

20年度のフラット35申請は10.9万戸
2021年04月28日

住宅金融支援機構は27日、20年度のフラット35の申請戸数をまとめた。フラット35全体の申請戸数は、前年度比10%減の10万9713戸。新型コロナウイルス感染症の拡大が影響し減少した。融資が実行された実績戸数は8万3488戸(前年度比6.6%減)、実績金額は2兆5605億円(5.0%減)。20年度の件数から借換えを除くと、申請戸数は10万4369戸(9.3%減)、実績戸数7万8689戸(5.3%減)、実績金額2兆4521億円(3.7%減)。
20年度のフラット35・買取型の申請戸数は9万4941戸(8.6%減)、実績戸数は7万1067戸(7.1減)、実績金額は2兆2011億円(5.3%減)。借換えを除いた買取型の申請戸数は9万1440戸(7.7%減)、実績戸数6万7929戸(5.7%減)、実績金額は2兆1329億円(4.1%減)。
フラット35・保証型は、申請戸数1万4772戸(18.4%減)、実績戸数1万2421戸(3.7%減)、実績金額3594億円(3.1%減)だった。保証型から借換えを除くと申請戸数は1万2929戸(19.0%減)、実績戸数1万760戸(2.4%減)、実績金額3192億円(1.2%減)。
同日発表された21年1~3月分をみると、フラット35全体の申請戸数は2万4560戸(前年同期比11.3%減)、実績戸数2万436戸(13.0%減)、実績金額6332億円(13.1%減)。買取型は2万1126戸(9.4%減)、実績戸数1万7297戸(12.2%減)、実績金額5421億円(12.0%減)。保証型は申請戸数3434戸(21.4%減)、実績戸数3139戸(17.5%減)、実績金額911億円(18.7%減)で2ケタ減が目立った。
(提供:日刊不動産経済通信)


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