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不動産価格の話題

2013/10/04Vol.276不動産価格

野村不動産アーバンネット実勢調査による2013.10.1時点の首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の動向

当社が3ヶ月ごとに実施している「住宅地価格調査」・「中古マンション価格調査」からその概要を報告いたします。
本報告は、「野村の仲介+」各店舗の営業エリアにおいて、調査地点・対象マンションを選択し通常取引を想定して実勢価格を査定したものの要約です。調査地点は限定されたエリアから抽出したものですので、本報告書の数値は都県全体の変動率を表すものではありません。

首都圏の住宅地価格・中古マンション価格ともに、四半期ベースのエリア平均で変動率はプラスを維持

7-9月期「住宅地価格」:首都圏エリア平均で変動率0.0%(前回0.8%)

四半期比較で「値上がり」を示した地点が14.3%(前回30.0%)、「横ばい」が77.9%(前回68.6%)、
「値下がり」が7.9%(前回1.4%)となり、値上がり地点が減少し、値下がり地点と横ばい地点が増加しています。エリア別の平均変動率では埼玉、千葉を除いてプラスとなりました。

7-9月期「中古マンション価格」:首都圏エリア平均で変動率0.1%(前回0.4%)

四半期比較で「値上がり」を示した地点が16.4%(前回26.0%)、「横ばい」が72.4%(前回62.8%)、
「値下がり」が11.2%(前回11.2%)となり、値上がり地点が減少し、横ばい地点が増加しています。エリア別の平均変動率では埼玉、千葉を除いてプラスとなりました。

年間ベースでは、住宅地価格はほぼ下げどまり、中古マンション価格は値下がり率が縮小

年間ベースの住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均で△0.0%(前回△0.6%)

年間比較では、「値上がり」を示した地点が42.1%(前回32.9%)、「横ばい」が35.0%(前回39.3%)、
「値下がり」が22.9%(前回27.9%)となり、値下がり地点と横ばい地点が減少し、値上がり地点が増加しました。エリア別の平均変動率では埼玉、千葉を除いてプラスとなりました。

年間ベースの中古マンション価格変動率は、首都圏エリア平均で△0.4%(前回△1.2%)

年間比較では、「値上がり」を示した地点が34.1%(前回23.7%)、「横ばい」が31.8%(前回27.0%)、
「値下がり」が34.1%(前回49.3%)となり、値下がり地点が減少し、値上がり地点と横ばい地点が増加しました。エリア別の平均変動率では東京都区部、東京都下がプラスとなりました。

企画・編集:野村不動産ソリューションズ株式会社 流通事業本部 営業企画部 企画課

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