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不動産価格の話題

2019/10/11Vol.305不動産価格

野村不動産アーバンネット実勢調査による2019.10.1時点の首都圏「住宅地価格」の動向

野村不動産アーバンネットが3か月ごとに実施している「住宅地価格調査」から、その概要を報告いたします。

本報告は、「野村の仲介+(PLUS)」各店舗の営業エリアにおいて、調査地点を選択し、通常取引を想定して実勢価格を査定したものの要約です。
調査地点は限定されたエリアから抽出したものですので、本報告書の数値は都県全体の変動率を表すものではありません。

なお、「中古マンション価格」は『マンションデータPlus』にて、推定相場価格や周辺エリアの相場情報をご覧いただけます。

平均変動率は、四半期ベースで2四半期連続のプラス、年間ベースでプラスを維持

2019年7-9月期の「住宅地価格」変動率は、首都圏エリア平均では0.1%(前回0.1%)

四半期比較で「値上がり」を示した地点が5.4%(前回7.1%)、「横ばい」を示した地点が94.0%(前回91.1%)、「値下がり」を示した地点が0.6%(前回1.8%)となり、横ばい地点が増加、値上がり地点、値下がり地点が減少しました。

エリア別の平均変動率は、東京都下・神奈川の2エリアが前回より上昇、東京都区部・埼玉・千葉の3エリアは前回から横ばいとなりました。

年間ベースの「住宅地価格」変動率は、首都圏エリア平均で0.1%(前回0.2%)

年間比較では、「値上がり」を示した地点が10.7%(前回18.5%)、「横ばい」を示した地点が80.4%(前回73.2%)、「値下がり」を示した地点が8.9%(前回8.3%)となり、横ばい地点と値下がり地点が増加、値上がり地点が減少しました。

エリア別の平均変動率は、東京都下が前回より上昇、東京都区部、埼玉、千葉の3エリアは前回から減少、神奈川が前回から横ばいとなりました。

※調査方法について

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企画・編集:野村不動産ソリューションズ株式会社 流通事業本部 営業企画部 企画課

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