不動産投資コラム

不動産投資のおすすめ相談先6選!選び方や相談時に押さえるべきポイントを紹介

不動産投資のおすすめ相談先6選!選び方や相談時に押さえるべきポイントを紹介

この記事では、不動産投資に関心があり信頼できる相談先を探している方に向けて、主な相談先6選と選び方を紹介します。さまざまな専門家からのアドバイスを受けながら、自分に最適な投資戦略を立てるための参考として、ぜひ最後までお読みください。

なお、ノムコム・プロを運営する野村不動産ソリューションズでは、投資用物件のご紹介をはじめ、資金調達や税務のご相談など不動産の購入または売却に幅広く対応しております。

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目次

不動産投資の主な相談先6選とそれぞれの特徴

不動産投資を成功に導くためには、専門家のアドバイスが不可欠です。ここでは、賢い投資判断を行うための信頼できる6つの相談先と、それぞれの特徴を解説します。

No. 相談先 特徴
1 ファイナンシャルプランナー 総合的な財務計画
2 不動産会社 物件や収益性、出口戦略、保有プランなどの提案
3 法律顧問 法的側面の確認
4 税理士 税務の専門アドバイス
5 銀行 資金調達
6 投資経験者 実体験に基づく助言

相談先1.ファイナンシャルプランナー:総合的な財務計画

ファイナンシャルプランナーは、個々の財務状況に基づいた総合的な資金計画を提供します。ご自身の年収、預貯金、投資状況や細かなライフプランを加味した上で「お金の使い先」についてのアドバイスを得ることができます。不動産投資においては、ご自身のポートフォリオにおける「どの程度不動産という分野に割くべきか」という考え方を明確にすることができます。

相談先2.不動産会社:物件や収益性、出口戦略、保有プランなどの提案

不動産会社は市場状況に精通しており、投資用物件を効果的に提案することができます。
収益性、出口戦略、保有プランに至るまで、より専門的な内容を投資家の状況を鑑みながら提案が可能です。よって「どの不動産会社を通して買うか」で、不動産投資が成功するのか否かが決まると言っても過言ではありません。

相談先3.法律顧問:法的側面の確認

法律顧問は、不動産取引における法的リスクを明確にし、適切な対策を提供します。法律顧問は、不動産取引における法的リスクを明確にし、適切な対策を提供します。

具体的には、

● 契約書のレビュー
● 権利関係のチェック
● 紛争発生時の対応策

など、法的なトラブルを未然に防ぐためのアドバイスが中心です。

このようなサポートは、投資家が安心して不動産投資を進めるための基盤を固めることに貢献します。

相談先4.税理士:税務の専門アドバイス

税理士による専門的な税務アドバイスは、不動産投資の全体的なコストを最適化するために重要です。特に不動産投資においては、適切な税務処理が収益性に直結するため、複雑な税制の中で最も効果的な税務戦略を立てなければなりません。税務に精通していないと理解が難しい減価償却における考え方や、税率の異なる海外不動産への投資などにはアドバイスが必須です。

相談先5.銀行:資金調達

銀行からの融資は、不動産投資における主要な資金源です。低金利の時期には特に、有利な融資条件のもとでの資金調達が可能となり、不動産投資の初期コストを抑えつつ、プロジェクトを進めることができます。銀行と良好な関係を築くことは、資金流通の面で大きなアドバンテージをもたらすとともに、自身のポートフォリオにおける不動産の割合を増やすためにも必要不可欠な要素です。

相談先6.投資経験者:実体験に基づく助言

経験豊富な投資家からの助言は、不動産投資の成功に欠かすことのできないリアルな知見を得られます。彼ら自身の成功例や失敗例を見聞きすることで、机上の勉強だけでは得られないさまざまなケーススタディを学べます。これにより、特に初心者投資家は不動産投資そのものの理解や、市場の変動に対する洞察を深めることができます。

ここで再度、不動産投資の主な相談先6選とそれぞれの特徴を紹介しますのでご覧ください。

No. 相談先 特徴
1 ファイナンシャルプランナー 総合的な財務計画
2 不動産会社 物件や収益性、出口戦略、保有プランなどの提案
3 法律顧問 法的側面の確認
4 税理士 税務の専門アドバイス
5 銀行 資金調達
6 投資経験者 実体験に基づく助言


