【永福町・浜田山】都心周辺に至近距離でありながら、 静けさを保つ緑多き街
杉並区の南部に位置する永福町・浜田山エリアは、京王井の頭線と井ノ頭通りが並行して走り、渋谷から電車で10分前後という至近距離にあります。
善福寺川と神田川に挟まれたこのエリアは緑にも恵まれ、まさに都心のオアシスといえるでしょう。
その利便性と環境の良さから、高級住宅街としてハイソサエティなスーパーマーケットや店舗、スポーツ施設などが充実しており、ゆったりとした日常をもたらしてくれます。
京王井の頭線沿線の永福町~浜田山にかけてのエリアは、邸宅も多い高級住宅地です。
駅周辺には商店街が広がりにぎわいがある一方、路地に足を踏み入れると静かな住宅が並ぶ、とても住みやすい環境の整った街です。
地名の由来ともなる「永福寺」を代表として、神社仏閣も多く、歴史ある落ち着いた雰囲気も持ち合わせています。
また、東京都立和田堀公園・善福寺川緑地をはじめ、周辺は杉並区でも緑の多い地域で、自然を感じながらゆとりある暮らしを楽しむことができます。
「永福町」駅前の「キッチンコート永福町店」は、京王ストアが展開する、こだわりの商品や上質な商品を取り扱う本物志向のスーパーマーケットです。
井ノ頭通り沿いにある「三浦屋」は、「自然、美味、安心」をテーマにこだわりの食品を取りそろえる高級食材のスーパーマーケットで、産地や栽培法にこだわった野菜をふんだんに使った手作り惣菜なども販売しています。
こういった高品質の食材が近所で入手しやすいのも、高級住宅街ならではかもしれません。
井ノ頭通り沿いにはBMWやポルシェ、ベンツなど、外国車のディーラーが多く集まっています。ハイソサエティなスポーツクラブやテニスクラブも複数存在しており、単なる高級志向というだけでなく、こだわりやゆとりがある生活が楽しめるエリアといえるでしょう。
飲食店も、派手な店こそ少ないものの、隠れ家的な地元住民に愛される店が多くあります。
「大宮八幡宮」は、源頼義により建立された神社で、1000年近くの歴史を誇っています。都内3番目の広さを有する境内には、緑豊かな社叢が広がっています。
その北側には、善福寺川に沿う形で「東京都立和田堀公園」があり、善福寺川緑地とつながって約4.2 kmという非常に広い緑地帯を形成しています。川に沿った散策路には約700本の桜の木が植えられており、春になるとたくさんの花見客でにぎわいます。
和田堀公園内の池には、都心ではあまり見られないカワセミなどの珍しい鳥も生息するため、野鳥観察を楽しむこともできます。
また、両公園内には、野球場やテニスコートだけでなくバーベキュー広場や杉並区立郷土博物館なども整備されており、さまざまな形で自然や文化を楽しむことができます。
さらに、京王井の頭線で吉祥寺方面に向かえば、武蔵野の自然を残す「井の頭恩賜公園」も広がっています。都心のそばにありながら自然も満喫できる、永福町・浜田山エリアはそんな贅沢な街です。
1063(康平6)年に創建された「大宮八幡宮」は、源頼義によるもので、かつては武蔵国三大宮の一つ「多摩の大宮」あるいは「武蔵国八幡一之宮」とも称された由緒ある神社です。境内は15,000坪と広く、特に子育て・安産の神様として遠方からも参拝客が訪れます。
1522(大永2)年に秀天慶実により創建された「永福寺」は、小田原城落城後、北条氏の家臣であった安藤兵部丞が当寺の住職をたよってこの地に帰農して檀家となったという歴史ある寺で、それ以来この一帯を永福寺村と呼ぶようになり、現在の地名の由来ともなっています。
明治・大正期までは、農家が点在する農村地帯でしたが、1933(昭和8)年に帝都電鉄(現在の京王井の頭線)が開通し、下北沢や明大前駅付近が住宅地の中心地となり、次第に周辺も住宅地化してきました。
京王井の頭線は、「渋谷」駅と「吉祥寺」駅を結ぶ路線で、両駅間は急行であれば16分程度で運行しています。そのほぼ真ん中に位置する「永福町」駅は急行停車駅で、「渋谷」駅から10分もかかりません。
平日朝の通勤時間帯には、各駅停車がメインとなるものの2~3分間隔で運行しているので、ほとんど待つことなく乗車することができます。
「渋谷」駅に出れば都心各所へのアクセスが非常に便利なことは言うまでもありませんが、「吉祥寺」駅からはJR中央線で立川方面へと出られるほか、「明大前」駅からは京王線で新宿や調布方面へ、「下北沢」駅からは小田急小田原線で町田方面へと、多方面にアクセスが便利です。
一方、「永福町」駅には京王バスの営業所もあり、「新宿」駅西口、「高円寺」駅、「中野」駅行きなど、バス便も充実しているので、鉄道と使い分けるとさらに行動範囲が広がります。
また、井ノ頭通りをはじめ、環七通り、環八通り、甲州街道などの幹線道路が近くに通っており、首都高速の「永福」出入口や中央自動車道の「高井戸」ICなども利用しやすいので、自動車での移動も便利です。
TPOに合わせて、いろいろな交通機関が利用できることも、このエリアの人気の理由の一つといえるでしょう。
- 掲載日
- 2022/01/27
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。