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【港北ニュータウン】ニュースポットが続々誕生。まだまだ発展を続ける人気のニュータウン

 
サウスウッド

「東京」駅からは25km圏内・「横浜」駅からは約15km圏内に位置する、横浜市都筑区内に広がる「港北ニュータウン」。現在も周辺地区を含め開発が進む、まだまだ「新しい街」です。このエリアには若いファミリー層が多く、平均年齢は全国的に見ても低いエリアとなっています。

2008(平成20)年には横浜市営地下鉄グリーンラインが開通したことで注目を集めました。また買い物スポットが続々登場しているなど、今後もますます便利になるとの期待が高まっています。

住環境・利便性・子育て環境のバランスが取れた港北ニュータウンは、子育てファミリーには魅力的な立地といえるでしょう。

 

港北ニュータウン開発の歴史と未来
港北ニュータウンの街並み

横浜市北東部、都筑区内に広がる「港北ニュータウン」は、総面積2,530ha・計画人口220,000人に及ぶ国内でも有数の規模を誇るニュータウンです。「東京」駅 からは25km圏内・横浜駅からは約15km圏内に位置するので、両方の都市を楽しむことができる魅力的な立地といえるでしょう。

港北ニュータウンは1974(昭和49)年より順次開発が進み、1983(昭和58)年より大規模集合住宅の入居が始まりました。そして1993(平成5)年の横浜市営地下鉄ブルーラインの開業で交通アクセスが便利なものになり、注目度が高まりました。

この街の特徴としては、比較的新しく開発されたエリアであるため、既に完成していた他のニュータウンを参考事例にできた点です。そのため歩車分離や「グリーンマトリックスシステム」など、先進的な開発手法が数多く盛り込まれています。

周辺地区を含め、まだまだ開発余地を残しているエリアですので、今後のさらなる成長が期待されています。

 

ショッピングスポットが続々オープン、港北ニュータウンのお買い物スポット
モザイクモール港北

このエリアでは、近年大型ショッピングセンターの開業が相次ぎ、港北ニュータウンの買い物環境は大きく変わりました。

特に変貌を遂げたのが、ニュータウンの中心として機能している「センター南」駅周辺と「センター北」駅周辺です。この両地区は横浜市北東部における副都心として整備されたため、多くの商業施設が集まりました。現在では横浜市内でも有数のショッピングエリアを形成しています。

まずは1998(平成10)年に、「センター南」駅周辺に営業面積約48,000平方メートルに及ぶ大型ショッピングセンター「港北 TOKYU S.C.」が誕生。続いて2000(平成12)年には、「センター北」駅周辺に観覧車が目印となっている「モザイクモール港北」が誕生しました。

さらに、2007(平成19)年に「ノースポート・モール」 と「港北みなも」が、2008(平成20)年に「ルララこうほく」がオープンしています。2017(平成29)年には「ノースポート・モール」の大規模リニューアルが行われるなど、その進化はとどまるところを知りません。

ニュータウン周辺には「ららぽーと横浜」や「IKEA 港北」など、魅力的なスポットも点在しています。

 

緑が結ばれた、長大な緑地帯「グリーンマトリックスシステム」
公園

計画的に整備された港北ニュータウンには、多くの公園や緑地が整備されています。また開発前には丘陵地の豊かな自然林がこのエリアを覆っており、多くの公園は過去の緑を保全する形で整備されています。そのため「都筑中央公園」などでは里山のような雰囲気が残されています。

港北ニュータウン独自のシステムとして面白いものが「グリーンマトリックスシステム」という施策です。これはエリア内に点在する公園・緑地を緑道で結びつけ、連続した緑地帯を形成する手法のことです。現在では、総面積約90ヘクタール・全長約14.5kmに及ぶ大規模な緑のネットワークとなっており、港北ニュータウンを緑が取り囲むような形になっています。

この施策で整備された緑道は幅が広く整備されているので、ゆったりとした散策ルートとして多くの人々に利用されています。また緑道ネットワークは、駅周辺や住宅街に広がる歩行者専用道ともリンクしており、歩行者と自動車の動線を分離して安全な環境を実現する「歩車分離」施策の一部としても機能しています。 港北ニュータウンでは、日常的に豊かな緑にアクセスできる環境が整えられており、良好な住環境づくりに一役買っています。

 

祝・グリーンライン開業。ますます便利になった港北ニュータウンのアクセス性
センター北駅

港北ニュータウン内では横浜市営地下鉄ブルーラインと横浜市営地下鉄グリーンラインの2路線が利用できます。東京都心方面には横浜市営地下鉄ブルーラインに乗り「あざみ野」駅から東急田園都市線に乗り換えるルートのほか、横浜市営地下鉄グリーンラインで「日吉」駅に出て東急東横線か東急目黒線に乗り換える3ルートが利用可能です。

東急田園都市線は東京メトロ半蔵門線に、東急東横線は東京メトロ副都心線に、東急目黒線は東京メトロ南北線と都営地下鉄三田線にそれぞれ直通しており、ダイレクトアクセスできる範囲が広いこともメリットでしょう。

横浜市営地下鉄ブルーラインに乗れば、「新横浜」駅、「横浜」駅、「桜木町」駅、「関内」駅といった横浜の中心部の主要駅へダイレクトアクセス可能です。

横浜市営地下鉄ブルーラインは「あざみ野」駅から「新百合ヶ丘」駅への延伸が計画されているほか、「日吉」駅から「新横浜」駅(東急新横浜線)と「羽沢横浜国大」駅を経由して「西谷」駅(相鉄新横浜線)を結ぶ相鉄・東急直通線が2023(令和5)年3月に開業予定となっており、さらなる利便性向上が期待できます。

 

若いファミリーが多い若々しい街「港北ニュータウン」
ノースポートモール

まだまだ若々しい街である港北ニュータウンは、住民も若いファミリー層が中心となっています。港北ニュータウンがある都筑区の平均年齢は2022(令和4)年1月時点で43.45歳となっており横浜市の平均年齢46.70歳と比較しても「若い街」だということが分かります(横浜市政策局総務部統計情報課「市・区の年齢別の人口」より)。

若いファミリーが多いため、子育て環境の整備に力が入れられています。都筑区独自の子育て支援策としては、子育ての不安・悩みの相談を受けてくれる「子育て支援者サービス」や、子育てに関する情報提供や育児に関する相談窓口の紹介を目的に赤ちゃんのいる家庭に訪問員が訪れる「こんにちは赤ちゃん訪問」などが挙げられます。

また横浜市では、子育て支援の一環として「ハマハグ」という事業を行っています。これは子育て中・妊娠中の方が、登録証を提示すると各協賛店でいろいろな優待が受けられる、という仕組みです。街並みも緑豊かな環境であり、「横浜市歴史博物館」や「横浜国際プール」をはじめとした子育てに役立ちそうな公共施設も充実しています。子どもを遊ばせる場所がたくさんある点も魅力的です。

掲載日
2019/06/28

本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。

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