各専門家の特性を理解し、自身のニーズに最適なサポートを受けることで、より効果的な不動産投資が可能となります。

信頼できる不動産投資相談先の選び方4選

不動産投資における判断は複雑であり、正確な情報と専門的なアドバイスが不可欠です。本章では、信頼できる相談先を選ぶための4つの重要な指標を紹介します。

1. 実績と評判の確認
2. 提供サービスの範囲と専門性
3. コストと利用条件の透明性
4. アクセスの容易さと相談のしやすさ

選び方1.実績と評判の確認

不動産投資の相談先を選ぶ際に最も重視すべきは、その不動産業者や専門家の実績です。過去の成功事例や顧客からの評価が高い相談先は信頼性が高く、そのような相談先を選ぶことは賢い選択と言えるでしょう。

具体的には、オンラインのレビューサイトでの評価を確認したり、業界内での評判をリサーチしたりすることが効果的です。良好な評判は、その相談先が提供するサービスの品質を間接的に示しています。

選び方2.提供サービスの範囲と専門性

相談先を選定する際には、提供されるサービスの範囲とその専門性も重要な判断基準になります。特定の市場や投資スタイルを検討するにあたり、そこに特化しているかどうかを確認し、自身の投資目標に最も適したアドバイザーを選ぶことが重要です。

  • 【具体例】
  • ● 商業ビルを検討している
    →商業用の不動産に特化している不動産会社を選ぶ
  • ● 海外の不動産を検討している
    →海外不動産に精通している税理士事務所、法律事務所を選ぶ

専門性が投資成果に直結する以上「そこに特化しているかどうか」が非常に重要なポイントとなります。

なお、ノムコム・プロを運営する野村不動産ソリューションズは、中堅中小企業や企業オーナー、個人投資家のお客様、上場企業のお客様などに専門特化した対応を行っています。詳しくは下記のページをご覧ください。

▼野村不動産ソリューションズ パートナー営業本部の詳細ページ
https://www.nomu.com/consult_service/strength/

▼野村不動産ソリューションズ 法人営業本部の詳細ページ
https://www.nomu.com/houjin/service/

選び方3.コストと利用条件の透明性

相談先選びで見落としがちなのが、コストと利用条件の透明性です。相談費用・手数料・必要となる場合の追加費用については、前もって明確にしてもらうことが重要です。隠れたコストが後になって発覚すると、投資計画に大きな影響を及ぼすおそれがあります。明瞭な料金体系を持つ相談先を選ぶことで、後のトラブルを避けることができます。

選び方4.アクセスの容易さと相談のしやすさ

物理的なアクセスの便利さも大切ですが、デジタル時代の今、オンラインでのアクセス性も同様に重要です。頻繁に訪問や連絡を取る必要があるため、オンラインで簡単に予約が取れるシステムや、迅速な対応をしてくれる相談先は特に優れています。このような便利さは、時間の節約にもつながり、ストレスフリーな投資活動を支援します。

不動産投資の相談時に押さえておくべき4つのポイント

ここからは、効果的な相談を行うために押さえておくべき4つのポイントを解説します。ここからは、効果的な相談を行うために押さえておくべき4つのポイントを解説します。

1. 自身の投資目標を明確にする
2. 適切な相談先を選択する
3. 必要な資料と質問を準備する
4. 提案された計画を検証する

不動産投資を成功させるためにも、ただ相談先にアドバイスをもらうだけではなく、自身も最大限の準備・検証を行いましょう。

ポイント1.自身の投資目標を明確にする

投資の成功は、明確な目標設定から始まります。投資目標を具体的に定義することで、リターンの期待値や許容リスクレベルを明確にし、それに合わせた戦略を立てることが可能になります。例えば、老後資金を増やすことを目指す場合、必要な金額と達成期限を設定し、適切な投資プランを策定します。このプロセスによって投資判断の精度が向上し、相談先と無理のない計画を立てることができます。

