リフォーム編手入れが大変になった庭に茶の間を増築

東京都　H邸

　リビング・ダイニングとつながっているので、隣の部屋にいてもお互いの声も聞こえて、存在を感じることができる”距離感”が心地良い茶の間です。

　南からの光で部屋はとても明るく、冬も暖かく、毎日茶の間でのくつろぎの時間を楽しんでいるそう。

　リフォームで茶の間を増築する前は、ちょうど二階にあたる部分に張り出したベランダがあました。当初ベランダの下に増築は出来ないのではないか、という心配をされていましたが、柱を追加して補強後に増築。「耐震診断の結果、この家の中で一番頑丈な部屋だそうで、地震の際はこの部屋に逃げ込もうと思っている(笑)」とH様。リフォームでは、ただ単に見た目をきれいにするだけでなく、建物の老朽具合や耐震度合いを同時に改善できますので、今のお住まいに不安を持たれている方は診断だけでもされることをおすすめします。

　H様の庭は、ちょうどリビング・ダイニングから見渡せる配置でした。
普段毎日目にする庭だからこそ、手入れが欠かせず･･･しかし植木の刈り込みや草むしりは年齢と共に億劫になり、身体的にもとても負担になっていたそうです。

　そこで、庭だった部分に増築して茶の間として家族がくつろげるようにしたいとご相談を受け、リフォーム計画がスタートしました。

　茶の間のデザインは、モダンな雰囲気にしたいという奥様からのご要望で、今のお住まいにも合う素材とデザインをご提案しました。また、H様の負担にならない程度の広さの庭を少しだけ残して、茶の間やリビングダイニングから季節の植物を眺めることができるようにしました。