【練馬】多彩な都心へのアクセスが魅力!バランスの取れた環境がうれしい街
練馬区は東京23区で世田谷区に次いで2番目に人口の多い区であり、その中心となっている「練馬」駅は池袋・新宿・渋谷エリアの主要ターミナルへダイレクトアクセス可能という高い利便性を誇ります。
区内には「石神井公園」や「光が丘公園」などの大規模公園が充実し、また練馬大根の産地として知られた時代を偲ばせるように、農地や雑木林も数多く残されています。
池袋から10分圏内にもかかわらず、緑豊かな印象を受けるこの街は、利便性と住環境とのバランスが取れた街と言ってよいでしょう。
4路線が交わるターミナル駅である「練馬」駅周辺は、練馬区の中心地にふさわしい空間を目指した街づくりが行われています。特に北口には広々とした駅前広場と、音響に定評がある多目的ホール「練馬文化センター」があり、洗練された街並みが広がっています。
南口には、千川通り沿いに建ち並ぶ目新しい商店ビルとともに、練馬区のランドマークとしても親しまれている「練馬区役所」の高層庁舎があり、練馬区の中枢として機能しています。また「ディアマークス・キャピタルタワー」(35階建)や「プラウドタワー練馬」(29階建)などのタワーマンションもあり、都会的な印象が強くなっています。
表通りから路地裏に入ると、昔ながらの商店街や飲食店・飲み屋街が集まる、昭和を感じさせるエリアが広がっています。特に南口の千川通りと目白通りに挟まれた一帯には、昔ながらの焼き鳥屋や居酒屋とともに、タイ料理店や雑誌でも頻繁に取り上げられる南インド料理店など、個性的なグルメを楽しむことができます。
練馬区はショッピングスポットも充実しており、大型ショッピング施設から商店街まで、バラエティ豊かなラインナップが魅力的です。
練馬区を代表する大型ショッピング施設として挙げられるのが、「光が丘」駅前にある「光が丘IMA」と、東大泉にある「リヴィンオズ大泉店」です。
「光が丘IMA」は「リヴィン光が丘店」と「AEON練馬店」をキーテナントとした複合施設であり、館内には約130店以上の専門店や多目的ホールなどが入っています。
「リヴィンオズ大泉店」は大型ショッピングセンターで、地下1階~地上5階の店内は百貨店のような売り場構成となっています。シネコンの「T・ジョイSEIBU大泉」も向かい側にあり、便利なスポットとなっています。
古くからの住宅街である西武池袋線沿線には、成熟した商店街や食品スーパーなども充実しています。特に「江古田」駅周辺や「練馬」駅周辺には昔ながらの活気ある商店街が残っており、ぶらりと散策してみるのも楽しそうです。
2008(平成20)年の東京メトロ副都心線の開業により、西武池袋線沿線はそれまでの「池袋」駅に加え「新宿三丁目」駅・「渋谷」駅などの主要ターミナルへも乗り換えなしでアクセスできるようになりました。
また西武池袋線は2015(平成27)年に高架化・複々線化事業を完了しており、速度アップを実現するとともに周辺では踏切による渋滞が解消されています。
練馬区の駅の中でも特に利便性が高いのが、西武池袋線のほか都営大江戸線・西武有楽町線などが乗り入れるターミナル駅「練馬」です。
「練馬」駅からは、都営大江戸線を利用することで「新宿」駅や「六本木」駅へもダイレクトにアクセスできますし、さらに西武有楽町線は東京メトロ有楽町線にも直通しているため、上記の駅以外に「永田町」駅・「有楽町」駅・「銀座一丁目」駅などへもダイレクトアクセス可能です。
このように都心の多くの主要駅と直接結ばれた多彩なネットワークが、「練馬」駅をはじめとした区内各駅の魅力となっています。
2020(令和2)年8月31日、世界最古級のメリーゴーランド「カルーセルエルドラド」や世界初の「流れるプール」などで知られた人気遊園地「としまえん」が、94年の歴史に幕を下ろしました。
としまえんの跡地一帯は「練馬城址公園」として東京都により段階的な整備事業が進められていますが、その敷地の一部に2023(令和5)年前半、ワーナーブラザース「スタジオツアー東京‐メイキングオブハリー・ポッター」がオープンします。
これは映画『ハリー・ポッター』をテーマとした体験型エンターテインメント施設で、英国の「スタジオツアーロンドン」に続いて世界で2番目の開設となります。
『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズの印象的なシーンセットや衣装、小道具などが展示された中で、魔法ワールドを楽しみながら映画の舞台裏の秘密も学べるとあって、大きな注目を集めています。
なお、「練馬城址公園」は防災拠点の機能を有しており、この「スタジオツアー東京」の敷地も災害時には避難場所として機能します。また施設運営は30年間の期間限定となっており、その後は公園として整備される予定です。
東京23区内では住宅地としての印象が強い練馬区は、閑静な住宅街が区内全域に広がっています。
特に石神井公園に隣接した「石神井町」や西武グループによって整備された「大泉学園都市」の名残を残す「東大泉」などは、城北地区でも有数の高級住宅街として知られています。
近年では、東京メトロ副都心線開業に合わせたマンション建設ラッシュが起こり、「石神井公園」駅や「大泉学園」駅の駅前には「プラウドタワー石神井公園」、「シティタワー大泉学園」などのタワーマンションも登場しました。
区内には「石神井公園」や「光が丘公園」などの大規模公園をはじめ緑のスポットが充実し、良好な住環境を形成しています。
また大泉学園エリアには農地や自然林が数多く残っており、自然を身近に感じられる静かな住宅街が広がっています。
練馬エリアは、交通アクセス利便性が高い一方で、このように落ち着いた住環境もある、バランスのいい暮らしができる街です。
- 掲載日
- 2022/03/09
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。