代々木エリアの魅力の一つが、優れた交通アクセスです。「代々木」駅には、JR山手線、JR中央・総武線、都営大江戸線が乗り入れており、これらを使い分けることでスムーズに移動できます。

山手線に乗れば、渋谷・新宿・池袋・東京などの主要スポットへ乗り換えなしで行くことができますし、中央・総武線各駅停車を使えば、お茶の水・中野・吉祥寺方面や、千葉方面へも気軽にアクセスできます。

さらに、大ターミナルの「新宿」駅が歩いてすぐなので、ここからJR埼京線や中央線快速、京王線、小田急線、東京メトロ丸ノ内線など数多くの路線を利用することができます。

代々木は「明治神宮」や「代々木公園」をはじめ、豊かな自然環境と歴史・文化資源に恵まれた街です。

「明治神宮」は、明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社で、約70万平方メートルにわたる人工林の静寂な世界が広がります。散策や芝生広場でのピクニック、バードウォッチングなど自然を感じながらゆったりと過ごすことができ、都内屈指のパワースポットとしても知られています。

また、「明治神宮」の西参道鳥居の近くには「渋谷区立代々木ポニー公園」もあり、乗馬体験やブラッシング・えさやりなどポニーとの触れ合いが楽しめます。

「明治神宮」の南西に広がる「代々木公園」は、スポーツ施設のほか、噴水のある広大な広場やドッグラン、ランニング・サイクリングコース、野外ステージなど施設が充実し、不定期にフェスやライブなどのイベントも開催されています。

2024（令和6）年供用開始を目指して再整備事業も進められており、アーバンスポーツパークや多世代健康増進スタジオ、にぎわい広場などが新設される予定です。

「代々木公園」の西側には、渋谷区内では貴重な自然林としてかつての武蔵野の面影を今に伝える「代々木八幡宮」があります。多種多様な植物や生き物の観察を楽しめるほか、境内には縄文時代の復元された住居跡や数々の碑も残されています。

また、「代々木」駅の東側には、風景式庭園の名作といわれる「新宿御苑」が広がっています。観光地としても周辺住民の憩いの場としても人気の公園です。「代々木」駅からのアクセスは、「新宿御苑」の3つあるゲートの「千駄ヶ谷門」、「新宿門」が近く、どちらも徒歩圏内にあります。

代々木は、ショッピングタウンとして人気を誇る「新宿」と「原宿・表参道」のどちらへも歩いて行ける距離にあるため、買い物に困ることはありません。「新宿サザンテラス」や「タカシマヤ タイムズスクエア」、「NEWoMan新宿」（JR新宿ミライナタワー内）といった「新宿」駅南口エリアの大型商業施設も、「代々木」駅から徒歩10分圏内です。

「代々木」駅の西側エリアには代々木1丁目地区の商店などで構成される「代々木商店街」が広がっており、飲食店なども充実しています。「まいばすけっと」、「リコス」、「マルマンストア」などスーパーマーケットも点在しており、24時間または深夜まで営業している店も多いので帰宅が遅くなったときにも心強い存在です。

なお「代々木」駅西口エリアにおいては現在、地上39階・地下3階建て、高さ約150mの超高層ビル建設の計画があります。建物は商業施設や共同住宅などで構成され、駅前広場や歩行者空間も整備される予定で、地区計画策定に向けて検討が進められています。

「代々木公園」や「代々木八幡宮」の西側に広がる代々木上原エリアは、にぎわいを見せる「代々木」駅周辺とは異なる魅力にあふれた街です。地形的には坂が多いのが特徴で、高台にはゆとりある高級邸宅地も広がっており、住みたい街・憧れの街として幅広い世代に人気です。

新宿にも渋谷にも近い位置にありながら、大都会の喧騒から離れた静かで落ち着きある住環境は代々木上原の大きな魅力となっています。近年は、隠れ家的なレストランやおしゃれなカフェ、ハイセンスで個性的なセレクトショップなどが増え、“おしゃれな美食タウン”としてもますます注目を集めています。

エリアの中心にある「代々木上原」駅は、小田急線と東京メトロ千代田線で都心に直結しています。駅ビル「アコルデ代々木上原」内に「Odakyu OX」をはじめ各種専門店が入っているほか「マルエツ 代々木上原店」などもあり、日常の買い物も便利です。

また「上原駅前商店街」や「上原銀座商店街」など商店街もいくつかあり、ほっとする下町のような雰囲気も持ち合わせています。

代々木エリア周辺は、都会の便利さ、緑あふれる環境、センスの良さ、下町的な気取らない雰囲気など、あらゆる要素がバランス良く共存する暮らしやすい街といえます。