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【梅田】「うめきた2期」の再開発で大阪市の新たな拠点が誕生!

 
うめきた2期地区全景(完成予想イメージ)阪急阪神不動産株式会社のプレスリリースより

大阪の発展を牽引し、国際競争力を強化する拠点として2002(平成14)年から始まった大規模再開発「うめきたプロジェクト」です。1期の開発では、「グランフロント大阪」の誕生などにより賑わいが増しました。

現在行われている「うめきた2期」の開発も順次進められ、それに伴い「大阪」駅には新しい地下ホーム(通称:「うめきた(大阪)地下駅」)と改札口(うめきた地下口)が2023(令和5)年、3月18日に開業しました。街全体に緑を取り入れ、世界をリードするイノベーションとの融合をテーマとする再開発は、従来にはない街となっており、大きな注目を集めています。

 

続々とまちびらきが進む「うめきた2期」
「うめきた広場」

JR「大阪」駅北側に広がる旧梅田貨物駅跡地では、産学官連携による大規模開発「うめきたプロジェクト」が進められています。「グランフロント大阪」はエリアを代表するランドマークの一つとして、関西でも屈指の人気スポットです。

「『みどり』と『イノベーション』の融合拠点」をまちづくりの方針に掲げる「うめきた2期」は、2020(令和2)年12月に工事がスタートしました。同プロジェクトは、核となる緑豊かな都市公園、ビジネスから観光まで幅広いニーズを担う南街区、イノベーティブなライフデザインを実現する北街区、という3つのゾーンに分かれています。

「うめきた公園」は面積約4.5ヘクタールを擁し、2025(令和7)年「大阪・関西万博」の開催に先立ち、2024(令和6)年9月に先行開園しました。大きな芝生広場は運動したり、子どもと遊んだり、のんびりと過ごしたり、思い思いの時間を過ごせる空間。大都会の中心にいることを思わず忘れてしまいます。

カフェや大型イベントスペースが入る「大屋根」をはじめ、天井高15メートルの展示スタジオを備える「JAM BASE」の主要施設「VS.(ヴイエス)」、神秘的な螺旋状の階段「ゲートランタン」など魅力的なスポットで溢れています。また、さまざまな草花や樹木が植樹されており、四季の変化に合わせてさまざまな表情を見せてくれるのも嬉しいですね。

大規模災害時の避難場所としての防災機能も備えています。公園の南エリアは芝生広場と水景のあるにぎわいの空間、北エリアは緑豊かな自然を感じられる憩いの空間となっています。

osaka midori life イメージ阪急阪神不動産株式会社のプレスリリースより

南街区では「グラングリーン大阪 南館」が2025(令和7)年3月21日に開業。地上39階、地下3階建ての「パークタワー」、 地上28階、地下3階建ての「サウスタワー」、地上18階、地下3階建ての「ゲートタワー」に分かれています。「ウォルドーフ・アストリア大阪」、「ホテル阪急グランレスパイア大阪」といったホテルやオフィス、商業施設などで構成されています。

サポート機能も充実した大規模な最先端オフィスは、国内外企業やクリエイターたちの活動拠点となり、新しいワークスタイルの実現が期待されます。また、南街区には2028(令和10)年に、地上47階、約600戸の分譲マンションが竣工予定です。

北街区には、ホテルやイノベーション・プラットフォーム施設を備えた「グラングリーン大阪 北館」が2024(令和6)年9月に開業しました。ラグジュアリーなホテル「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」をはじめ、低層部分にはレストランやショップなどの商業施設が入ります。

 

新たな改札口、路線が誕生し「関西国際空港」へのアクセスも容易に!
大阪新駅イメージ図大阪市「JR東海道線支線地下化・新駅設置事業パンフレット」より

「うめきた2期」再開発では、エリア内を通過するJR東海道線支線(梅田貨物線)の地下化工事と、新駅設置の工事も行われました。JR東海道線支線は「京都」駅や「新大阪」駅と「関西空港」駅を結ぶ特急はるか号や、「白浜」駅、「新宮」駅方面に向かう特急くろしお号などが走る線路です。

このJR東海道線支線は、これまで「大阪」駅を経由しておらず、「大阪」駅から「はるか」や「くろしお」を利用する場合には、「新大阪」駅や「天王寺」駅への移動が必要でした。

2023(令和5)年に同線が地下化された際に、「大阪」駅のすぐ西側を通るルートとして新たに整備され、「大阪」駅の西口地下に新たなホーム(通称:「うめきた(大阪)地下駅」)と改札口が誕生しました。

これにより、従来「大阪」駅を経由していなかった特急「はるか」や「くろしお」が「大阪」駅に停車することとなり、関西国際空港や和歌山方面へのアクセスが大幅に改善されています。

また、2031(令和13)年春には「なにわ筋線」が開通予定です。この路線は、この「大阪」駅の地下ホームから、JR「難波」駅および南海本線「新今宮」駅をつなぐ新線です。

「大阪(梅田)」駅から関西国際空港までは現在最短で、JR利用で約64分、地下鉄・南海線利用(乗り換え1回)で約54分かかっています。このなにわ筋線が開通した暁には、乗り換えなしで45分前後に短縮される見込みで、関西国際空港方面へのアクセスはさらに便利になるでしょう。

 

まだまだ進化は止まらない!劇場も備える大型複合施設が誕生
大阪駅

「大阪」駅の西側高架下に新たな改札口が整備されたことで、駅の混雑緩和や西側地区へのアクセス向上に貢献するだけでなく、周辺には商業施設やバスターミナルも新設されます。

梅田3丁目の旧大阪中央郵便局跡地には、「JPタワー大阪」が2024(令和6)年3月12日に竣工しました。西日本最大級のオフィス空間や、座席数約1,200席の劇場「SkyシアターMBS」、商業施設「KITTE大阪」、ホテルといった複合用途が一体となり、ヒト、モノ、コト、想いがつながる拠点となっています。

「うめきた2期」周辺は日々進化を続けており、大阪の未来を担う街の変化に注目が集まっています。

掲載日
2025/03/31

本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。

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