「八丁堀」駅からは、東京メトロ日比谷線とJR京葉線が利用できます。日比谷線を使えば「銀座」駅へ直通5分、京葉線なら「東京」駅へわずか1駅1分の近さです。

徒歩圏内にはほかにも、東京メトロ有楽町線「新富町」駅、都営浅草線「宝町」駅、東京メトロ銀座線「京橋」駅、東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅など多くの路線・駅が集まっており、目的地に合わせて使い分けることができます。

「東京」駅へも徒歩でのアクセスが可能で、新幹線や高速バスで遠方へ移動する際にもとても便利です。

JR京葉線沿いには「東京ディズニーリゾート®」（「舞浜」駅）や「葛西臨海公園」などもあり、休日にレジャーを楽しむにも好都合です。

2023（令和5）年春には京葉線「新習志野」駅と「海浜幕張」駅の間に「幕張豊砂」駅が開業する予定で、日本最大級の規模を誇る大型ショッピングセンター「イオンモール幕張新都心」へのアクセスもさらに便利になりそうです。

八丁堀エリアは、日本を代表する商業地「銀座」や近年ショッピングゾーンとしても注目される「東京」駅が目と鼻の先なので、買い物に困ることはありません。

おしゃれなレストランや老舗の名店から手頃な価格で気軽に入れる飲食店まで、グルメも存分に楽しめます。築地が近いのも魚好きな人にはうれしいポイントでしょう。

「八丁堀」駅の周辺には、24時間営業の「マルエツプチ八丁堀店」や「リコス入船1丁目店」などのスーパーのほか、コンビニエンスストアやドラッグストアも複数あるので、日々の食材や日用品の買い物にも便利です。

都心にいながら自然を感じられるのも八丁堀エリアの魅力です。「八丁堀」駅を出たところにある「桜川公園」は、かつてあった水路を埋め立てて造られた公園で、桜の季節には花見客でにぎわいます。

その近くにある「桜川屋上公園」は、下水ポンプ場の上部を利用した人工地盤上の公園です。ゲートボール場や遊具、池などがあり、四季折々の風景を楽しみながらちょっと一息つける憩いスポットになっています。

さらにもう少し足を延ばせば、「隅田川テラス」があります。ジョギングやウォーキング、犬の散歩など多くの人々に利用されており、都心生活に潤いを与えてくれます。

八丁堀の周辺では、「東京駅前3地区」（八重洲一丁目東地区・二丁目北地区・二丁目中地区）をはじめ、複数の大規模再開発事業が進行中です。

東京駅前3地区の再開発事業の皮切りとなるのが、八重洲二丁目北地区（「東京ミッドタウン八重洲」）です。

地上45階・地下4階建ての超高層ビルの工事が進んでおり、オフィス、商業施設、日本初進出の「ブルガリ ホテル 東京」、小学校などが入る予定です。2023（令和5）年3月のグランドオープンに先駆けて、2022（令和4）年9月に地下1階の13店舗が先行オープンしました。

「大丸」の向かい側の八重洲一丁目東地区では、地上51階・地下4階建て超高層ビルの建設が予定されており、中高層階はオフィス、低層階は劇場や医療施設などが入居予定です。2021（令和3）年10月着工、2025（令和7）年竣工を予定しています。

さらに、八重洲ブックセンター等のある一帯（八重洲二丁目中地区）では、オフィス、サービスアパートメント、インターナショナルスクールなどが入る地上43階・地下3階建ての超高層ビルが計画されています。着工は2024（令和6）年度、竣工は2028（令和10）年度の予定です。

またこれら東京駅前3地区の地下には、高速バスや空港連絡バスが発着する国内最大規模のバスターミナルの整備も予定されており、交通アクセスの飛躍的な向上が期待できます。

「東京」駅前ではまた、大規模再開発「東京駅前常盤橋プロジェクト（TOKYO TORCH）」も進行しており、2021（令和3）年6月には地上38階・地下5階建ての「常盤橋タワー」が完成しました。

そして広場を挟んだ向かい側には、地上63階・地下４階建て、高さ約390mと、オフィスビルとして日本一の高さとなる「Torch Tower（トーチタワー）」も2023（令和5）年度に着工予定です。完成すれば東京の新たな名所となりそうです（2027（令和9）年度竣工予定）。

日本橋エリアでも大規模再開発が進んでいます。地上52階・地下5階建ての超高層複合ビルの建設も予定されており（2025（令和７）年度竣工予定）、ヒルトンの最上級ラグジュアリーホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が日本初進出となることでも話題を集めています。

このほか京橋一丁目では、ミュージアムなども入る「(仮称)新TODAビル」（2024（令和6）年竣工予定）の建設が進むなど、周辺では再開発事業が目白押しです。

八丁堀といえばオフィス街のイメージが強いエリアですが、マンションも比較的多く、居住地としての人気も高まっています。

単身者向けのみならず、3LDKなどファミリータイプのマンション供給もあり、近隣では「パークシティ中央湊 ザ タワー」（36階建て・419戸）や「シティタワー銀座東」（22階建て・404戸）など大規模マンションも次々に誕生しています。

オフィス街なので休日は人出が少なく、夜も静かで落ち着いた環境です。利便性の高い都心で、自然も満喫しながらゆったりと暮らしたい、と考えるならぜひ検討してみたい街といえます。