大阪府豊中市
日本最古の歴史書『古事記』には、「豊中」の名の基になった地名「豊島」の字が登場する。「豊」島の「中」心部にある「豊中」市は、明治維新までは、大阪と各地を結ぶ「能勢街道」の中間地点として、行き交う人で賑わっていた。現:阪急電鉄が開通してからは、沿線の開発に伴って人口が急増する。大阪都心部から約15kmの距離にある地の利を活かして、市内は都心部の衛星都市として開発が進められ、「千里ニュータウン」など大規模な住宅団地が造成された。市内は下水道やガスなどインフラが整っており、大阪都心部に直通する阪急電鉄などの鉄道路線に路線バス網、名神高速道路に国際空港と、市の隅々まで交通網が張り巡らされている。市のキャラクター「マチカネワニ」は、市内で発掘されたワニの化石を題材にしたもの。国内外への道が整備される先進的な開発が進む一方で、古代の化石が完全な姿で発掘されるほどの、手つかずの自然を残している一帯も多い。
大阪府豊中市
所在地:大阪府豊中市中桜塚3-1-1
電話番号:06-6858-2525
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/