【恵比寿・代官山】珠玉のセンスが光る、買い物もグルメも楽しめる人気タウン
時代の先をいく流行発信地である恵比寿・代官山エリアは、ファッション・グルメ・カルチャーが同時に楽しめる場所として、多くの人々が集まる都内有数のショッピングスポットを形成しています。「恵比寿ガーデンプレイス」や「代官山アドレス」など、注目を集めるスポットも充実しています。
その一方で、賑やかなストリートを離れた住宅街には閑静で美しい街並みが広がっています。展望が見事な「西郷山公園」など緑のスポットもあり、都心近接の立地ながらも良好な住環境を保っています。
恵比寿・代官山は、賑やかさと静けさが共存する稀有なエリアであり、そのため「住みたい街ランキング」では上位常連の街となっています。
現在では全国的にその名を知られるようになった「恵比寿」ですが、その起爆剤となったのは、なんといっても「恵比寿ガーデンプレイス」の誕生だったといえるでしょう。
元々は渋谷の裏町的な住宅地だった恵比寿ですが、1994(平成6)年、サッポロビール工場跡地に完成した「恵比寿ガーデンプレイス」によって、街の性格が一気に変わりました。
この計画は当時としては日本最大級の再開発事業であり、多くの人々の耳目を集めました。百貨店の「恵比寿三越」を中心に、ファッションやグルメショップ、さらには映画館やミュージアムといったカルチャースポット、そしてホテルやインターナショナルスクールまで、あらゆるものが集結していたからです(「恵比寿三越」と映画館は閉館)。近年では、ノジマ初のコンセプトショップ「ノジマ PRIME SELECTION EBISU」もオープンしました。ライフスタイル提案型の新形態ストアで、新たな家電文化を恵比寿の地から発信しています。
完成当時としては国内ではあまり見られなかった複合的開発であり、それ以後の再開発事業に大きな影響を与えました。六本木ヒルズなど強力なライバルが現れた現在でも注目度に衰えは見られません。
代官山駅前、同潤会代官山アパート跡に建設された「代官山アドレス」は、タワーマンションとファッション・グルメ30店舗、区営の「代官山スポーツプラザ」で構成される複合施設として2000(平成12)年に完成しました。こちらも代官山のイメージを刷新する強力なインパクトを与えました。
最先端の流行が発信される恵比寿・代官山エリアは、グルメスポットも充実しています。流行の先を行くものから、伝統的なものまで多種多様、世界中のあらゆるグルメが集まっているといっても過言ではありません。
特に流行グルメの発信地として知られる恵比寿は、セレブが足しげく通う予約必須な名店から、庶民的ながらも味は抜群なB級グルメまで、幅広いラインナップを揃えている一大グルメタウンです。個人共同スーパーだった跡地にできた「恵比寿横丁」も、近年の恵比寿を代表する個性的な場所です。京風おでんや牛タン居酒屋などユニークな店が集まり、たくさんの若者たちで賑わっています。
よく知られているスポットとしては、恵比寿ガーデンプレイスの中にある「ジョエル・ロブション」。クラシカルな西欧風建築が有名です。アジア初の「ミシュランガイド東京2008」で三ツ星を獲得して以来、東京を代表するフレンチレストランとして認知されています。
隣接する場所にある「ウェスティンホテル東京」には、ラグジュアリーホテルらしい最高級の名店が揃っています。ロビー階にあり早朝から深夜まで営業する、ホテルならではのオールデイダイニング「The Terrace」では、1日を通じて国際色豊かな料理をブッフェスタイルでいただくことができます。季節ごとにテーマの変わる平日のみの「デザートブッフェ」も好評です。
また、カフェ文化の最先端を走る代官山にはオシャレなカフェやダイニングが充実しています。旧山手通り沿いの木々の下に店を構える「カフェ・ミケランジェロ」は古き良きイタリアのカフェを再現した店舗が特徴。1997(平成9)年に開業以来、代官山カフェを象徴する存在です。森の中に佇む「別荘」のような「IVY PLACE」は、カフェ、ダイニング、バーの3つの空間で構成され、シーンに合わせて利用することができます。
スイーツの名店が充実しているのも恵比寿・代官山エリアの特徴で、全方位的にあらゆるグルメが楽しめる街となっています。
テレビドラマや映画の舞台となることも多い恵比寿には、駅直結の「アトレ恵比寿 本館」や駅前の「アトレ恵比寿 西館」、そして「恵比寿ガーデンプレイス」があり、それぞれに個性あふれるショップが集まっています。
ストリート感覚あふれる代官山には、国内有名ブランドの本店や大型セレクトショップをはじめ、ハイセンスな若者向けのショップが集中しています。時代をリードする流行発信地である代官山のファッションシーンは常に注目を浴びています。
2011(平成23)年には蔦屋書店をメインとしてさまざまな専門店が入居する「代官山T-SITE」が、2015(平成27)年には東急東横線の線路が地下化されたことによりできた全長220mの場所に「ログロード代官山」が誕生しています。続々と代官山周辺に誕生する高感度施設は、若者の心を掴み続けています。
そのほかにも、「代官山プラザ」や「代官山アドレス」、「ヒルサイドテラス」などの複合施設にもファッション関連のショップが集まっています。そして、駅前の好立地に広がる場所でも今、2023(令和5)年度の開業を目指して新たな複合施設誕生のプロジェクトが始まっています。
また、「渋谷」駅から代官山・恵比寿エリアに向かって、渋谷川沿いの遊歩道「渋谷リバーストリート」も整備され、歩行者もより快適にアクセスしやすくなりました。
「代官山」駅から北に伸びる、オープンカフェや大使館が立ち並ぶメインストリート・旧山手通りがあります。この通りを北に進んだ先にある「西郷山公園」は、代官山エリアを代表する緑のスポットとして親しまれています。
西郷山の名前は西郷隆盛の弟・従道侯爵の邸宅があったことに由来しています。近くにある「菅刈公園」もその敷地に含めた巨大な邸宅は、文学作品などにしばしば登場しました。
西郷山公園の魅力は、なんといっても展望の素晴らしさ。高台に位置するため中目黒方面を一望でき、時には富士山が望めることもあります。夜景スポットとしても知られており、夜には夜景を見に来たカップルが集う場所となっています。春には園全体に植えられた桜が咲き乱れ、お花見にも最適です。代官山ショッピングの休憩スポットとして、一息つくには最適な場所といえます。
都心をぐるりと回る利便性の高さが人気の山手線に、ハイセンスな街が連なる東急東横線は、ともに首都圏有数の人気を誇る路線です。その両路線が利用可能な恵比寿・代官山エリアの人気は非常に高いものがあり、特に恵比寿は各種「住みたい街ランキング」で必ず上位にランクインし、強い人気を証明しています。
現在ではショッピングスポットとして高い人気を誇る恵比寿・代官山ですが、元々は閑静な住宅街が広がるエリアでした。このエリアでは、著名人が多数住む青葉台地区や、三木武夫元首相の旧居や各国大使館が集まる南平台などの邸宅街に人気が集まっています。
- 掲載日
- 2020/01/27
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。