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11月の首都圏建売、発売戸数11.7%減

2018年12月19日

不動産経済研究所がまとめた11月の「首都圏建売住宅市場動向」(団地型)によると、月中の新規発売戸数は506戸で、前年同月(573戸)比11.7%の減少となった。また月間契約率は45.1%で、前年同月比1.0ポイントのダウンとなった。

発売戸数の地域別内訳は、東京都110戸(前年同月比35.7%減、シェア21.7%)、千葉県174戸(6.7%増、34.4%)、埼玉県130戸(21.5%増、25.7%)、神奈川県85戸(32.0%減、16.8%)、茨城県7戸(前年同月と同数、1.4%)。千葉県、埼玉県が増加した一方、東京都、神奈川県は減少している。

戸当たり平均価格は4961.0万円で、前年同月比で1.8%下落している。地域別にみると、東京都6289.5万円(前年同月比0.8%上昇)、千葉県3638.4万円(7.7%下落)、埼玉県4097.3万円(5.3%下落)、神奈川県7306.8万円(32.5%上昇)、茨城県が4517.1万円(6.2%下落)。東京都、神奈川県が上昇した一方、千葉県、埼玉県、茨城県は下落した。

平均敷地面積は122.64m2で、前年同月比4.1%の縮小。平均建物面積は98.15m2で、同3.0%の縮小となった。

即日完売物件は、▽ファインコート柏の葉キャンパス4期(三井不動産レジデンシャル・4戸)のみで、即完率は0.8%となっている。

月末時点の販売在庫(発売後6カ月以内)は898戸で、前月末(831戸)比67戸の増加、前年同月末(903戸)比では5戸の減少。

(提供:日刊不動産経済通信)

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