「小竹向原」という駅名は、駅の所在地である「練馬区小竹町」と「板橋区向原」という2つの地名をミックスしたもので、東京メトロ有楽町線・副都心線、西武有楽町線の3路線が利用できます。

「小竹向原」駅から「池袋」駅へは東京メトロで直通約4分です。距離にして約3kmと、自転車でも十数分で行けるほどの近さです。さらに「渋谷」駅、「新宿三丁目」駅、「飯田橋」駅などへも20分以内でダイレクトアクセスできるという抜群の利便性を誇ります。

また、副都心線は東急東横線・みなとみらい線に直通しているので、「中目黒」駅や「自由が丘」駅、横浜・みなとみらい方面へも乗り換えなしでアクセスできるほか、西武池袋線を利用すれば「練馬」駅や「所沢」駅への移動もスムーズです。

「小竹向原」駅周辺にはスーパーマーケットやホームセンターなどがあり、日常的な生活必需品はほぼ駅周辺でそろうでしょう。

駅前にある「アコレ 小竹向原店」はイオン系列のディスカウントストアで、徹底したコストダウンにより低価格を実現しています。朝7時から深夜0時まで営業しているのも、日中忙しい人にはとても助かります。

大通りを挟んで反対側の駅前には、地元で長く愛されている生鮮食品中心のスーパーマーケット「いさみ屋 小竹向原店」もあります。2階には100円均一ショップやリラクゼーションサロンなども入っています。

駅から徒歩5分ほどの環七通り沿いには、「毎日が特売」をモットーとする「オーケー 小茂根店」もあります。その隣接地には2022（令和4）年6月にDIY・日用品・ペット用品・キッチン用品・文具などを扱う「オリンピック小竹向原店」もオープンし、買い物利便性がより向上しました。また、駅からは少し離れますが「宮の下商栄会（パステル宮の下）」という商店街もあります。

必要に応じて池袋や渋谷、銀座といった人気ショッピングタウンへ地下鉄1本で気軽に買い物に出かけられるのも、小竹向原の大きな強みといえます。

幼稚園や保育園、小中学校、高校、大学キャンパスなどが多く集まる小竹向原周辺エリアは、子育て世代にも人気です。静かで落ち着きがあり、自然が身近に感じられる環境の良さはこの街の魅力といえるでしょう。

「小竹向原」駅から北へ進んだ先には、23区北部で最大の運動公園「都立城北中央公園」が広がっています。こども広場・児童公園、ドッグランのほかさまざまなスポーツ施設があり、豊かな緑の中で存分にスポーツや自然散策を楽しめます。

「練馬区立こどもの森」は、「自然×冒険×交流」をコンセプトに、樹林地や農地など練馬に昔からある緑を生かして作られた公園です。既成の遊具はほとんどなく、「プレーリーダー」と呼ばれる専門スタッフのサポートのもと、子どもたちが思い思いに自分のやりたい遊びを作り出して思いっきり遊び、冒険できる場所となっています。

そのほか、ミステリーサークルのようなタイヤ広場が楽しい「小茂根四丁目公園」や、小高い丘の上にありピクニックや桜・紅葉も楽しめる「茂呂山公園」、ユニークな遊具が人気の「やくも公園」など、子どもたちが伸び伸びと遊べる緑豊かな公園が、住宅街の中に点在しています。

「小竹向原」駅周辺には大規模な商業施設や繁華街などはなく、閑静な住宅街が広がっています。近くに「日本大学芸術学部 江古田キャンパス」や「武蔵野音楽大学 江古田キャンパス」、「武蔵大学」など大学キャンパスがあるため、ファミリー層だけでなく学生も多く暮らす街です。

現在、駅の北東部では、野村不動産と旭化成不動産レジデンスによる「向原第二住宅団地」の建て替え事業が進行中です。12階建てと7階建ての2棟、計500戸の大規模マンション「プラウドシティ小竹向原」として生まれ変わる予定で、2024（令和6）年4月竣工を目標に工事が進められています。

都心近くに立地しながらも、喧騒とは無縁の閑静な住宅街が広がる小竹向原は、都会の利便性と穏やかな生活環境のどちらも手に入れたい人にとって、魅力の大きいエリアといえるでしょう。