【水道橋】学生街やレジャースポットなど賑わいを見せる都心の行楽地
「水道橋」駅はJR中央・総武線と都営三田線が乗り入れています。JR中央・総武線では、飯田橋、四ツ谷、新宿と、オフィス街へのアクセスもよく、「御茶ノ水」駅で中央線快速に乗り換えれば「東京」駅も10分ほどで到着できるなど、主要駅へのアクセスの良さが魅力です。
都営三田線では、大手町、日比谷や三田、目黒方面のほか、東急目黒線へ乗り入れているため、日吉方面へも気軽にアクセスができます。
他の路線への乗り換えも、秋葉原まで出ればJR山手線、神保町へ行けば東京メトロ半蔵門線も利用できるため、各方面へのアクセスが便利な環境と言えるでしょう。
また、東京メトロ「後楽園」駅、「飯田橋」駅や「九段下」駅も徒歩圏内です。すぐ西側を首都高速5号池袋線が通っており、「西神田」出入口から利用することも可能です。
水道橋という地名は、神田川に架けられた「水道橋」から約150mほど下流に、日本最古の都市水道である神田上水の懸樋があったことに由来します。
そんな水道橋エリアは、大学や資格・専門学校の集まる学生街としても知られています。また、「中央大学」や「日本大学」、「専修大学」、「東京歯科大学」などの大学のほか、「暁星学園」、「桜蔭学園」、「白百合学園」といった有名私立中学高等学校も点在しており、文教地区に定められた地域が多いのも特徴です。
学生向けの飲食店から、かつて文豪たちも通ったとんかつ専門店「かつ吉」といった名店まで、幅広いグルメスポットが軒を連ねるエリアでもあります。
水道橋エリアには、子どもから大人まで楽しめるレジャースポットが多いことも特徴の一つです。
JR「水道橋」駅の北側には、プロ野球読売巨人軍の本拠地である日本初の全天候型多目的スタジアム「東京ドーム」を中心にした総合レジャー施設「東京ドームシティ」が広がっています。敷地には、地上43階建ての「東京ドームホテル」、スパも入る商業施設「LaQua」、ミュージアムなど20以上の施設が立ち並びます。このうち、「後楽園ホール」はプロレスやボクシングの試合が催される格闘技の聖地としても知られています。
近年では、子ども向けのアミューズメント施設「アソボ~ノ!」、「宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)」など、家族向けの施設もオープンしました。
また東京ドームシティの西側には、国が特別史跡・特別名勝に指定する、日本庭園「小石川後楽園」も隣接している。江戸時代初期に水戸徳川家初代藩主・徳川頼房が自らの屋敷内に造園した庭で、二代目藩主・水戸光圀が儒学思想の影響を受けて完成させました。
総面積7万平方メートル超の回遊式築山泉水庭園(池を中心に築山や泉などを配置した日本庭園)で、特別史跡と特別名勝の二重指定を受けている公園はこの公園含め全国で2園のみです。周辺の地名「後楽園」の発祥地でもあり、四季折々の光景が美しい公園は散策スポットとしても人気です。
レジャースポットが多い印象が強い水道橋エリアでも、周辺には生活環境が整っています。
北側の後楽園方面では、「LaQua(ラクーア)」内にある「成城石井 東京ドームラクーア店」や「ドン・キホーテ 後楽園店」といったスーパーマーケットやディスカウントストアが点在し、駅南側にも、ドラッグストア、コンビニエンスストアなどが揃うため、日常的な買い物に困ることはありません。
また、東京ドームシティのショッピングスポットはもちろん、飯田橋・神楽坂方面など、高感度なショップが集まるエリアも生活圏に揃います。
資格や専門学校が多いこともあり、習い事施設や「エスフォルタ水道橋」といったフィットネス施設など、子どものみならず大人が趣味を楽しんだり自己研鑽できる環境も整っています。
また、東京メトロ「後楽園」駅前にある「文京シビックセンター(文京区役所)」の北側では、大規模開発事業「文京ガーデン(春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業)」が進行中です。
住宅・オフィスなどからなる複合再開発で、周辺を通る地下鉄4路線とも接続するほか、保育施設、診療所、商業施設も入る計画で、順次竣工、供用が開始されています。最後となる南街区の竣工は2023(令和5)年11月を予定しており、全てが開業すれば、周辺の利便性がさらに高まることが期待されています。
- 掲載日
- 2020/10/09
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。