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#70m2換算価格推移#不動産市況#価格動向#東京カンテイ#社会動向・調査

2018.08.23

2018年7月 三大都市圏・主要都市別/中古マンション70m2価格月別推移

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7月 首都圏 前月比+0.3%の3,634万円 東京23区では都心部でやや上振れる動きも

近畿圏では主に大阪エリアが牽引 中部圏平均は横ばいも名古屋エリアでは依然堅調

2018年7月の首都圏中古マンション価格は、全域的な強含みから前月比+0.3%の3,634万円と小幅に上昇したことで、5月に記録した年初来の最高値を僅かに上回った。

都県別で見ると、東京都では+0.1%の4,879万円と僅かに強含み、埼玉県(+0.4%、2,283万円)や千葉県(+0.8%、2,014万円)ではここ3ヵ月間は堅調な推移を示している。

神奈川県も横浜市や川崎市が牽引する形で、+1.0%の2,901万円と3ヵ月ぶりに上昇に転じた。

近畿圏平均は前月比+0.5%の2,192万円で、2月以降は緩やかな上昇傾向が続いている。

大阪府では大阪市の他にも隣接する豊中市や吹田市で強含んだ影響から、+1.1%の2,401万円と再び上昇し、1998年3月以来の2,400万円台を記録した。

一方、兵庫県では-1.5%の1,870万円と反転下落し、前月までの上昇傾向は一服することとなった。

中部圏平均は1,823万円、愛知県は1,957万円と、ともに前月から横ばいとなったものの、後述の名古屋市をはじめ、豊田市や安城市などでは依然として堅調さを維持している。

【7月の主要都市別・中古マンション価格 】

首都圏主要都市の中古マンション価格は、東京23区で前月比-0.1%の5,376万円と僅かに弱含み、3月以降は5,300万円台後半の価格水準に留まり続けている。

また、さいたま市では-1.1%の2,715万円と前月に引き続き下落した。一方、横浜市(+0.5%、3,117万円)や千葉市(+0.1%、1,796万円)ではプラスに転じたものの、5月の価格水準を上回るまでには持ち直していない。

近畿圏主要都市の価格は、大阪市で前月比+1.1%の3,028万円と再び上昇し、5月に記録した直近の最高値を更新した。再び上昇基調にシフトしたことで、4月以降の前年同月比は+5 %台を維持し続けている。

一方、神戸市では中央区や東灘区などで弱含み、かつ事例数も減少したために、市平均は-2.3%の1,863万円と比較的大きく下落することとなった。

名古屋市では、前月比+0.7%の2,323万円と3ヵ月連続で上昇した。前年同月比も+6%~8%の高水準を維持しており、上昇トレンドが陰る兆しは一向に見られない。

【7月の各都市圏中心部・中古マンション価格 】

都心6区では前月比+0.8%の7,545万円と再び上昇し、渋谷区を除く全ての行政区でプラスとなった。一方、城南・城西では横ばい、城北・城東では下落となっており、都心と周辺エリアの間で価格動向の違いが生じつつある。

大阪市中心部では+1.1%の3,970万円、名古屋市中心部では+1.9%の2,930万円と、ともに再び上昇したことでそれぞれ大台目前まで迫っている。

これらのエリアでは、価格高騰によって投資先としての妙味が薄れた東京都心部に取って代わる形でニーズを集めており、価格上昇を下支える一因となっている。

※詳細なデータや分析内容についてはこちらのプレスリリースをご覧下さい

※流通戸数・価格改定シェア・値下げ率の推移はこちらをご参照下さい

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提供:東京カンテイ
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