【津田沼】東京都心にも空港にも直結。自然が身近で、ショッピングの楽しみも尽きない街
津田沼エリアは千葉県の北西部、習志野市と船橋市の境付近に位置します。JR総武線で東京・品川・新宿に直通というアクセスの良さを誇り、駅周辺には大型商業施設が立ち並んでいます。近年は住みたい街としての人気も高まっており、JR「津田沼」駅南口では街の魅力をさらに高める新たな再開発も計画されています。
JR「津田沼」駅からは総武線快速と中央・総武線各駅停車の両方が利用できます。快速なら、直通約30分の「東京」駅をはじめ「品川」駅、「横浜」駅、「鎌倉」駅などへも乗り換えなしでアクセスできます。また「千葉」駅へは約11分、成田空港への直通便も1時間に1~2本程度出ています。
中央・総武線各駅停車を使えば「秋葉原」駅、「新宿」駅、「中野」駅などへ一本で行けるほか、東京メトロ東西線との相互乗り入れにより「日本橋」駅や「大手町」駅へもダイレクトアクセスできます。
JR「津田沼」駅の北口側には新京成線の「新津田沼」駅もあります。新京成線は東葉高速線、北総線、東武アーバンパークライン、JR武蔵野線などへの乗り換えもスムーズなので、千葉県内や埼玉県南部に移動したい際に便利です。
また、これら2駅からは少し離れますが「京成津田沼」駅もあり、京成本線、京成千葉線、新京成線が利用可能です。
JR「津田沼」駅のうれしい点は、快速、各駅停車ともに津田沼始発の電車があり、通勤時間帯でも少し並べばゆったり座っての通勤が可能なことです。例えば中央・総武線各駅停車(東京方面)は平日朝7時台の津田沼始発が8本 (東西線直通含む) というように、本数も多く、通勤などで都心に向かう人にとって大きな魅力となっています。
バス便が充実しているのも特徴で、「ららぽーとTOKYO−BAY」や幕張方面、富士急ハイランド・河口湖方面、空港連絡バスなどを含めて数多くの路線バスが発着しています。銀座駅・東京駅・茅場町駅などからの深夜急行バス もあるので、残業や飲み会などで帰宅が深夜になった時に便利でしょう。
「津田沼」駅周辺は県内有数の繁華街として知られ、1970年代から始まった大型商業施設間の激しい競合は「津田沼戦争」とまで呼ばれました。当時からは店舗が大きく入れ替わったものの、現在も大型商業施設が林立し、一大ショッピングタウンを形成しています。
北口には、「イオン津田沼店」と約80の専門店からなる巨大ショッピングセンター「イオンモール津田沼」、大型スーパーマーケットの「イトーヨーカドー津田沼店」、地域最大級の「ユニクロ」をはじめファッション系店舗が多い「ミーナ津田沼」などが立ち並びます。
また、長年にわたり津田沼のシンボルとして親しまれ2023(令和5)年2月に閉店した「津田沼パルコ」のB館は、新たな商業施設「津田沼 Viit(ビート)」として生まれ変わっています。
南口には「ダイエーモリシア津田沼店」や「ヤマダデンキ LABI津田沼店」をはじめ多彩な店舗が集まる「モリシア津田沼」や、「ユザワヤ」や「丸善」が入る「Loharu(ロハル)津田沼」、さらに土地区画整理事業で誕生した新しい街「奏の杜」の中にもショッピングセンター「奏の杜forte」があります。
駅近くにこれら大型施設や飲食店などが集積し、周遊しながら駅周辺でほとんどの用事を済ませることができそうです。
「津田沼」駅南口の緑豊かな「津田沼公園」や、本物の蒸気機関車も展示されている北口の「津田沼一丁目公園」など駅周辺には公園も複数あり、ショッピングの前後に子どもと立ち寄れる遊びスポットとして人気です。
駅から少し離れた住宅街の中にも、大小さまざまな公園が点在します。中でも「谷津奏の杜公園」は2.2ヘクタールの広さを誇る開放的な公園で、小さなお子さんも安心して遊ばせられる広い芝生広場や少し起伏のある芝山エリア、遊具などもあります。
さらに南の方に広がる「谷津干潟」は、長距離を渡るシギ・チドリ類の「中継地」となっているスポットで、バードウォッチングをはじめとする自然観察が気軽に楽しめます。「谷津干潟自然観察センター」では、谷津干潟が一望できるほか、自然を満喫できるさまざまな楽しいイベントも開催されています。
ほかにも花木広場と芝生広場がある「谷津公園」や、世界各国のバラ800種類7,500株が楽しめる「谷津バラ園」など、自然の恵みを肌で感じられるスポットが充実しています。
JR「津田沼」駅の南口では2007(平成19)年から大規模な土地区画整理事業が進められ、2013(平成25)年に大規模マンションや戸建てエリア、ショッピングセンター、公園などを有する新しい街「奏の杜」が誕生しました。また、2020(令和2)年に竣工した駅直結の44階建て免震タワーマンション「津田沼ザ・タワー 」は、地域の新たなランドマークとなっています。
さらに現在も、南口の駅前広場から「モリシア津田沼」にかけての区域で、新たな再開発プロジェクトが動いています。計画案によれば、モリシア津田沼解体後の跡地に、50階程度の分譲マンションと、商業施設やオフィス、市の文化ホール、屋上広場などからなる複合施設棟が建設される予定です。現在の駅前広場や津田沼公園も一体的に整備し、駅前広場デッキが新設される計画で、2027(令和9)年中の着工、2032(令和14)年中の事業完了を目標としています。
このほか津田沼は、駅前に千葉工業大学キャンパスがあり文教エリアとしての顔も持つなど、さまざまな魅力にあふれています。その暮らしやすさから住宅地としても人気が高まっており、この先さらにどのような進化を遂げていくのか、楽しみな街です。
- 掲載日
- 2024/02/27
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。