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4月のマンション市場動向・近畿圏、発売戸数は5%増の1148戸

2022年05月24日

近畿圏(2府4県)の4月のマンション供給戸数は前年同月比5.0%増の1148戸となり、3カ月ぶりに前年実績を上回った。

供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が122.4%増の407戸と大幅に伸びたほか、大阪府下が23.8%減の230戸、神戸市部が39.5%減の181戸、兵庫県下が51.0%減の77戸、京都市部が84.4%増の177戸、京都府下が14.3%減の24戸、滋賀県が316.7%増の50戸、和歌山県が100.0%増の2戸となっている。

初月契約率は前年同月比2.2ポイントダウンの59.8%と、5カ月ぶりに好調ラインの70%を下回った。ただし、ファミリー物件のみの契約率は70.3%。

平均価格は25.6%下落の3983万円。m2単価は5.5%下落の73.2万円。平均価格は3カ月ぶりのダウン、単価は6カ月ぶりのダウン。価格の大幅下落は4月の発売戸数の約3割が面積の狭い都市型コンパクト物件だったためで、前年同月はなかった。

4月末時点の販売在庫は3691戸で、前月末比23戸の減少、前年同月末比では183戸の増加となっている。

5月の供給は1100戸程度となる見通し。

(提供:日刊不動産経済通信)

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