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中古マンションm2単価、全国で58カ月連続の上昇
2025年04月14日

不動産流通推進センターは10日、全国の指定流通機構(レインズシステム)に対して3月に売買の成約報告があった既存住宅のデータを公表した。
全国で、中古マンションの成約価格は3950万円(前年同月比3.48%増)だった。成約m2単価は61.07万円(5.46%増)と58カ月連続で前年同月を上回った。
成約件数は9285件(27.31%増)。戸建て住宅の成約価格は2734万円(0.04%増)とほぼ横ばいだった。成約件数は6380件(47.72%増)。
レインズは1月から集計対象を拡大しており、一部の数値に影響した可能性があるとみられる。中古マンションの地域別の動向では、成約価格が首都圏で5017万円(2.68%増)だった。
近畿圏も3113万円(2.30%増)で、全国では6エリアが前年を上回った。中部圏や九州・沖縄など4エリアは前年割れ。成約件数は、首都圏の4976件(33.48%増)をはじめ6エリアで大幅に増加した。
中古戸建ては成約価格で、首都圏の4052万円(4.32%減)をはじめ三大都市圏で下落傾向だった。成約件数は、全国10エリアで前年より増加した。
(提供:日刊不動産経済通信)


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