ポイント2.適切な相談先を選択する

不動産投資における相談先選びは、投資成果に直結する重要な要素です。前述したとおり、相談先の選定にあたっては、その専門性や過去の実績を慎重に評価する必要があります。適切なアドバイザーは、市場動向の解析や法的なアドバイスを提供し、投資リスクを適切に管理するための戦略を提案してくれます。

なお、どの相談先を選ぶか迷っている方は「不動産投資の主な相談先6選とそれぞれの特徴」をあらためてご覧ください。

ポイント3.必要な資料と質問を準備する

効率的な相談のためには、事前の準備が不可欠です。効率的な相談のためには、事前の準備が不可欠です。

● 過去の投資記録
● 現在の財務状態
● 目指す投資目標に関する詳細

などを整理し、具体的な質問を用意しておくことが推奨されます。これにより、相談時間を最大限に活用し、具体的なアドバイスを受けることが可能になります。

ポイント4.提案された計画を検証する

相談を通じて得られた投資計画は、自分の投資目標とリスク許容度を基に慎重に検証する必要があります。計画の詳細を理解し、疑問点があれば専門家に確認を取ることが重要です。また、複数の専門家の意見を参考にすることで、よりバランスの取れた投資判断が可能となります。

不動産投資でよくある相談内容と解決策6選

不動産投資には多くの疑問が伴いますが、ここでは特によくある相談内容とその解決策を6つ紹介します。

1. 投資リターンの期待値は?
2. リスク管理はどう行うか?
3. 地域市場の動向は?
4. 資金計画のアドバイスは?
5. 物件選定のポイントは?
6. 税務上の注意点は?

これらの解決策を理解することで、より効果的な不動産投資を行うことが可能になります。

相談1.投資リターンの期待値は?

不動産投資におけるリターンの期待値を適切に設定することは、投資の成功に不可欠です。市場の「平均リターン」を基準に自身のプロジェクトを評価し、現実的な目標を設定しましょう。この時、当然のことながら「平均リターン以上のリターン」を望む場合、それ相応にリスクも平均以上だということを念頭に置かねばなりません。特に不動産投資初心者は、失敗を恐れるあまり投資先である物件選びに時間をかける傾向にありますが、物件選びに時間をかけた結果、期待値が上がり、必要以上にリターンを得ようしてしまうことがあります。その結果、高いリスクの物件を選んでしまうことも少なくないので注意が必要です。

相談2.リスク管理はどう行うべき?

不動産投資に伴うリスクを管理するためには、市場の変動や法的リスク、およびその他の外部要因を考慮に入れた戦略を立てる必要があります。不動産投資に伴うリスクを管理するためには、市場の変動や法的リスク、およびその他の外部要因を考慮に入れた戦略を立てる必要があります。

リスク分散策として、

● 異なる地域や異なるタイプの不動産に投資すること
● 適切な保険を利用すること

などが効果的です。

不動産投資のリスクや回避術について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
不動産投資の7つのリスクと7つの回避術 |ノムコム・プロ

相談3.地域市場の動向は?

賢明な投資判断のためには、投資先として選ぶ地域の経済状況と不動産市場の動向を理解することが不可欠です。成長が見込まれる市場やリスクが高い市場を識別し、それに適した投資戦略を立てることが求められます。地域の人口動態や産業の発展状況を調査することから始めましょう。

相談4.資金計画のアドバイスは?

適切な資金計画を立てることは、不動産投資の成功を左右します。投資用不動産の購入にはしばしば大きな初期投資が必要であり、最適な融資の選定が重要です。低金利のローンを利用することや、投資計画に応じた返済スケジュールを策定することが推奨されます。

また、不動産会社の中には金融機関と提携をしている会社が存在します。その会社がどの金融機関と提携をし、どの程度の金利で実行可能か、必ず確認した方が良いでしょう。

相談5.物件選定のポイントは?

