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中古マンションの平均管理費、19年度は73円上昇

2020年06月01日

東日本不動産流通機構は、19年度の「首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金」をまとめた。19年度に同機構を通して成約した首都圏中古マンションの平均月額管理費は、m2当たり189円(前年度比1円上昇)で、戸当たりにすると1万2211円(73円上昇)だった。修繕積立金はm2当たり166円(5円上昇)、戸当たりで1万683円(291円上昇)。管理費と修積金の合計はm2当たり355円(6円上昇)、戸当たり2万2894円(365円上昇)となった。

エリア別にみると、東京都区部は戸当たり管理費が1万3604円で、戸当たり修繕積立金が1万253円。東京都多摩は管理費が1万1257円、修繕積立金が1万890円。横浜市・川崎市は管理費が1万1755円、修繕積立金が1万1252円。築年数別でみると築10年以内では、管理費がm2当たり220円・戸当たり1万4665円、修繕積立金がm2当たり133円・戸当たり8894円。一方、築30年超だと管理費がm2当たり165円・戸当たり9349円、修繕積立金が㎡当たり185円・戸当たり1万468円となり、戸当たり管理費は経年化につれて下落傾向で、m2当たり修繕積立金は経年化で上昇傾向となった。

規模別でみると、50戸未満では戸当たり管理費が1万3471円、戸当たり修繕積立金が1万1655円。50~99戸では、管理費1万2028円、修繕積立金1万499円。100~149戸では管理費1万1851円、修繕積立金1万679円。150~199戸では管理費1万2527円、修繕積立金1万869円。200戸以上では管理費1万4151円、修繕積立金1万1416円となった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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