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【品川・港南】リニア中央新幹線開業を見据え、東京の玄関口としてのまちづくりが進む「品川」駅周辺エリア

 
品川駅

「品川」駅はJR東海道新幹線をはじめ、山手線や京浜東北線、東海道線など多くの路線が集まる東京の南のターミナルとして発展してきました。

この「品川」駅周辺では、2027(令和9)年開業予定のリニア中央新幹線の始発駅が設置されるほか、「品川」駅と「田町」駅の間に新駅「高輪ゲートウェイ」駅が誕生するなど、近年大きな動きが相次いでいます。これに併せて再開発など都市インフラの整備も進められており、さらなる進化が期待されています。

 

「高輪ゲートウェイ」駅周辺では“エキマチ一体のまちづくり”が進行中
「高輪ゲートウェイ」駅「高輪ゲートウェイ」駅

2020(令和2)年3月、「品川」駅と「田町」駅との間にJR山手線・京浜東北線の新駅「高輪ゲートウェイ」駅が誕生しました。これは東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に合わせた暫定開業であり、本開業は2024(令和6)年度に予定されています。

この「高輪ゲートウェイ」駅の周辺(品川駅北周辺地区)では、JR東日本によって「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」として「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりが進められています。この地がかつて江戸への「玄関口」の役割を担っていたなどの歴史的背景や、東京国際空港にアクセスしやすいという立地特性から、「Global Gateway」を開発コンセプトに、先進的な企業や人材が集う国際交流拠点としての新しい街がつくられつつあります。

開発事業は南北に細長い敷地を4つの街区に分割して進められ、超高層ビル4棟と低層ビル1棟、計5棟の建設が予定されています。これらの建物を「日本列島の島々」に見立てたり、かつての海岸線の記憶を想起させる滑らかな歩行者ネットワークの整備、各棟が個性を持ちながらの「群としての一体感」など、街全体のデザインも大きな注目を集めています。

4つの街区のうち、2024(令和6)年度末の「高輪ゲートウェイ」駅全面開業に合わせて先行開業するのが、駅前の「4街区」です。ここには国際交流拠点の象徴となるツインタワー(North:地上29階・地下3階、South:地上30階・地下3階)が建設され、ハイグレードオフィスや大規模コンベンション・カンファレンス、ホテル、商業施設などが入る予定です。

また、「泉岳寺」駅に隣接する3街区の複合棟(地上31階・地下5階)や、展示場やホールなどを備えた2街区の文化創造棟(地上6階・地下3階)、低層部にインターナショナルスクールも入る1街区の国際水準の高級賃貸住宅棟(地上44階・地下2階)についても、2025(令和7)年度中の開業を目指しています。

 

リニア中央新幹線の発着駅になる「品川」駅
リニア中央新幹線看板

「品川」駅はリニア中央新幹線の発着駅になることでも注目を集めています。

リニア中央新幹線は「品川」駅から「名古屋」駅までわずか約40分、「品川」駅から「大阪」駅までは最速約67分という短時間で結ぶ夢の高速鉄道です。リニア中央新幹線のホームは東海道新幹線「品川」駅ホームの真下、深さ約40mの大深度地下に開設されます。

品川~名古屋の区間は2027(令和9)年の開業を目標としています。開通すれば日本経済全体の活性化が期待され、「品川」が未来の東京を担う街となるでしょう。

 

これからの日本の成長を牽引する国際交流拠点へ
品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2020出典:東京都都市整備局「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2020」

リニア中央新幹線の開業を見据え、「品川」駅周辺エリアでは、東京の玄関口にふさわしい街に生まれ変わるべくさまざまな計画が動いています。東京都が策定した「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2020」によると、「これからの日本の成長を牽引する国際交流拠点・品川」を将来像とし、実現するための施策として、駅前広場の整備、京浜急行「品川」駅の地平化、自由通路の新設、国道15号の拡幅などが挙げられています。

西口地区においては2022(令和4)年1月に「品川駅西口地区まちづくり指針(高輪三丁目地区)」が策定され、「世界の人々を迎え入れる品格ある迎賓都市・開かれたまちへの転換」をコンセプトにまちづくりが進められています。その一角、「シナガワグース」跡地では、京浜急行電鉄とトヨタ自動車が共同で、オフィス・MICE・商業・ホテルの機能を持つ超高層複合施設(地上29階・地下4階)の建設を計画しており、2023(令和5)年度着工、2026(令和8)年度竣工を予定しています。

「泉岳寺」駅前でも再開発事業が進行しており、京浜急行と東急不動産によって住宅約350戸や商業施設、業務施設などが入る駅直結の超高層ビル(地上30階・地下3階)の建設が計画されています。こちらは2023(令和5)年4月頃の着工、2027(令和9)年度の竣工を予定しています。

「品川」駅を取り巻くエリアではこのように数多くの整備事業が同時進行しており、新しい東京の中心地として、また日本の成長を牽引する国際交流拠点として、大改造が行われつつあります。働く場としても生活の場としても、さらに魅力あふれる街になるでしょう。

 

掲載日
2022/10/28

本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。

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