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9月の首都圏建売、発売戸数29.1%増

2018年10月18日

不動産経済研究所がまとめた9月の「首都圏建売住宅市場動向」(団地型)によると、月中の新規発売戸数は444戸で、前年同月(344戸)比29.1%の増加となった。また月間契約率は39.0%で、前年同月比6.1ポイントのダウンとなった。

地域別内訳は、東京都120戸(前年同月比126.4%増、シェア27.0%)、千葉県103戸(25.4%減、23.2%)、埼玉県167戸(33.6%増、37.6%)、神奈川県49戸(104.2%増、11.0%)、茨城県5戸(25.0%増、1.1%)。減少したのは千葉県のみで、その他のエリアは軒並み増加している。

戸当たり平均価格は4654.1万円で、前年同月比では13.4%上昇している。地域別にみると、東京都5752.4万円(前年同月比9.2%上昇)、千葉県3844.7万円(6.2%上昇)、埼玉県4147.7万円(0.6%下落)、神奈川県5412.7万円(35.4%上昇)、茨城県4448.0万円(13.0%上昇)。埼玉県以外のエリアが上昇した。平均敷地面積は124.28m2で、前年同月比5.3%の縮小。平均建物面積は98.66m2で、同1.0%の縮小となった。

即日完売物件は、▽プラウドシーズン稲城南山1期3次(野村不動産・12戸)のみで、即完率は2.7%となっている。9月末時点の販売在庫(発売後6カ月以内)は876戸で、前月末(819戸)比57戸の増加、前年同月末(659戸)比では217戸の増加。

なお、18年度上半期(4~9月)に関しては、供給戸数が2407戸となり、前年同期の1972戸に比べ435戸、22.1%の増加となっている。

(提供:日刊不動産経済通信)

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