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【有明】地下鉄新線計画も始動。まだまだ進化が続く東京湾岸「有明」エリア

 
有明ガーデン外観

日本最大のコンベンションセンター「東京ビッグサイト」を擁することで知られる江東区有明エリアは東京都の新たな拠点を形成する臨海副都心計画により開発が進められ、発展を続けてきました。

東京2020オリンピック・パラリンピックの競技会場も設置され、2020(令和2)年の「有明ガーデン」開業などでも話題を集めてきた有明エリアでは、現在もさまざまな開発プロジェクトが進行しており、さらなる魅力向上が期待されています。

 

都内を代表する大規模施設が集まる
がん研究会有明病院癌研究会有明病院(現・がん研究会有明病院)

江東区有明エリアは臨海副都心の一角として開発が進められてきました。エリアの南には1995(平成7)年に「東京ビッグサイト」が設けられ、日本最大のコンベンションセンターとして多くの会議や展示会などに利用されています。2005(平成17)年には「癌研究会有明病院(現・がん研究会有明病院)」が開院したほか、2016(平成28)年には「東京ビッグサイト」の東新展示棟もオープンするなど、近年もさらなる発展を遂げてきました。

2018(平成30)年にはエリアの北に「豊洲市場」が開場。場内では競りの見学ができるほか、物販・飲食店舗は一般客も利用でき、新たな観光スポットとして注目を集めています。

 

東京2020オリンピック・パラリンピック競技の舞台に
有明体操競技場今後の利活用に期待される競技会場

東京2020オリンピック・パラリンピックでは、有明を含む東京ベイエリアにも多くの競技会場が設けられました。有明地区では、既存の「有明テニスの森公園」を改修したほか、「有明アリーナ」、「有明体操競技場」、「有明アーバンスポーツパーク」が新しく建設されました。

オリンピック・パラリンピック終了後も、「有明アリーナ」は屋内競技のほかコンサートやイベントにも対応した新たなスポーツ・文化拠点として広く利用されています。また「有明体操競技場」は改修を加えた後、2023(令和5)年春頃に「有明展示場(有明GYM-EX)」として開業予定、「有明アーバンスポーツパーク」もBMXやスケートボードなどを楽しめる場として2025(令和7)年から10年間の期間限定開業が予定されています。

 

ショッピング・文化・芸術・憩いなど多彩な魅力を備えた複合街区「有明ガーデン」
有明ガーデンパーク

有明北地区の「有明テニスの森公園」東側エリアでは、大規模な複合開発事業が進められてきました。そして2020(令和2)年6月、同街区の中核施設として、東京湾岸エリア最大の約200店舗が集まる「住友不動産 ショッピングシティ 有明ガーデン」がオープンを迎えました。

続いて同年7月には日本最大の劇場型イベントホール「東京ガーデンシアター」、8月には天然温泉のある都市型リゾートホテル「ヴィラフォンテーヌグランド東京有明」や緑地広場「有明ガーデンパーク」と、街区内で続々と新施設がオープンしました。さらに2021(令和3)年9月の劇団四季の新たな専用劇場「有明四季劇場」開業により、「有明ガーデン」は全体完成を迎えました。

(有明四季劇場/外観)撮影:荒井 健

街区内には総戸数1,539戸の大規模免震トリプルタワーマンション「シティタワーズ東京ベイ」も建設されて有明の新たなランドマークとなっているほか、子育て世代をサポートする保育施設も配置されるなど、暮らしを彩るさまざまな機能が集約されています。

 

新たなにぎわいの創出が予想される有明南地区の再開発
「TOKYO A-ARENA PROJECT」(完成予定図)

有明南地区は、コナミグループとテレビ朝日の進出も、大きな注目を集めています。

コナミグループは有明3丁目のTFTビルの西側に、次世代研究開発拠点として「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」を建設中です。eスポーツをはじめとするイベントの生放送や動画配信にも対応したスタジオやショップを設置するなど、「『国際コンベンションゾーン有明』の世界への発信」もコンセプトに掲げており、2025(令和7)年竣工を予定しています。

その西側の「アニヴェルセル東京ベイ」跡地では、テレビ朝日が地上12階建ての複合ビルを計画しています。多目的ホール、集客娯楽施設(イベント・エンターテイメントスペース)、スタジオ、オフィス、屋上広場などで構成され、有明にまた新たなにぎわいを生み出すことが期待されます。事業開始は2024(令和6)年12月予定となっています。

このほか、橋を渡ったお台場エリアの「パレットタウン」跡地ではトヨタ自動車などがスポーツを通しての地域振興として「TOKYO A-ARENA PROJECT」を推進しており、2025(令和7)年開業を目指して次世代アリーナの建設を計画しています。こうした周辺の動きも含め、2024年から2025年にかけて有明エリアはさらなる進化、盛り上がりが期待できるでしょう。

 

東京駅周辺と有明を結ぶ地下鉄新線計画が本格始動!
より便利になる有明、湾岸エリア/©東京都港湾局

2022(令和4)年11月25日、東京都が「都心部・臨海地域地下鉄」の事業計画を正式発表しました。大規模開発による交通需要や人口の大幅増加を受けて以前より検討が進められていた新線計画が、実現に向けていよいよ本格的に動き出しました。

計画案によれば、新線は「東京」と「有明・東京ビッグサイト」を結ぶ約6.1kmのルートで、途中に「新銀座」、「新築地」、「勝どき」、「晴海」、「豊洲市場」の5駅、合計で7つの新駅が作られる予定です(駅名はすべて仮称)。時期については2040年頃の実現を目指すとしており、今後はつくばエクスプレスや羽田空港への接続も検討されることになっています。

これらの多くの開発プロジェクトが一つずつ実を結ぶことで、有明エリアの利便性や街としての魅力はさらに飛躍的に向上していくでしょう。

掲載日
2023/01/05

本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。

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