【千歳烏山】ショッピングもグルメも楽しめる!武蔵野の緑を感じる優れた住環境
千歳烏山周辺には、かつて武蔵野らしい雑木林が一面に広がる場所だったこともあり「蘆花恒春園」をはじめ、武蔵野の名残を感じることのできるスポットが充実しています。
「千歳烏山」駅前には京王線有数の商店街である「えるもーる烏山」があり、買い物にも便利な環境となっています。住環境と利便性のバランスが取れた場所ということもあり、近年では数多くのマンションが建設されました。
「千歳烏山」駅から北におよそ1キロメートル、中央自動車道のガードの北側には寺院が連なる一帯があります。ここは俗に「烏山寺町」と呼ばれる界隈で、白壁が鮮やかな寺町通り・松葉通り沿いを中心に26軒の寺院が集中しています。
この寺町が形成されたのは、1923(大正12)年に発生した関東大震災の後のことで、罹災した都心の寺院がこの地に多数移転したことで成立しました。歴史はまだまだ浅い寺町ですが、荘厳な寺社が立ち並ぶ様は「小京都」という言葉がピッタリの雰囲気です。
幹線道路に程近い環境のはずなのに、ひっそりとした静けさに包まれているのがこの界隈の特徴で、静かに散策を楽しめるスポットとなっています。
各寺院では、それぞれ庭園や季節の花を楽しむことができます。特にこの一帯の北限に当たる「高源寺」には、目黒川水系の烏山川の水源である「鴨池」があり、せたがや百景にも選ばれた界隈随一の名所となっています。
「千歳烏山」駅近くからはこの寺町をぐるりと巡るバス便が発着しているので、散策の際には何かと便利です。
京王線沿線では有数の商店街である「えるもーる烏山」は、「千歳烏山」駅前に広がる活気溢れるショッピングゾーンです。昔ながらの商店街としての面とともに、南には成城の住宅街を控えているためか、センスのよい店が多いのが特徴となっています。
日本ではじめて「スタンプ制度」を取り入れたことで有名で、現在もその充実振りは各種メディアに取り上げられるほどです。「えるもーる烏山」のダイヤスタンプは、100円の買い物で1ポイント貯まり、400ポイントで500円分の買い物が出来るというもので、地元では「第二の通貨」に近い扱いを受けているそうです。
さらには地元の指定金融機関ではポイントを現金として預金ができるほか、TOHOシネマズギフトカードや烏山地下駐輪場回数券などに交換できるなど、使い勝手の良いものとなっています。
商店街以外にも「千歳烏山」駅周辺には「ライフ 千歳烏山店」や「シミズヤ 烏山店」、「芦花公園」駅前には「サミットストア 芦花公園駅前店」などスーパーマーケットが充実し、買い物の利便性に恵まれています。
千歳烏山エリアには現在も雑木林や農地などが残り、住宅街には武蔵野らしい風景が点在しています。
エリアを代表する緑のスポット「蘆花恒春園」には、武蔵野の原風景の名残を感じさせる豊かな自然林があります。
ここには明治時代、文豪の徳富蘆花が「美的百姓」と称する生活を実践するために移り住んだ場所であり、現在も茅葺屋根のままの「徳富蘆花旧宅」が残されています。文人が移り住んだだけあって、優雅さを感じられるスポットでもあります。
園内には自然林以外にも、広々とした芝生広場やドッグランなども整備されているので、散策にはもってこいのスポットとなっています。
「芦花公園」駅近くにある「世田谷文学館」はこのエリアを象徴する文化的スポットであり、蘆花を始めとした世田谷ゆかりの文学者の品々が展示されています。また館内には美しい庭園があり、喫茶スペースでは庭園の緑を眺めながらお茶を楽しむことができます。
豊かな自然は食材を通じても楽しめます。「千歳烏山」駅北口にあるJAの農産物直売所「ファーマーズマーケット千歳烏山」では、朝採れの世田谷野菜を豊富に揃えており、新鮮な野菜を簡単に手に入れられると好評です。
人気の世田谷区の一角にある千歳烏山エリアには、気取らないが本格的な味のグルメスポットが充実しています。住宅街のただ中にあるレストランという世田谷らしい光景もお目にかかれます。
メディアに登場する有名店も多く、「千歳烏山」駅南口の住宅街にある創作中華料理店の「広味坊 千歳烏山本店」はオリジナル料理が美味しいと評判で、多くのファンを持つ人気店です。千歳烏山エリアにはほかにも中華料理店が多数あり、中華の充実振りはこの街の特徴となっています。
本格的なフレンチ、イタリアン、スパニッシュが楽しめる店も充実しているほか、おしゃれなカフェや喫茶店が多いのもうれしいところです。
「パティスリー ユウ ササゲ」、「ラ・ヴィエイユ・フランス千歳烏山本店」、「ショコラティエ・ミキ」、「キャトルセゾン」などスイーツの人気店も多く、食べ歩きも楽しみになるでしょう。
「千歳烏山」駅は急行、特急など全ての列車が停車し、特急に乗れば「新宿」駅まで直通12分、「明大前」駅で京王井の頭線に乗り換えれば、「渋谷」駅まで16分でアクセスが可能です。
このように利便性の良い千歳烏山エリア周辺には、これまで数多くの大型マンションが誕生してきました。
「青山学院大学 世田谷キャンパス」跡地の東京ドームのグラウンド約3.7個分という広大な敷地に、11棟からなる総戸数1,036戸が開発された「東京テラス」、29階建てのタワーマンション「エルザ世田谷」のほかにも「グローリオ蘆花公園」や「プラウド蘆花公園」などのマンションや宅地があり、タワーマンションから一戸建てまでバリエーションに富んだ住まい方が可能なエリアとなっています。
現在、京王線の「笹塚」駅から「仙川」駅間では高架化工事が進められており、「千歳烏山」駅も高架駅に生まれ変わります。着工は2022(令和4)年秋ごろに予定されており、駅のバリアフリー化や線路を挟んだ移動が容易になるなど、千歳烏山エリアはさらに便利な街になりそうです。
- 掲載日
- 2020/11/13
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。