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【塚口】再開発により、阪急「塚口」駅前に新たなランドマークが誕生

 
「SOCOLA 塚口クロス」新たに誕生した「SOCOLA 塚口クロス」

塚口は、阪急「塚口」駅とJR「塚口」駅を中心に広がる街です。昭和初期に阪急「塚口」駅周辺で住宅地の開発が始まり、大阪梅田にも、神戸三宮にもアクセスがよいことから、ベッドタウンとして発展してきました。そしてこの街では、近年再開発が活発に行われています。

 

2016(平成28)年には「ZUTTOCITY(ズットシティ)」がまちびらき
ZUTTOCITY(ズットシティ)ZUTTOCITY(ズットシティ)

まず行われたのは、JR「塚口」駅の駅前再開発です。

2016(平成28)年に誕生した「ZUTTOCITY(ズットシティ)」は、森永製菓の工場跡地につくられた新しい街です。8.4ヘクタールの広大な土地に、総戸数1200戸のマンション「プラウドシティ塚口マークフロント」・「プラウドシティ塚口マークフォレスト」・「プラウドシティ塚口マークスカイ」、71戸の一戸建て住宅「プラウドシーズン塚口」、駅前広場、駅ビル「VIERRA塚口」、商業施設「ミリオンタウン塚口」、「みんなの森」と呼ばれる緑地などがゆったりと配置され、緑豊かな美しい街並みを形成しています。

「ZUTTOCITY(ズットシティ)」は、スマートシティであることも特徴のひとつです。街全体のエネルギー消費量がデジタルサイネージで「見える化」されており、電力逼迫時に節電のための外出要請に応えることで、地元のお店で使える「まいぷれポイント(まいポ)」が付与される仕組みとなっています。

この省エネと地域活性化の取り組みが認められ、尼崎市の「尼崎版スマートコミュニティ」に認定されています。また、この街の優れたデザイン性も認められ「グッドデザイン賞」も受賞しました。

そして現在、阪急「塚口」駅の駅前でも、再開発が進められています。

 

1978(昭和53)年に建てられた駅前商業施設「塚口さんさんタウン」
塚口さんさんタウン塚口さんさんタウン

そもそも阪急「塚口」駅周辺で住宅地の開発が始まったのは、昭和初期のことです。1920(大正9)年の阪急神戸線本線・伊丹支線(現伊丹線)の開業と同時に「塚口」駅が設置されると、田畑が広がっていたこの街でも住宅地開発が進められ、人口も増加していきました。

1971(昭和41)年には、駅前広場に商業施設を設置する「第一種市街地再開発事業」の実施が決まり、1978(昭和53)年に、ロータリーのある駅前広場と、それを取り囲むように建てられた3つのビルからなる「塚口さんさんタウン」が完成しました。1番館・2番館・3番館の3つのビルはペデストリアンデッキで結ばれ、スーパーマーケットや専門店などが多数入る便利な施設として、市民に愛されてきました。

しかし、老朽化などの問題から、2014(平成26)年に「塚口さんさんタウン」3番館の建て替えが決定され、2018(平成30)年から解体工事が開始されたのです。

 

2022(令和4)年、新築分譲マンション「プラウド阪急塚口駅前」と商業施設「SOCOLA 塚口クロス」が誕生
「プラウド阪急塚口駅前」と「SOCOLA 塚口クロス」「プラウド阪急塚口駅前」と「SOCOLA 塚口クロス」

4年間の工事期間を経て、2022(令和4)年、高層階には総戸数421戸の新築分譲マンション「プラウド阪急塚口駅前」、低層階には商業施設の「SOCOLA塚口クロス」が入る複合施設が誕生します。

「プラウド阪急塚口駅前」は、省エネ・地域活性化・社会課題への取り組みが認められ、尼崎市が推進する「SDGsスマートマンション」の第1号認定を受けたマンションとしても知られています。

そして「SOCOLA 塚口クロス」は、2022(令和4)年11月2日にオープン予定の商業施設です。スーパーマーケットの「AEON FOOD STYLE」をはじめ、品質にこだわるグロッサリーストアの「パントリー」、神戸発祥のベーカリー「CASCADE」、オーガニック・無添加食品の専門店「オーガニックプラザ」などがテナントとして入り、食料品のショッピングの楽しみが広がります。ほかにも、カフェ、100円ショップ、各種クリニックなどが入る予定です。

「塚口さんさんタウン」の1番館・2番館には、行政窓口の「阪急塚口サービスセンター」や、パスポートセンターの「兵庫県旅券事務所 尼崎出張所」、映画館の「塚口サンサン劇場」、人気店ぞろいのレストラン街などもあり、そこに「SOCOLA 塚口クロス」が加わることで、街の利便性や魅力がより一層パワーアップしそうです。

 

駅前広場も歩きたくなる空間へと改良予定
「阪急塚口駅南駅前広場の改良計画」イメージ画像「阪急塚口駅南駅前広場の改良計画」イメージ画像(出典:尼崎市ホームページ)

また、尼崎市の事業として「居心地がよく歩きたくなる駅前空間に向けて~阪急塚口駅南駅前広場改良事業~」も進められています。この事業は「人が居心地良く時間を過ごすことができる駅前広場」をめざすものです。現在は、ワークショップや社会実験などが行われ、整備の方針が検討されています。

さらに、阪急「塚口」駅の南口を含む広域の「阪急塚口駅周辺地区」を対象に、2022(令和4)年から2026(令和8)年を計画期間とした都市再生整備計画も進行中です。この計画では、「商業・サービス機能や文化機能が充実した質の高い都市空間の形成と都市魅力の向上」を目標としており、歩道の段差解消による安全で快適な歩行空間の整備などが行われることになっています。

JR「塚口」駅前に続いて、阪急「塚口」駅前でも再開発が進められ、今後、塚口エリアにはますますのにぎわいがもたらされることが期待されています。

掲載日
2022/10/28

本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。

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