【限定公開】ニセコのコンドミニアム投資 新規供給状況と所有者の特性

北海道「ニセコ」は、東側にある羊蹄山(蝦夷富士)が国立公園、北側のニセコアンヌプリを含むニセコ連山が国定公園に指定された、周囲を豊かな自然に恵まれたリゾート地です。冬季には世界に誇る雪質や充実した多数のスキー場施設を求めて、国内外からたくさんの観光客が訪れます。そのスキー場周辺には多くのコンドミニアムが開発され、集積しています。

国土交通省の2023年の公示地価1でも、倶知安町ニセコひらふ5条三丁目の地点2は前年比 103.3%となり、6年連続で上昇しています。コロナ禍前と比較すると一服感はあるものの、ニセコにおける活況は続いています。

本レポートでは、ニセコの概況、コンドミニアムの新規供給状況とその所有者の特性について、調査した結果をまとめました。


1毎年1月1日時点における標準地の正常な価格を1平米あたり単価で示したもので、適正な土地取引の指標にすることを目的に、3月中旬頃国土交通省が発表(令和5年地価公示では、26,000地点で実施)。
2北海道 虻田郡倶知安町ニセコひらふ5条3丁目83番29 [住宅地] 。

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【サマリー】

  • 2030年度完成予定のJR北海道新幹線の延伸により、札幌から倶知安町駅まで約25分、東京都心から倶知安町駅まで約4時間半でのアクセスが可能となり、交通利便性の向上により今後も観光客の増加が期待される。
  • ニセコには独特の地形と気候を活かしたスキー場が点在し、冬には良質のパウダースノーを求めて世界各地からスキーヤーが訪れる。近年は、香港や台湾、オーストラリアをはじめとする外国人観光客が急増している。
  • 各スキー場周辺には多くのコンドミニアム等の宿泊施設が点在し、コンドミニアムの開発はニセコ東急グラン・ヒラフ(スキー場)に近いヒラフエリアが最も進んでいる。近年は建物延床面積10000㎡以上、総戸数が100戸以上の大規模物件の供給が目立ち、コンドミニアムの大型化が進んでいる。
  • コンドミニアムの所有者の住所国等は国外が77%であり、国外のうち香港、シンガポールといったアジアが74%(全体の57%)を占める。また、2020年以降は日本の割合が高く、直近3年においては安定的に約3割を占めている。

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