「大井町」駅周辺では、近年、多くの再開発が行われ、快適な街へと生まれ変わってきました。最初に再開発が行われたのが「大井町」駅東口の駅前一帯です。この再開発により「きゅりあん（品川区立総合区民会館）」、「大井町丸井（現・ヤマダデンキ LABI LIFE SELECT 品川大井町）」が誕生し、公共施設やショッピング環境が充実しました。

その後も1993（平成5）年には「アトレ大井町」が開業、さらに2002（平成14）年にりんかい線が開通しました。2010（平成22）年には「四季劇場［夏］」がオープンするなど都市機能が充実し、街のにぎわいも増してきました。

さらに、「大井町」駅の西側でも、2012（平成24）年に「ブリリア大井町ラヴィアンタワー」が誕生したほか、2014（平成26）年には「阪急大井町ガーデン」の2期工事が完成しました。ショッピング施設やホテル、住宅が誕生しています。2018（平成30）年には「スポル品川大井町」がオープンしたほか、「大井町」駅改良工事や「大井町」駅周辺のバリアフリー化も行われました。

2021（令和3）年には期間限定で運営されていた「四季劇場［夏］」と「スポル品川大井町」が閉館となりましたが、跡地では再開発が予定されています。

暮らしを支える施設が揃い便利な街として注目される「大井町」駅周辺は、今後さらに発展をしていきそうです。

「品川区役所」が「大井町」駅の西側に建つなど、「大井町」駅周辺エリアは品川区の行政の中心地としても機能しています。住民票の写しの交付など行政手続きが必要になった際に、すぐに済ませられるのはうれしいですね。

「大井町」駅の東口には大小のホールをはじめ、会議室や講習室、調理室、茶室などを備える「きゅりあん（品川区立総合区民会館）」があり、音楽や演劇などの公演や趣味の集会などに利用されています。また、「品川区役所」の西側には「品川区立二葉図書館」があるなど、多くの行政サービスを身近で利用することができます。

「大井町」駅はJR京浜東北線とりんかい線、東急大井町線の3路線が乗り入れるターミナル駅です。JR京浜東北線に乗れば、「品川」駅や「東京」駅など都心部のターミナル駅へもダイレクトアクセスが可能です。「品川」駅では東海道新幹線に乗り換えできるほか、2027（令和9）年にはリニア中央新幹線への乗り換えもできるようになります。

りんかい線に乗れば、お台場などベイエリアにもスムーズに移動できます。りんかい線は「大崎」駅からJR埼京線に直通しているため、「渋谷」駅や「新宿」駅、「池袋」駅などにも乗り換えなしで移動できます。東急大井町線は「大井町」駅と「溝の口」駅を結ぶ路線で、沿線には自由が丘や二子玉川などの人気のショッピングタウンがたくさんあります。電車に乗って、気軽に買い物を楽しむことができるでしょう。