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【芦屋】文化人や実業家が創った華やかな文化が息づく高級住宅地

 
芦屋駅(JR)
芦屋は、大阪と神戸という2つの大きな都市の中間地点に位置する街です。関西屈指の高級住宅地として知られるこの街は、谷崎潤一郎の小説『細雪』の舞台としても知られています。北には六甲の山々が連なり、南には海が広がる美しい自然環境が魅力で、市内にはJR神戸線、阪急神戸線、阪神本線の3路線の電車が走るなど、交通の利便性にも恵まれています。
市民により守り継がれる高級住宅地・芦屋
六麓荘の街並み六麓荘の街並み
この地には古くから人々が暮らしており、市内最古の集落跡である「山芦屋遺跡」からは、約8000年前のものとされる土器も発見されています。
長らく農村であったこのエリアに、大きな変化が訪れるのは明治期以降のことです。1905(明治38)年に阪神電車が、1913(大正2)年に国鉄(現JR)が、1920(大正9)年には阪急電車が相次いで開業します。この交通機関の発達を契機として、大阪や神戸で事業を営む実業家たちが、都市に近く、環境にも恵まれた芦屋に注目し、邸宅や別荘を建て始めたのです。
当初、海側から始められた芦屋の邸宅建設は、鉄道の開業に合わせて山側へと広がっていきます。昭和初期には株式会社六麓荘が国有林の払い下げを受けた山手の傾斜地に土地区画整理事業の認可を得て、高級住宅街の建設を行います。
この住宅地は六麓荘と呼ばれ、当時から電線が地中化されるなど環境に配慮した街づくりが実施されました。あれから100年近くが経過した現在も六麓荘は、町内会によって敷地面積や敷地内の緑地率といった建築協定が定められるなど良好な環境が保たれ、芦屋の中でもとりわけ高級な住宅地となっています。
このような美しい景観を守る動きは、六麓荘に限ったことではありません。芦屋市では、「芦屋市景観形成基本計画」 が定められているほか、店舗の看板の色や素材などのガイドラインとなる「芦屋市屋外広告物条例」が制定されており、派手な看板やネオンサインなどのない、落ち着いた美しい街並みが維持されています。
和洋折衷の美しい佇まいのモダニズム建築
ヨドコウ迎賓館ヨドコウ迎賓館
芦屋といえば、多くの実業家のほか、画家の小出楢重や吉原治良、音楽家の貴志康一、作家の谷崎潤一郎などの文化人が移り住んだ地としても知られています。彼らが暮らした芦屋では、「阪神間モダニズム」と呼ばれる華やかでハイカラな文化が生まれます。
大正期から昭和初期に建てられた和洋折衷の建築は「モダニズム建築」と呼ばれ、今も街のあちこちでその姿を見ることができます。
「ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)」は、国の重要文化財に指定されている大正期に建てられた住宅建築です。自然と調和するように設計されており、建物の随所に美しい装飾を見ることができます。ここは、帝国ホテル旧本館(ライト館)などの設計を手掛けたことで知られ、「近代建築の三大巨匠」と呼ばれるアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトによって設計されました。現在日本で、彼の手がけた住宅建築のうち、建築当初の姿をほぼ完全に残しているのは、「ヨドコウ迎賓館」のみといわれています。
ほかにも、芦屋市立図書館打出分室として利用されている「旧松山家住宅松濤館」や、結婚式場「芦屋モノリス」となっている「旧芦屋郵便局電話事務室」、「芦屋仏教会館」、「芦屋警察署」 などの「モダニズム建築」が大切に保存・利用されており、市内ではこれらの建築をめぐるイベントも数多く開催されています。
パティスリーめぐりも楽しみのひとつ
ビゴの店 本店ビゴの店
「阪神間モダニズム」で開花した華やかな文化は、芦屋を中心とする阪神間に、今も息づいています。市民に愛される文化のひとつがスイーツです。老舗店や有名店などさまざまなパティスリーが店を構える芦屋は、ケーキ激戦区といわれることもあるほどです。
1969(昭和44)年に、工夫を凝らしたデセールを食べられる喫茶店としてオープンした「アンリ・シャルパンティエ」や、1972(昭和47)年に創業したフランスパンの老舗でお菓子もそろう「ビゴの店」はその代表格です。市内には、芦屋川沿いにテラスを構えるカヌレが有名な「ダニエル」や、鮮やかなショコラが人気の「ショコラトリープラン」など、個性豊かな名店が多数ひしめき合い、家族や友人との楽しいひと時を彩ってくれます。
そのほか、市内には「富田砕花旧居」や「谷崎潤一郎記念館」、「虚子記念文学館」、「芦屋市立美術博物館」など文化芸術にふれられるスポットも豊富です。また、春には芦屋川沿いに植えられた桜、夏には潮芦屋ビーチで打ち上げられる「芦屋サマーカーニバル」の花火など、四季折々の楽しみも尽きません。優れた環境が整う芦屋では、ゆったりと落ち着いた暮らしを満喫できそうです。
掲載日
2024/04/19

本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。

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