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3月の中古マンション・戸建ての成約数は2割減

2022年04月12日

東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は11日、3月の不動産流通市場動向を公表した。首都圏の中古マンションの成数件数は前年同月比19.5%減の3405件となり、3カ月連続で前年を下回った。

直近10年間でみると3月として最低値。中古戸建ての成約件数は21.1%減の1286件で、直近10年間で3月として上から5番目の水準だった。

中古マンションの成約価格は前月比3.4%上昇の4158万円。前年同月比では8.4%の上昇となり、22カ月連続で前年を上回った。新規の登録件数は1万3852件。在庫件数は前年同月比8.5%増の3万7660件。27カ月ぶりに前年を上回った2月に続いての前年超えとなった。前月比でも1.1%増となり9カ月連続で在庫が増えている。

成約件数をエリア別にみると、すべての地域で前年を下回った。東京都区部が16.9%減の1477件、多摩が25.7%減の329件、横浜市・川崎市が19.9%減の574件、埼玉県が19.3%減の392件、千葉県が18.0%減の405件など。 中古戸建ての成約価格は前月比0.7%下落の3741万円。前年同月比では7.9%上昇し、17カ月連続で前年を上回った。

新規登録件数は4035件。在庫件数は前年同月比14.4%減の1万3342件で、2ケタ減が18カ月続く。前月比では0.9%の減少。

成約件数をエリア別にみると、すべての地域で前年を下回った。都区部が18.9%減の245件、多摩が24.0%減の165件、埼玉県が19.9%減の257件、千葉県が25.2%減の249件、横浜市・川崎市が17.3%減の215件など。

(提供:日刊不動産経済通信)

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