投資物件を選定する際には、立地、物件の状態、市場価値、そして将来の価値上昇の可能性を評価する必要があります。具体的には、高い利便性を持つ地域の物件や、改修により価値が増す可能性のある物件を選ぶことが望ましいと言えます。

しかし、一方で上記で述べたような物件でなくても収益性の高い物件は存在します。それは「同条件下で比較した際に相場よりも安い物件」です。よって、投資物件を選定する際には「検討している物件の相場はいくらか」という選球眼が必要です。言い換えると、仮に好立地の物件であったとしても、同条件下で比較した際に相場よりも「高い」物件であったとしたら、投資対象としては適しません。「物件の相場観を養う」ことが非常に重要と言えるでしょう。

相談6.税務上の注意点は?

不動産投資は、多くの税務上の考慮が必要です。投資に関連する税金の計算、適切な申告手続き、そして合法的な節税策を理解し、適用することが重要です。特に、不動産投資特有の税制優遇や、投資損益の報告における注意点を把握しておくべきです。

なお下記の記事では、不動産投資における節税の仕組みやサラリーマンが不動産投資した場合のシミュレーションを紹介していますので、関心のある方はご参照ください。

不動産投資でサラリーマンは節税可能?仕組み&税金シミュレーション |ノムコム・プロ

不動産投資の相談を成功に導く4つのヒント

最後に、不動産投資の相談を成功に導く4つのヒントを紹介します。最後に、不動産投資の相談を成功に導く4つのヒントを紹介します。

1. 相談先との良好なコミュニケーションを維持
2. 複数の意見を参考
3. 定期的な見直しと調整
4. 自己の学習と情報更新の継続

相談で得られたアドバイスを最大限に活用するためにも、この戦略的アプローチを実践してみてください。

ヒント1.相談先との良好なコミュニケーションを維持

信頼できる相談先との継続的なコミュニケーションは、投資プロセスをスムーズに進める上で不可欠です。定期的なミーティングを設定し、投資の進捗や問題点を共有することで、必要に応じて計画を調整できます。良好な関係を築くことで、相談先からより具体的で個別のアドバイスを得られるようになります。言い換えると、そういった直接的なコミュニケーションの取れる、取りやすい環境である相手をパートナーに選ぶべきだとも言えます。

ヒント2.複数の意見を参考

一つの情報源だけに頼るのではなく、複数の専門家から意見を求めることで、よりバランスの取れた視点を持つことができます。あらゆる専門家が異なる意見を持っており、それらを比較検討することで、最適な投資判断が行えるようになります。

ヒント3.定期的な見直しと調整

市場の変動は避けられないため、定期的に投資計画を見直し、必要に応じて調整を加えることが重要です。年に一度のポートフォリオの評価や、市場動向に基づいた戦略の微調整が、リスクの管理と投資成果の最大化につながります。

ヒント4.自己の学習と情報更新の継続

不動産市場は常に変化しているため、最新の情報を継続的に学び、知識を更新し続けることが必要です。定期的にセミナーに参加したり、市場分析のレポートを読んだりすることで、新しい投資機会を見つける手助けとなります。これらのヒントを実行に移すことで、不動産投資の相談はより効果的なものになり、投資成果を最大化することが期待できます。

まとめ:不動産投資の相談先を賢く選ぼう

この記事では、不動産投資の信頼できる相談先の選び方と、投資成功への重要なポイントを解説しました。不動産投資は複雑でリスクも伴いますが、適切な相談先を選ぶことでこれらの課題を乗り越え、目標に向かって確実に進むことが可能です。今回の知識を活かし、自身に最適な相談先を見極めて、賢い不動産投資を実現しましょう。

なお、ノムコム・プロを運営する野村不動産ソリューションズでは、投資用物件のご紹介をはじめ、資金調達や税務のご相談など不動産の購入または売却に幅広く対応しております。

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髙森 塁株式会社リルスタンダード 代表取締役社長、宅地建物取引士

不動産業の他、クリニック、建設、病院食事業を営む会社を経営。また、不動産会社をはじめWEB制作事業やSES事業など多くの会社の顧問、役員を勤める。自身が運営するコミュニティでは医師、歯科医師、弁護士をメインに50名が在籍し「不動産による被害を撲滅するためのセミナー」を2019年より年に2〜4回ほど開催している。顧客には区分マンションを22件保有しているオーナーや、1棟収益物件を30棟保有するオーナーがいるなど、緻密な出口戦略を武器に数多くの「メガ大家」を排出している。

 

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