11月の4レインズ、売成約1.9%減で2カ月連続前年割れ
2019年12月24日
不動産流通推進センターは、全国の4不動産流通機構(東日本、中部圏、近畿圏、西日本)のレインズシステムの11月分の活用状況をまとめた。成約報告件数は前年同月比5.7%減の4万5452件となり、7カ月連続で前年同月を下回った。このうち、売り物件は1.9%減の1万5383件で、2カ月連続の前年同月割れ。賃貸物件は7.5%減の3万69件で、9カ月連続で前年同月比マイナスとなった。
売り物件の成約件数のうち、マンションが6180件(前年同月比2.1%減)、一戸建てが5220件(2.2%減)、土地が3523件(7.9%減)など。地域別にみると、東北と中部4県、四国を除く7地域が前年同月比でマイナスとなった。首都圏が5827件(2.5%減)、近畿圏が3642件(0.5%減)、九州が1323件(2.5%減)、中部圏が1305件(1.7%減)など。賃貸物件の成約件数は、マンションが2万6191件(8.3%減)、一戸建てが1250件(1.5%増)など。
新規登録件数は前月比3.6%減の36万8939件と、3カ月ぶりにマイナスとなった。このうち、売り物件数は4.9%減の13万8524件で、賃貸物件数は2.8%減の23万415件だった。
11月末時の総登録件数は前年同月比6.2%減の80万3934件となり、44カ月連続で前年同月を下回った。前月比では0.5%の増加。このうち、売り物件は9.1%増の38万2768件と前年同月比で31カ月連続でプラス。前月比でも1.2%の増加。一方、賃貸物件は16.8%減の42万1166件と、55カ月連続の前年同月割れとなった。
(提供:日刊不動産経済通信)
- 首都圏の中古マンションm2単価は56カ月連続上昇 (01/15)
- フラット35金利、前月と変わらず (01/07)
- 2025年のマンション市場予測・首都圏 (12/25)
- 2025年のマンション市場予測・近畿圏 (12/25)
- フラット35ペアローン、58組の利用申請 (12/25)