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60代からの住まいと住みかえの知識リフォーム編

リフォームのポイント

ユニバーサルデザインの5大原則

平面計画の5つのポイント

年齢とともに増える自宅内での事故を防ぐ

床の段差解消

 段差があると、ちょっとしたことでつまづいたり、車椅子を使うことになった時に障害になってしまいます。

手すりの設置

 今は必要がない手すりも将来のことを考えて、取り付け予定位置に下地を入れることをおすすめしています。

建物の断熱性能をあげる

 寒い季節は、温度の刺激による血圧の急激な変動と心拍数の増加によりヒートショックが起こりやすく立くらみや転倒による溺死事故が多くなります。ヒートショック防止策として断熱リフォームをおすすめします。

子供の独立後、使っていない部屋を使える部屋にする

「ご家族やご来客が多かった頃の細かい間仕切りはもう必要ない」普段は広々とゆったり暮らし、必要なときだけ間仕切りが出来るように建具などを上手に使って、柔軟な間取りを計画されるようおすすめします。

夫婦に適切な距離で、趣味を楽しみながら暮らせる空間

 夫婦ふたりだけの暮らしを楽しんでいくためには、お互いを尊重できる住まいにすることが大切。使わなくなった部屋を活用して、それぞれの趣味を謳歌できる空間づくりが充実したセカンドライフを支えます。

寒い家をリフォームであたたかく

 「冬になると寒くてたまらない!」そんな悩みを抱えていませんか?「戸建て住宅はマンションに比べて寒いもの」とあきらめていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?簡単にできる窓の断熱リフォームや、ひと部屋単位でできる天井・壁・床の断熱などであたたかい住まいにすることができます。

寒さ対策「窓」

 冷気の侵入は窓からが一番多く約48%と言われていて“1枚の普通ガラス”だけでは、いくら暖房しても部屋は暖かくなりません。窓リフォームで対策すれば、冬は暖かく、夏は涼しい家になります。

寒さ対策「床」

 古い一戸建ての場合、「2階は暖かいのに1階がすごく寒い」という声をよく聞きます。 床下に断熱材が入っていないと、床材の1枚下は冷たい地面ということもあり、足元から冷気が忍び寄ってきて いくら部屋を暖房しても底冷えします。

建物の強度を上げる

 一戸建てのお住まいのお客様の場合、築年数によっては、今の耐震の基準を満たさない建物があります。これからも長く安心して暮らすためには、耐震性をアップさせる計画も必要です。

「1981年以前」に建てられた家は大地震に弱い可能性があります。

 地震に対して安全な建物を設計するための新耐震設計基準は、1981年(昭和56年)に改正され、大幅に条件が強化されました。

耐震補強方法のいろいろ

  • 大きな開口を縮小して壁を追加。
  • 既存壁を強くする【Photo1】
  • 床や屋根面を固める。屋根を軽くする。
  • 柱・梁・筋かいなどしっかり緊結する【Photo2】
  • 無筋基礎に鉄筋コンクリート基礎で一体化する。
  • 腐朽材料は交換。足元の風通しを良くする。

シロアリ予防

 せっかく耐震補強を行っても建物の足元をシロアリにやられてしまっては地震に耐えることはできません。このシロアリを建物に侵入させないためにも、現状の診断と定期的なシロアリ予防処理重要です。

参考価格 (情報提供:野村不動産パートナーズ
シロアリ予防処理(5年保証)1,575円(税込)/m2
例)1階の床面積17坪(56.1m2)の場合
88,350円(税込)
【注意】40m2以下は、一律63,000円(税込)/式となります。

リフォーム費用の目安(工事費込)

(情報提供:野村不動産パートナーズ

※費用例は、野村不動産リフォームで施工した場合の一例となります。ご希望の設備・現地の状況により、リフォーム費用は異なります。

※実際には、現地調査をして、お打合せをさせていただいたうえでお見積もりを提出する流れとなります。詳細は、野村不動産リフォームへお問い合わせください。

介護保険からの助成が受けられる

 介護を必要とする方のための「バリアフリーリフォーム」に該当すれば、助成が受けられます。介護保険制度において「要支援」または「要介護」と認定され、住宅改修が必要とされる人には、20万円までの介護改修に対し1割の自己負担でリフォームすることができるケースがあります。

介護保険制度について

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