠点。センスを感じるシャープな空間
ファッションの街として知られる青山は常に進化を続け、変貌を遂げて魅力ある街へと成長してきました。そして、今もなおその変化は続き、さらなる成長が期待されているエリアです。
ラグジュアリーブランドの直営店が並びファッションタウンとして知られていた青山界隈では、2006(平成18)年、同潤会青山アパート跡地に「表参道ヒルズ」がオープンし、活況を呈しています。
2009(平成21)年、高級スーパーの紀ノ国屋があった場所にオープンした複合商業施設「Ao(アオ)」には、「紀ノ国屋インターナショナル」はじめファッション・雑貨やレストラン、カフェ、クリニックなど各種専門店が入居しています。オープン当時は「シャネル」の世界初となるコスメ路面店がオープンするなど大きな注目を集め、現在に至っても、アートニュースの中心地としてランドマークとなっています。
2020(令和2)年には、東京メトロ「表参道」駅北側の都営青山北町アパート跡地に25階建ての複合施設「ののあおやま民活棟(クラス青山)」が竣工しました。1・2階の商業施設「ののあおやまショップ&レストラン」は「森の中の商店街」というコンセプト通り、大規模緑地空間を生かした空間となっており、ミシュラン掲載店やブルワリー併設店など魅力あふれる店が集結しています。
ハイセンスなブティックやラグジュアリーブランドショップが集まる青山は、日本で最も高感度なショッピングスポットとして、ファッションを楽しむ大人たちが集まってきます。
青山周辺は買い物スポットも夜遅くまでオープンしているのがうれしいところです。「まいばすけっと 青山一丁目店」や「ヴィルマルシェ青山」は23時まで、「成城石井 南青山店」は24時間営業で、深夜でも食料品などを購入できます。
大型書店「青山ブックセンター本店」などの専門店や、リラクゼーションサロンなどが多いことも、近隣に住む人にはうれしいポイントです。
このエリアは何時でもあらゆる欲求を叶えてくれる、忙しい人にはおすすめのライフスタイル拠点といえるでしょう。
青山は緑に親しめるスポットが充実していることも特徴です。青山のシンボルともいえる表参道のケヤキ並木は大正時代に植樹され、太平洋戦争中の空襲で大部分が焼失しましたが、戦後に植え直され、現在も都心の貴重な緑として親しまれています。
また、エリアの北には「明治神宮外苑」が広がります。青山通りから明治神宮外苑へと続くいちょう並木はジョギングや散策、憩いの場として人気で、特に晩秋には美しい紅葉が人々の目を楽しませてくれます。
「神宮球場」をはじめ、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」のメインスタジアムとして使用された「国立競技場」などスポーツ施設、「聖徳記念絵画館」といった文化施設もあり、スポーツ、文化・芸術活動の拠点として休日には多くの人が訪れます。
神宮外苑地区では現在、約28.4ヘクタールに及ぶ大規模複合再開発プロジェクトが進行しています。老朽化した神宮球場・第二球場・秩父宮ラグビー場などを解体し、新たな野球場とラグビー場を建設するという大掛かりなものですが、歴史あるいちょう並木の保全をはじめ緑豊かな景観の創出にも十分に配慮された計画となっています(全体竣工は2036(令和18)年予定)。
青山周辺はアートスポットが点在していることも魅力です。南青山六丁目に立つ「根津美術館」は東武鉄道など多くの鉄道経営に携わった、根津嘉一郎氏が所蔵した古美術品などのコレクションを中心に、国宝7件を含む約7,600点の美術品を収蔵しています。
17,000平方メートルを超える庭園には燕子花(カキツバタ)が植えられ、毎年4月半ばからの一カ月しか展示されない国宝「燕子花図屏風」と実物の両方を楽しむことができます。
日本を代表する現代美術家、岡本太郎氏は1954(昭和29)年から没するまでの42年間を南青山で暮らしていました。没後、岡本太郎氏の自宅兼アトリエは「岡本太郎記念館」として整備され、作品の一部や道具が展示されています。
一歩、館内に入れば、岡本太郎氏の生み出すエネルギッシュな空間を体験することができます。 休日には散策がてら、気軽にアートに触れるのも充実したひとときになるでしょう。
ファッションタウンとしてさらなる成長を続ける高感度な青山エリアにもタワーマンションの建設ラッシュは押し寄せ、都会的なライフスタイルを実現する住宅街としても注目されるようになりました。 それでも、青山通りや表参道などにぎやかな大通りから中に一本入ると、日常の生活が息づく閑静な住宅地が広がります。
交通利便性の高さについては言うまでもありません。青山エリアには「表参道」駅、「外苑前」駅、「青山一丁目」駅などがあり、東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線、都営大江戸線といった複数の地下鉄路線を使ってどこへでも軽快にアクセスできるほか、渋谷へも歩いて行ける距離にあります。
さまざまな魅力にあふれる青山エリア、その人気は今後も続くものと予想されます。
- 掲載日
- 2023/01/05
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。