【千葉ベイエリア】海を望むアーバンリゾートで、未来を楽しむ街

「千葉ベイエリア」は東京湾の埋め立て事業によって誕生した、浦安市から千葉市にかけて東西に広がるエリアです。比較的新しい街ゆえ、先進的なスポットが数多く立地しており、首都圏東部では有数の人気タウンとなっています。
特に魅力的なショッピングスポットが多く、国内最大級の規模を誇る「ららぽーとTOKYO-BAY」やアウトレットモールの「三井アウトレットパーク幕張」など人気スポットが点在しています。エリア内は明るくさわやかな街並みが形成されており、海に面した環境のため、自然を感じられるスポットの多さも魅力のひとつです。

千葉ベイエリアでは、再開発によりこれまで以上に魅力的な街へと変わりつつあります。船橋市では、2024(令和6)年4月17日に「LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」が竣工しました。収容客数1万人規模の大型多目的アリーナで、昇降可能なセンタービジョンやアリーナ内を囲むリボンビジョンを常設し、スポーツイベントやコンサートなどでさまざまな演出が可能になっています。船の航跡とジェット気流をイメージした有孔アルミパネルで躍動感を演出した外観デザインは近未来的です。
千葉市では「千葉」駅南側に隣接していた「JR千葉支社跡地」の再開発事業が進んでいます。同施設には老朽化が進んでいた「千葉市民会館」をはじめ、商業施設やオフィス、ホテルなどが入る複合施設として生まれ変わる予定です。
市川市では「本八幡駅北口駅前地区第一種市街地再開発事業」が進行中です。本八幡駅北口駅前地区は、商業の中心地でありながら葛飾八幡宮など歴史資源が豊富なエリアですが、地区内の建物の老朽化、歩道空間が狭く歩行者空間やオープンスペースが不足しているといった課題がありました。本事業では、地下2階地上21階の北棟、地下2階地上44階の南棟の2つのタワーマンションが建設予定です。総戸数約870戸の住宅のほか、商業施設、約340台収容可能な駐車場、約1215台収容可能な駐輪場が建設されます。こちらは2030(令和12)年度の竣工が予定されています。

浦安の名を全国区にした「東京ディズニーリゾート®」をはじめとして、千葉ベイエリアには休日がますます楽しくなるレジャースポットが充実しています。このエリアを代表するスポットである「東京ディズニーリゾート®」はコロナ禍で一時入場者数が減りましたが、2023(令和5)年度は27,507,000人とコロナ前の賑わいを取り戻しています。このエリアに住むと「東京ディズニーリゾート®」により気軽にアクセスできるのがうれしいところです。
またスポーツを楽しむ環境も整っているのが、千葉ベイエリアの大きな特徴になっています。プロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地である幕張新都心の「ZOZOマリンスタジアム」や、蘇我の「フクダ電子アリーナ」ではサッカーと、さまざまなプロスポーツの観戦が可能です。「ZOZOマリンスタジアム」は竣工から30年以上が経過し、老朽化が進んでいることから、改修か新たにスタジアムを建設するかが検討されています。
マリンレジャーや水と親しむスポットも充実しており、「稲毛海浜公園」内には公営のマリーナ「稲毛ヨットハーバー」があります。また「幕張の浜」など人工海岸も整備されています。検見川浜・いなげの浜周辺はウィンドサーフィンのメッカとしても知られています。「いなげの浜」は2022(令和4)年4月にリニューアルを実施し、誰もが気軽に海上散歩ができる「海へ延びるウッドデッキ」がオープンしました。キッチンカーで購入したドリンクや軽食を持って海上カフェを楽しめます。
そのほか「新習志野」駅前には「千葉県国際総合水泳場」が、「稲毛海岸」駅近くにはアイススケート場と温浴施設を備える「アクアリンクちば」があります。

行徳や浦安には江戸の昔から漁港としての歴史があり、特に行徳産の塩は江戸の食生活には欠かせない重要なものでした。東京湾の豊かな自然の恩恵を受けているのは、今も昔も同じです。現在も豊かな自然が潤いを与えてくれます。
このエリアは現在でも漁業が行われており、特に「三番瀬」周辺では最高級品の江戸前海苔が現在でも生産されています。また「浦安」駅近くには「浦安魚市場」があり、漁港としての浦安の面影を感じさせます。浦安市から習志野市にかけての海岸沿いに広がる干潟「三番瀬」は潮干狩スポットとしても有名で、春には多くの人を集めています。
さらには野鳥観察のスポットも充実しており、市川市にある「市川野鳥の楽園」やラムサール条約登録地でもある「谷津干潟」などは、豊かな自然を今なお残しています。 幕張から稲毛にかけての海岸沿いには人工砂浜が整備されており、海を楽しめるスポットとして人気です。

広大な埋立地が広がる千葉ベイエリアには、広い土地を生かした新たなショッピングスポットが多数立地しています。特に外国勢の第一号店が多い点は、このエリアの先進性を象徴しているのではないでしょうか。
そのなかでも特に注目度が高いのが「ららぽーとTOKYO-BAY」です。店舗面積115,000平方メートル、テナント数は約350店舗に及ぶ国内最大級の規模で、現在でも、多くの人々を集める魅力高いショッピングモールです。また近くにはスウェーデンのインテリアショップ・「IKEA Tokyo-Bay」もあります。
「海浜幕張」駅周辺にも魅力的なショッピングスポットが集まっています。駅前には高い人気を誇るアウトレットモールの「三井アウトレットパーク幕張」、「イオン海浜幕張店」があり、駅から少し離れた幹線道路沿いには350店舗以上が入る「イオンモール幕張新都心」や米コストコの首都圏一号店である「コストコホールセール 幕張倉庫店」といったショッピングセンターが立地しています。
そのほか「稲毛海岸」駅前の「マリンピア」や「蘇我」駅近くの「ハーバーシティ蘇我」などの大型ショッピング施設もあり、千葉ベイエリアの全域でショッピングスポットが充実しています。

海に近い立地環境と、1990(平成2)年のJR京葉線全線開通により「東京」駅へ直通するアクセスの良さで注目を集め続けた千葉ベイエリアにおいて、千葉市美浜区エリアは特に大きく成長したエリアです。美浜区には「海浜幕張」・「検見川浜」・「稲毛海岸」の3駅があり、ともに住宅地として良好な環境が整備されています。
「幕張メッセ」を中心に整備された幕張新都心は、さいたま新都心・みなとみらいとともに首都圏の新都心に指定されています。そのため「海浜幕張」駅周辺は新たなビジネス拠点として、またショッピングスポットとして地位が高まっています。
その周辺には大型マンションや瀟洒な一戸建て住宅が立ち並んでいますが、特に「幕張ベイタウン」はヨーロッパの街並みのような景観の美しさで高い注目を集めました。また、「幕張ベイタウン」の東側にもさまざまなライフスタイルに対応した新しい街「幕張ベイパーク」が誕生し、2029(令和11)年の完成に向け、施設や設備の充実が図られています。
さらに、2023(令和5)年3月18日にはJR京葉線の新駅「幕張豊砂(まくはりとよすな)」駅が開業し、利便性がさらに向上しました。
- 掲載日
- 2025/03/31
本記事は、(株)ココロマチ が情報収集し、作成したものです。記事の内容・情報に関しては、調査時点のもので変更の可能性があります。