オフィスマーケットレポート(2024年10月)
【大阪市 大規模ビル】

支店長の視点

今年11月に竣工するグラングリーン大阪では先行まちびらきが行われ知名度が更に高まっており、オフィステナントの内定も進んでいる。大阪駅周辺の今年竣工のビルでは比較的順調にテナント誘致が進んだことから、来年竣工する淀屋橋の大規模ビル「淀屋橋ステーションワン」「(仮)淀屋橋駅西地区市街地再開発事業」においても、順調にテナント誘致が進むか、動向が注目される。
※2024年9月末現在および各年12月31日時点


※大規模ビル: 1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル
※空室率: 貸付総面積に対する「現空面積」の割合
※潜在空室率: 貸付総面積に対する「募集面積」の割合。既存ビルにおいて、テナント退去前を含む募集床が対象
※募集面積: 各統計日において公開されているテナント募集面積の合計
※統計開始日: 2000年1月1日

Ⅰ.空室率

2ヵ月連続の低下。オフィス需要は引き続き活発

空室率は前月比マイナス0.06ポイントの3.41%となり、2ヵ月連続で低下した。前月に続き、今年竣工した新築ビルで空室消化が進んでいる。潜在空室率は前月比マイナス0.14ポイントの5.07%となり、2023年12月以来の4%台が目前に迫っている。
オフィス需要は引き続き活発で、館内増床や拡張等の前向きな移転の割合が高い。小口だけでなく大口の面積帯でもテナントの動きが活発化している。

【図表1】空室率&潜在空室率
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【資料1】規模別空室率
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Ⅱ.募集賃料

前月から小幅に上昇。18,000円/坪台半ばで横ばい傾向

募集賃料は前月比プラス165円/坪の18,549円/坪となった。前月から小幅に上昇したものの、18,000円/坪台半ばでの横ばい傾向が続いている。

【図表2】募集賃料&募集面積
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【資料2】主要3区 空室率
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Ⅲ.エリア別募集賃料(円/坪) 

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※規模
(1フロア面積)
・大規模(200坪以上)
・大型(100坪以上200坪未満)
・中型(50坪以上100坪未満)
・小型(20坪以上50坪未満)

※「-」は、調査時点においてテナント募集を行ったビルが少なかったため、適正データが算出できなかったエリアです。

Ⅳ.空室率の推移(6大都市 大規模ビル)

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Ⅴ.募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)

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※募集賃料:共益費込
※外税表示

提供:三幸エステート株式会社(大阪支店)

会社HP:https://www.sanko-e.co.jp/
当レポートは情報提供を目的とし、情報の正確性に十分配慮して作成されておりますが、その内容を保証するものではありません。使用にあたっては貴社の責任と判断にてお願い致します。

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