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【藤沢市】「ふじさわ防災ナビ」で分かりやすい情報提供にも力を入れる藤沢市

 
「藤沢」駅に停車する江ノ電「藤沢」駅に停車する江ノ電

藤沢市は神奈川県の中央南部に位置する市で、横浜市や鎌倉市、茅ヶ崎市などに隣接しています。地形的には、北部は平坦な丘陵性の台地、南部は湘南砂丘の低地部となっています。

南は相模湾に面しており、海岸線は延長5.25kmに及びます。市を縦断する境川や引地川をはじめ、河川が多いのも特徴です。ちなみに「藤沢」という地名の由来については「淵(ふち)や沢の多い土地」という説のほか、「藤(ふじ)の多い水辺の地」、「藤沢次郎清親(鎌倉時代)の居住地」など諸説あるようです。

藤沢市は東京圏のベッドタウンとして、また商業・工業の中心として重要な位置にあります。慶應義塾大学、日本大学、湘南工科大学、多摩大学と4つの大学をはじめ教育機関も多く、また江の島を擁することから観光客も多いというように、多彩な顔を持っています。

市内には13の地区それぞれに地域コミュニティが形成され、各地区においてさまざまな防災への取り組みが行われています。

防災対策事業を確実に進めるための「藤沢市地域防災対策アクションプラン」

藤沢市では各種災害に対処するための基本・総合計画として「藤沢市地域防災計画」を策定しています。本編は地震災害対策計画、風水害等対策計画、都市災害対策計画で構成されており、地震災害対策計画については相模トラフ沿いを震源域とするマグニチュード8.2の「大正型関東地震」を想定地震としています。

さらに藤沢市では、この地域防災計画の内容を総合的かつ計画的に進め、具体的な効果を高めるための実施計画として「藤沢市地域防災対策アクションプラン」を策定しています。このアクションプランは4年ごとに見直し・改定を行うことになっており、現在は第2期(2021年度~2024年度)に当たります。

アクションプランでは「人命被害を限りなく減らす」と「風水害からの逃げ遅れゼロ」を減災目標として掲げています。また、この目標を達成するために分野別に10の柱を掲げ、66のアクションをそこに位置付けて体系化を図っています。

掲げられた事業については、毎年担当課等において個別の実施状況を調査・報告するなど、定期的に進捗管理が行われています。また、新たな事業を開始した場合は別途管理して次期のプランへ反映させるなど、一つ一つの防災対策事業が確実に進められるような体制が確立されています。

 

各種ハザードマップで災害リスクを確認しておこう

藤沢市ではさまざまなハザードマップを作成し、公開しています。地震に関するものとしては、南関東地震が発生した時の揺れの強さを示した「揺れやすさマップ」や液状化現象が発生する可能性を示した「液状化危険度マップ」、揺れによる建物被害の状況を示した「地域危険度マップ」があります。

津波ハザードマップ津波ハザードマップ

藤沢市の海はふだんは波も穏やかですが、大規模な地震などが起きた場合には津波が起こる可能性もあることから、「津波ハザードマップ」も重要な情報ツールになっています。津波による浸水予想区域やその深さ、さらに避難するべき方向や避難場所なども示されているので、あらかじめチェックして備えておくと安心です。

なお藤沢市では津波から市民の命を守るために「藤沢市津波避難計画」を策定し、地域防災計画と合わせて毎年見直しを行っています。また、避難対象地域のビル所有者と協定を結び、「津波避難ビル」も多数確保して、万が一の事態に備えています。

土砂災害・洪水ハザードマップ土砂災害・洪水ハザードマップ

土砂災害・洪水ハザードマップ」は、梅雨時の集中豪雨・長雨や台風に伴う豪雨などによりがけ崩れや洪水が発生した場合に被害を受ける恐れのある区域を示したもので、指定緊急避難場所や日頃からの備えなどについても掲載されています。

 

「ふじさわ防災ナビ」を通じて防災・災害情報を広く提供

ふじさわ防災ナビ」とは、平常時から災害発生時まで、防災・災害に関する情報を藤沢市民に分かりやすく提供する多様なツールの総称です。

その一つが、2021(令和3)年6月から7月にかけて市内全戸へ配布された小冊子「ふじさわ防災ナビ~いま、わたしたちにできること。~」です。100ページ近いボリュームで、藤沢市地域防災計画に定めている事項のうち特に市民生活に関わるものについて分かりやすくまとめられています。

小冊子「ふじさわ防災ナビ~いま、わたしたちにできること。~」小冊子「ふじさわ防災ナビ~いま、わたしたちにできること。~」

ほかにも小冊子として「自主防災活動編」、「防災訓練編」、「避難行動要支援者編」も作成されています。

また、これだけは知っておいてほしいという内容をコンパクトにまとめたリーフレット版もあり、「妊婦さんと乳幼児がいるご家庭編」は子育て関連施設などでも配布されています。

 

メールマガジンやウェブサイト、SNSでも積極的に情報発信

ふじさわ防災ナビ~防災・気象情報」はメールマガジン配信サービスです。気象庁が発表する天気予報、気象注意報・警報、地震情報などのほか、藤沢市からの情報として光化学スモッグ情報、停電情報、その他避難に関する情報などの防災情報を配信しています。

ふじさわ防災ナビ~防災インフォメーション」は災害時のためのウェブサイトで、最新の防災・災害情報をここで確認することができます。

地図情報公開システム「ふじさわキュンマップ」地図情報公開システム「ふじさわキュンマップ」

ふじさわキュンマップ」は、都市計画情報やまちづくり情報をはじめさまざまな情報を公開・提供している、藤沢市の地図情報サービスです。暮らしに役立つ地図情報が満載で、防災に関する各種ハザードマップも閲覧することができます。

このほか、ツイッターによる防災情報の配信も行うなど、藤沢市では「ふじさわ防災ナビ」としてさまざまなスタイルでの防災関連情報の発信に取り組んでいます。

掲載日
2022/08/31

本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。

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